母の日ギフトに関する意識・実態調査 

2014年04月11日
パナソニックは、20代~60代の男女1,000名を対象とした、「母の日ギフトに関する意識・実態調査」をおこないました。調査の結果、今年も多くの人が母の日ギフトを贈る予定であるほか、その予算や、母親がもらいたいと考えているギフトの内容とのギャップがあることが明らかになりました。

【調査結果】

■ 母の日ギフト、男女ともに約9割が「贈る予定」 予算増額予定も2割近くに

はじめに、20~40代の男女を対象に、「今年、母の日ギフトを贈る予定はありますか?」と聞いたところ、87%と9割近くが、「母の日ギフトを贈る予定」と回答しました。母の日ギフトに込めたい気持ちとしては、98%と大多数が「感謝」と回答。加えて、「喜んでほしい」(97%)、「健康・元気でいてほしい」(96%)のほか、「休息(休んでほしい)」(78%)、「癒し(癒されてほしい)」(71%)、などの回答も多くあがっています。そこで、最多回答だった「感謝」について深堀し、「母の日ギフトに込める感謝の気持ちを金額に換算するとどのくらいだと思いますか?」と聞くと、その平均は6,795円という結果に。最高金額としては100万円という答えも見られました。

ちなみに、昨年と比べて、今年の母の日ギフトの予算の増額を予定している人も17%と2割近くにのぼっています。その理由としては、「収入が上がったから」(21%)、「臨時収入・ボーナスが入ったから」(14%)といった、景気の影響を感じさせるものや、「今年は(お母様にとって)記念すべき・節目の年だから(還暦・退職など)」(18%)、「(自身が)社会人になったから」(13%)などがあげられています。収入増加や社会人になるなど、自分自身の変化が増額のきっかけになる傾向にあるようです。また、母の日ギフトの予算を上げる方法として、半数の52%がきょうだい、父親、夫などと“共同出資”をすると回答しました。このうち、32%と3人に1人が「きょうだい」と共同出資すると答えています。

■ 今年贈る予定のギフト、1位 「花」…ギフト選びに迷っている人も多数?

次に、母の日ギフトの具体的な内容についても調査をおこないました。「今年贈りたい」と思っているギフトは、1位が「花」(37%)、次いで「食品・飲料」(23%)、「服・アクセサリー類」(15%)、「雑貨(ハンカチ・小物など)」(12%)が上位にあがっています。こうした母の日ギフトを選ぶ理由としては、「明るい気分でいてほしいので、花のアレンジメントを贈る。(49歳・女性)」、「贈るものは毎年変えているが、実用品が喜ばれるため、食品など使えるものを贈る。(25歳・男性)」、「仕事や家事で大変なので疲れを癒せるものが贈りたい。(23歳・女性)」などのコメントが集まりました。その一方で、「毎年の日が終わった後に、『あれを贈ればよかった』と思ってしまう。今年は早めに検討したい。(28歳・女性)」といった、何を贈るか迷っている人も目立ちました。

■ キーワードは“気持ち”と“実用性”―過去のギフトに見る、母親が喜ぶツボとは?

さらに今回は、実際にギフトをもらう側である母親に対しても調査をおこないました。まず、今年の母の日ギフトをもらう相手として期待しているのは、「娘・息子」が82%とほかを大きく引き離して1位。それ以外では、約5人に1人は「義理の娘・息子」(13%)、「夫」(12%)からの母の日ギフトを期待していると回答しました。これまでにもらった母の日ギフトの中でも特に嬉しかったものとしては、「食品は、贈ってくれた子供たちと一緒に楽しめるので嬉しい。(53歳)」、「草むしりで腰が痛かったので手もみ感覚のマッサージ器は嬉しかった。(65歳)」などの声が集まり、全体的には気持ちが込められていて、かつ実用性があるものが喜ばれている傾向にあるようです。また、「何でも嬉しいが、できることなら大人になっても『肩たたき券』をもらって、話をしながら触れ合いの時間が持ちたい。(66歳)」と、昔を懐かしむ声のほか、「子供が大きくなると徐々にギフトの値段が高くなるのが実は嬉しい。(60歳)」といった、子供の成長によって母の日ギフトの期待値が上がることを示唆しているコメントもあがっています。

■ 大人版“肩たたき券”!? ほしいものランキング1位は「健康・美容家電」

そこで、今年ほしいと思っている母の日ギフトについて質問をしたところ、ほしいもの1位は「健康・美容家電(マッサージ関連小物・美顔器など)」(78%)という結果になりました。子供が贈る予定の母の日ギフトで1位だった「花」は、次点で73%が選択、3位には「食品・飲料」(67%)、4位「雑貨(ハンカチ・小物など)」(57%)、5位には「体験プレゼント(旅行・エステ・レストランでの食事など)」(56%)がランクインしました。一方で、子供が「贈りたいと思う」母の日ギフトで3位だった「服・アクセサリー・化粧品類」は、支持率は48%で6位と順位を落としています。これまでにもらって困ってしまった母の日ギフトの結果にもみられた通り、趣味と異なるために実際に使えない可能性があるものは、支持されにくい傾向にあると言えます。

1位から5位まで、全体を通して、実用性が高いものが選ばれた「今年ほしい母の日ギフト」ランキング。「健康・美容家電(マッサージ関連小物・美顔器など)」などが上位に入った理由としては、家事や育児、仕事でたまっている疲労を解消したい、いつまでもきれいな自分でいたいなど、自分の役に立つもの、実用性を重視した母親の考えがあると考えられます。

また、「できることなら大人になっても『肩たたき券』をもらって、話をしながら触れ合いの時間が持ちたい。(66歳)」というコメントにも見られるように、何歳になっても子供と過ごす時間を持ちたい、子供が母親のことを思って選んでくれるからこそ母の日ギフトは嬉しい、という考えは、多くの母親に共通すると考えられます。今回、「健康・美容家電(マッサージ関連小物・美顔器など)」が支持を集めたのは、子供が込めた気持ちと実用性のバランスがとれているものの、大人になってからは贈られることがほとんどないであろう『肩たたき券』や『お手伝い券』が姿を替えた結果と言えるのかもしれません。


【調査概要】
・調査対象:20~69歳の男女 1,000名
 ※子供世代:20~49歳男女(過去に母の日ギフトを贈った経験がある方)
  母親世代:40~69歳女性(お子様をおもちの方)
 ※年齢・性別ごとに均等割付
・調査期間:2014年2月7日(金)~2014年2月13日(木)
・調査方法:インターネット調査

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