脳に関するソーシャルリスニング調査 

2014年04月01日
NTTデータ経営研究所は、「応用脳科学リサーチプロジェクト2013」を発足。Twitter投稿情報の解析を通した「Voicepanielを利用した脳に関するソーシャルリスニング」の調査を行なった。

企業や研究機関だけでなく、一般社会における「脳」に対する興味・関心について理解を深めるため、一般に広く浸透しているTwitter専用の解析サービスVoicepanielを使用してソーシャルリスニングを行った。調査対象となる脳に関する投稿約25万件のうち、脳に関連の深い「技術」や「分野」など8カテゴリの分析軸に該当する約5.4万件のTweetを抽出し、それぞれのカテゴリ内において属性および内容について解析を行った。

【調査結果サマリー】

今回解析したTwitterの投稿では、アニメやゲームなどの身近なコンテンツや各種メディアを通し、脳に関する知識・関心を高めている傾向が捉えられた。「脳」に対する一般層の関心に広がりが見られる一方で、脳の部位や神経伝達物質などに対する簡略的・疑似科学的な理解に基づく投稿も多く見られた。一般層に「脳」の分野の正確な知識が浸透しているとは言い難く、脳科学に対する誤解や理解不足、そして過度の期待につながる可能性が考えられる。さらなる脳科学の発展及び産業応用の展開のためにも、一般層の科学リテラシー向上が望まれる結果となった。

(1) 分野:「心」に関するTweetについては、「心理」・「心理学」など、脳科学と関わりの深い学問分野に関する内容を投稿していた。

(2) 部位 :「右脳」「左脳」に関して、左脳=論理的・右脳=直感的など、脳部位と機能を対応させたやや単純化したイメージによる投稿が多い結果となった。

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[NTTデータ経営研究所]
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