メデラは、「出産後の仕事復帰と母乳育児に関する調査」を発表。

メデラでは、母乳育児を行っていた母親の仕事復帰が母乳育児に与える影響、また母乳育児と仕事復帰に関する意識について出産後1年6ヶ月未満*で仕事復帰した女性を対象にインターネット調査を実施。

*国内における女性の育児休業期間は「10カ月~12カ月未満」が最も多く33.8%。以下、「12カ月~18カ月未満」が22.4%、「8カ月~10カ月未満」が13.7%。だった(2012年度雇用均等基本調査:2012年度調査が育児休業期間に関する最新の調査)。

【調査結果】

調査によると、出産後1年6ヶ月未満で仕事復帰した女性の約半数(50%)が復帰後も母乳育児を継続していることがわかりました。しかしながら、復帰後に職場でさく乳を経験した女性の約6割がトイレでさく乳しており、女性が母乳育児と仕事を両立するための職場環境の整備が不十分であることが明らかになりました。

職場環境の整備が不十分となる要素には、職場にさく乳室/さく乳専用の部屋・スペースがない、職場でさく乳する時間を認める勤務規則がない、といったことを含んでおり、復帰後、職場の「さく乳室・さく乳専用の部屋・スペース」でさく乳していたと答えた女性は5%にとどまっています。

調査で母乳育児経験者に仕事復帰後も母乳育児を続けるために必要なものを聞いたところ、最も求められているのは「仕事をしながら母乳育児を続けるための具体的な方法に関する情報(70%)」であり、その後に「さく乳室/さく乳専用の部屋・スペース(61%)」、「職場でさく乳する時間を認める勤務規則(56%)」、「さく乳した母乳を保存できる専用の冷凍庫(53%)」、「さく乳器(手動タイプ/電動タイプ)(46%)」と続きました。


【調査概要】
調査対象:末子が3歳未満の出産後1年半未満で再び働き始め、現在も就業中の女性
実施期間:2014年12月
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:515名

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[メデラ]
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