ビジネス教育の未来と雇用者の受容(フォーチュン500企業の、経営幹部レベルの上級管理者インタビュー) 

2014年03月24日
ハルト・インターナショナル・ビジネススクール(Hult International Business School)は、報告書、「ビジネス教育の未来と雇用者の受容(The  Future  of  Business  Education  &  the  Needs  of  Employers)」をリリース。

同校のシンクタンクであるハルト・ラボは、世界中のフォーチュン500企業の、経営幹部レベルの上級管理者90名を対象にインタビューを行い、伝統的なMBAプログラムに関する彼らの見方、そして、MBAプログラムの学生が、雇用者にとって意味のあるインパクトをもたらし得るような必須の実用的なスキルを、身につけて卒業しているか、という点について質問しました。

インタビューされた上級管理職の圧倒的多数が、MBAプログラムをより現代的にしようとの努力は行われているが、ビジネススクールは依然、学生が就職先へ参加するための準備をうまくできていない。これは才能を評価し、成功を予知する上で最も役に立つスキルや行動をビジネススクール側が適切に測っていないからだ、と答えています。

インタビューを受けた上級管理者は、評価の中で以下の点を短所としてあげています:

・ビジネススクールでの学習体験は、構造化されすぎている。そのため、未来の課題へ体当たりで取り組める学生を育てにくくなっている。

・ビジネススクールは、依然理論を重視しすぎている。むしろ現実世界と同様な体験を提供すべきである。

・ビジネススクールは、自己認識、尊厳、異なる文化に跨がったた有能さ、チーム・スキル、クリティカル・シンキング、コミュニケーション、曖昧さや不確かさに対する抵抗の無さ、想像力、実現力、販売力、など10の重要なスキルや能力を重視していない。 

・ビジネススクールでは学生が上記スキルにおいて進展しているか、またはどのような能力を持っているか、という点を十分正確かつ厳密に測定していない。


その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[共同通信PRワイヤー]
 マイページ TOP