ITエンジニアの新生活に関するアンケート調査 

2015年03月24日
リクルートテクノロジーズは ITエンジニア 444 名を対象に「ITエンジニアの新生活に関するアンケート」を実施。本調査は、4 月から働く新人ITエンジニアに対し、先輩エンジニアのアドバイスを伝えることにより、新生活に向けた準備の指針を示すことを目的としています。

【調査結果】

① ITエンジニアが入社前にやるべきこと1位「開発言語の習得」―企業現場では「Java」が今も広く使われる傾向

現職の IT エンジニア 444 名に「IT エンジニアを志す学生が在学中にやっておくべきこと」を聞いたところ、1 位は「開発言語の習得」で 42.8%、2 位は「IT 系書籍の購読」で 29.1%でした。大学の専門研究や運動などよりも、業務内容に直結する項目が選ばれる傾向が見られ、「入社前に IT 関連の知識を習得しておくべきだった」と感じている現職エンジニアが多いことがうかがえます。
そこで、習得の有無に関わらず、「入社前に学んでおくべき開発言語」について聞いたところ、Java が 42.6%で 1 位となり、半数近くの先輩エンジニアが Java の勉強をオススメする結果となりました。TIOBE Software が人気開発言語のランキングを発表する Programming Community Indexの指標においては 1995 年以来、下落傾向を示している Java ですが、企業の IT 現場においては今も広く使われていることがうかがえます。

② 新人 IT エンジニアにオススメする仕事アプリは、1 位「スケジュール管理系」、2 位「タスク管理系」

次に「新人 IT エンジニアに最もオススメしたい仕事アプリ」を聞いたところ、1 位「スケジュール管理系アプリ」で 25.9%、2 位「タスク管理系アプリ」で 20.7%となり、上位 2 つのアプリで半数近くの票を集めました。
「スケジュール管理系アプリ」をオススメする理由としては、「まずは自分のスケジュールを自己管理できるようになってほしい」など、社会人としてのマナーを指摘する声や、「仕事を効率よく勧められ、納期に間に合わせやすいから」など、業務上の利点を挙げる声が
多く見られました。
また、「タスク管理系アプリ」をオススメする理由としては、「管理するタスク量が、多くあると感じるから」「自分のやるべき事を優先順位付けして管理・実行してほしいから」といった声が多く見られました。複数のプロジェクトを並行して実施することが多く、やるべきことの整理と重み付けが必要であると感じている先輩エンジニアが多いようです。

具体的なアプリとしては、「スケジュール管理アプリ」としてタスク管理・進捗管理・情報共有を行える IT プロジェクト管理ソフト『REDMINE』、「タスク管理」としてメモ・ファイル保存・検索を行える『Evernote』が挙げられるなど、複数の目的に応用可能な多機能アプリがオススメされる傾向にありました。


【調査概要】
調査方法: インターネットリサーチ
実施期間: 2015 年 2 月 12 日(木)~2015 年 2 月 13 日(金)
調査対象
 居住地: 全国
 性別: 男女
 年齢: 20 代~40 代
 職業: IT エンジニア
 人数: 444 サンプル

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[リクルートテクノロジーズ]
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