駅周辺における放置自転車等の実態調査 

2014年05月16日
内閣府は、駅周辺における放置自転車等の実態調査の集計結果を発表。

【集計結果の概要】

(1)駅周辺における自転車の放置状況

① 全国の状況
全国(各都道府県の市、東京都特別区及び三大都市圏の町村をいう。以下同じ。)の駅周辺における自転車の放置台数は約12 万 3 千台であり、2 年前に集計した平成23 年調査結果(約 17 万 7 千台)と比べると、約 5 万 4 千台の減少(30.3%)となっている。また放置箇所(1駅における放置台数が 100 台以上の駅)の数は 467 箇所であり、1 箇所当たりの放置台数とともに減少している。

② 地域別の状況
三大都市圏内の駅周辺における自転車の放置台数と放置箇所は減少傾向にある。三大都市圏が全国の放置台数と放置箇所数に占める割合は大きく、放置台数全体の74.5%、放置箇所数全体の77.8%を占めている。
また、政令指定都市及び東京都特別区が全体に占める割合は、放置台数全体の67.5%、放置箇所数全体の70.2%となっている。 放置台数が特に多い駅もこれらの地域に集中している。

(2)駅周辺における自転車等駐車場の設置状況

① 自転車等駐車場の設置状況
全国の駅周辺の自転車等駐車場は12,450箇所あり、その収容能力は約453万台(有効回答12,387箇所の合計)となっている。
そのうち、原動機付自転車専用スペース(自動二輪車と共用の場合を含む。)の収容能力は約29万4千台となっており、これを除いた収容能力(自転車専用スペース(自転車・原動機付自転車・自動二輪車の区別が困難なスペースを含む。)の収容能力、以下「自転車駐車可能台数」という。)は約423 万6 千台となっている。この自転車駐車可能台数の推移をみると、総務庁が集計した昭和56 年調査結果(約133万 1 千台)と比べると約3 倍に増加しており、前回集計した平成23年調査結果(約346万 1千台)と比べ、約 78万台分増加している。

② レンタサイクルの設置状況
全国の駅周辺のレンタサイクルは 725 箇所あり、その稼働能力は約 2 万 4 千台となっている。

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[内閣府]
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