社会人男性のキャリアパスに関する調査(25~34歳) 

2014年07月22日
クロス・マーケティングは、関東(一都三県)と関西(二府二県)に在住する25~34歳男性を対象に、「社会人男性のキャリアパスに関する調査」を実施。

【調査背景・目的】

氷河期と言われた就職活動を乗り切り、社会へ出た現代のビジネスマン。彼らはどのようなライフスタイルを望み、キャリアパスを描いているのでしょうか。今回は、若年層の中でも25~34歳フルタイム勤務の男性に焦点を絞り、現在の勤務形態やこれまでの転職経験、仕事に対する姿勢・取り組み方の達成度、将来的に仕事で達成したいことやその達成可能性など様々な角度から調査し、いくつかの意識グループに分けて相違点や比較分析を行い、その実態を明らかにしました。

【仕事・生活への意識タイプ(クラスター分析)】

今回の調査では、若年層のキャリアパスを把握するにあたって仕事や生活に対する意識について質問をし、質問項目から9つの因子を抽出。その因子に対する反応から4つのタイプ(クラスター)に定義付けしました。

・グローバルリア充層:仕事も私生活も楽しむことが第一で、グローバル志向も高い。やりがいもあるが意識が高い故に悩みも多い。
・保守的ガラパゴス層:転職意向は低く、現在の職場で勤め続けたいと考えている。成長はしたいが、安定的な生活を望む。
・堅実プラスアルファ憧れ層:広い分野に興味を持つ半面、仕事にやりがいや面白さは必要としない。与えられた仕事はきちんと行う。
・無関心ほどほど層: 全体的に関心が薄く、やりたくない仕事はしたくない。現状維持を求める。家庭を持つことにも消極的。

【調査結果】

・各クラスタ―のボリュームとしては、“堅実プラスアルファ憧れ層”が53%で全体の半数以上を占めており、他のクラスターと比べて一番割合が高い

・“堅実プラスアルファ憧れ層”は仕事やキャリアに対する意識が全体的に低く「仕事の不安や悩みはない」の項目に関しては他のクラスターの中でも特に多い

・全体の約半数はこれまでに転職を経験したことがない。現在の転職意向でも、転職を考えていない人が約6割を占めている。その中でも転職経験者は一度経験をしているためか、今後の転職に対しても抵抗感が低い傾向が窺える



【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティングアンケートモニター使用)
調査地域:関東(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)、関西(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)
調査対象: 25~34歳の男性、フルタイムで勤めている人(正規・非正規問わず)
調査期間: 2014年6月20日(金)~6月23日(月)
有効回答数: 1,000サンプル

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