「化粧なおし」に関する意識・実態調査(20~30代の働く女性対象) 

2014年03月26日
資生堂は、20~30代の働く女性500名を対象とした「化粧なおし」に関する意識・実態調査を実施。
その結果、メーキャップが欠かせない現代の働く女性にとって、3人に1人が「化粧くずれ」は、仕事上でも「心理的にマイナス影響がある」と回答するとともに、美しいメーキャップの仕上がりを維持するために必要な「化粧なおし」という行為を、約9割近い女性が「面倒」と捉えていることがわかりました。

【調査結果】

■ 9割が気になる「化粧くずれ」で、見た目の自己評価は半分以下に!

「ベースメーキャップの化粧くずれ」が気になることがあるかを聞いたところ、89%と約9割もの女性が「気になる」と回答。働く女性にとって、「化粧くずれ」は悩みの種になっているようです。また、1日の中でベースメーキャップの「化粧くずれ」が最も気になる時間帯は、「15時台」という回答が20%と最多を占めました。特に、13時台から15時台だけで、45%と約半数が「最も気になる時間帯である」と回答しており、お昼すぎから午後なかばの時間帯に「化粧くずれ」を強く実感していることがわかりました。

あわせて、出勤前のベースメーキャップ直後の「見た目の自己評価」を100%として、ベースメーキャップのくずれを実感した後の「見た目の自己評価」を比較した場合、どの程度変化するかを質問したところ、平均54%も自己評価が下がるという回答結果が出ました。0%と最低値を回答した方も複数おり、ベースメーキャップのくずれが自己評価に影響しているようです。

■ 女の敵!「化粧くずれ」は仕事にもマイナス影響!?

次に、「化粧くずれ」を実感している際、どのような気分になるかを調査したところ、8割以上の女性が「(汗や皮脂でベタつくなど)体感的に不快になる(84%)」と答え、次いで「(気分が晴れないなど)気分的に不快になる(77%)」と体感的にも気分的にも不快感の増加を挙げました。また、約7割が、「周囲の目が気になる(75%)」、「他の人に顔を見られたくなくなる(69%)」、「自分に自信がなくなる(68%)」といった回答を挙げており、自分自身が不快なだけでなく、周囲からの見られ方までが気になるなど、気分が落ち込む傾向があるようです。

また、約3人中1人は、「仕事に対するやる気がなくなる(36%)」、「仕事への集中力がなくなる(34%)」と回答するなど、働く女性にとっての「化粧くずれ」は、仕事でも心理的にマイナス影響を与えていることがわかりました。ほかにも、「化粧くずれ」に気づいたときのフリーアンサーとして、「昼食後の歯みがきのときに、鏡に映った自分を見てガッカリした。」(30歳・静岡県)というように、ふとした瞬間に気づき、落ち込んだという声や、「いつもは午後の時間帯に会う人に、午前中に遭遇し、普段と同じ化粧だったのに、『今日は化粧ばっちりだね!』と言われた。」(32歳・滋賀県)、「化粧なおしできないままでいたら、人に『顔色が悪いよ、大丈夫?』と言われた。」(30歳・愛知県)など、周囲からの指摘を挙げた女性も多くいました。

■ 9割が“化粧なおし”は面倒!「キレイ」と「面倒」でゆれるジレンマ…

続いて、「化粧くずれ」の対応策である「化粧なおし」について調査を実施しました。「化粧なおし」をおこなっている人のうち、86%と約9割の人が「ベースメーキャップの『化粧なおし』は面倒」と考えていることが分かりました。これらの人の「化粧なおし」の問題点として、「厚塗りになってしまう(49%)」、「上手くなおせず汚くなってしまう(48%)」という回答が約半数に上っています。そのほかでは、「ムラになってしまう(41%)」、「なおしてもすぐにくずれてしまう(35%)」など、ベースメーキャップしたてのように化粧をなおすのが難しいことについての回答が得られました。また、せっかくベースメーキャップの「化粧なおし」をしても、平均4時間後には再び「化粧くずれ」を実感してしまうという声もありました。

一方、「化粧なおし」を「しないことが多い」、あるいは、「しない」と回答した女性も56%と半数を超える結果となりました。その理由としては、「面倒だから(51%)」のほか、「時間がないから(47%)」という意見が上位にあがっています。

ちなみに、別の調査※では、ベースメークの化粧なおしにかける時間は平均7.04分であることがわかりました。お昼休みや夕方など慌ただしい一日を過ごす働く女性にとって、美しい仕上がりを維持したいと思う一方で、「化粧なおし」に煩わしさを感じてしまっているという声もありました。また、忙しい合間にせっかく「化粧なおし」をしたのに、余計にくずれやすくなってしまうという“くずれのスパイラル”に陥ることも多い様子がうかがえました。

※2013年 資生堂調べ ・調査対象:20~49歳の女性 500名(リキッドファンデーション使用者)
・調査期間:2013年8月10日(土)~8月13日(火) ・ 調査方法:インターネット調査


【調査概要】
・調査対象:20~39歳の女性 500名 ※普段化粧・化粧なおしをしている有職者の方(年齢ごとに均等割り付け)
・調査期間:2013年9月4日(水)~2013年9月8日(日)
・調査方法:インターネット調査

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