定年時期に関する調査 

2014年11月19日
ランスタッドは、世界23の国と地域の約20万人に実施した調査の中から定年時期に関する結果を発表します。今回の調査で、日本は「働く必要があると考える年齢」が「リタイアしたいと思う年齢」を上回り、調査対象の中で唯一、より長く働くことに意欲が高いことが分かりました。

【日本の調査結果の特筆事項】

・「働く必要があると考える年齢」より、「リタイアしたいと思う年齢」が上回ったのは日本のみ
 グローバルでは平均して5歳ほど早くリタイアしたいという結果に

・日本では、男性や管理職が長く働くことに意欲が高い


【調査結果概要】

「働く必要があると考える年齢」より、「リタイアしたいと思う年齢」が上回ったのは日本のみ
グローバルでは平均して5歳ほど早くリタイアしたいという結果に


「働く必要があると考える年齢」は、定年・年金制度など国の施策によって差が出ました。年齢が低いのはアジア諸国の平均57.8歳で、高齢化の進展により年金受給開始年齢が高い欧州では平均65.5歳と高い結果でした。「リタイアしたいと思う年齢」は、「働く必要があると考える年齢」から平均して5歳ほど早く、アジア圏では54.3歳、欧州では59.6歳でした。

一方、日本では、「働く必要があると考える年齢」が60歳に対し、「リタイアしたいと思う年齢」が62歳で、調査対象23の国と地域の中で唯一「より長く働きたい」と考えていることが分かりました。

日本では、男性や管理職が長く働くことに意欲が高い

日本国内では、性別、学歴、職位問わず、「リタイアしたいと思う年齢」が「働く必要があると考える年齢」を上回る結果でした。学歴による差はありませんでしたが、性別では男性、職位では特に管理職が、より長く働きたいと考える結果でした。


【調査概要】

国際調査データ
・調査集計期間 2013年11月~2014年2月
・調査対象 18歳から65歳までの男女約20万人
・調査方法 インターネット調査
・調査受託先 第三者機関 ICMA (ベルギー)
・調査実施国
ヨーロッパ地域:ベルギー、フランス 、ドイツ、ハンガリー、イタリア 、ルクセンブルグ、オランダ 、ポーランド、スペイン、スウェーデン、スイス 、UK
アメリカ大陸地域:アルゼンチン、カナダ 、USA
APAC・その他の地域: オーストラリア、中国、香港、インド、 日本、ニュージーランド、ロシア 、シンガポール

国内調査概要
・調査集計期間 2013年11月
・調査対象 日本国内で任意に選出された18~65歳の男女 計8,511名
・調査方法 インターネット調査調査受託先 第三者機関 ICMA

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ランスタッド]
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