自動車保有に関する調査 <総括> 

2015年03月30日
クロス・マーケティングは、全国47都道府県に在住する18歳~69歳の男女を対象に、「自動車保有に関する調査」を実施。

【調査背景・目的】

近年、自動車を取り巻くマーケットは変化しています。若者のクルマ離れ、社会の高齢化、女性ドライバーの増加など、ユーザー  属性の変化に伴い、人々のクルマに求める欲求は多様です。
本調査ではクルマに対する購買意識・購買層を分析することで、「今、自動車に求めるもの」を明らかにし、クルマ保有に対する実態把握を目的としました。
尚、実態を把握するためにいくつかの手法にて分析しており、全5回に分けて調査結果を発表致します。
最後である第5弾の今回は<総括>篇として、生活者の自動車保有や購買に対する意識や行動について、過去4回に渡って発表を行った内容を総括し、各分析手法から導き出された内容を加えたものになります。

【調査結果(一部抜粋)】

・因子分析と価値構造分析(ラダリング分析)により、自動車の価値は、「クルマを保有するコト」と「クルマを運転するコト」の二つの視点があるとわかった。クルマの提供価値は「安心さ」や「ストレスを感じさせない」などの軸があり、それらを中心としたクルマ作りやカーライフの提案がより一層求められると考えられる

・重回帰分析により、クルマのブランドロイヤリティ向上・形成要因には「クルマに乗り、そのブランドを好きになる」、「付加価値を 感じ、人に薦めたくなる」、「ディーラーに行き、また購入したくなる」といったステップが働いていることがわかった

・複合ファネル分析により、新車購入検討開始直後と、購入車種決定直前のそれぞれで発生する行動が明確になった。特に、購入決定直前の「ボディカラーの検討」、「支払方法の検討」に対してディーラーや販売店での施策やアプローチ方法が必要になると推察される



【調査概要】
調査手法: インターネットリサーチ(クロス・マーケティングアンケートモニター使用)
調査地域: 全国47都道府県
調査対象: 18~69歳の男女。且つ、以下の条件を満たす者
 ・(商用除く) 国産/輸入車(プレミアム/軽/乗用)の新車購入者であり、現在もその車を保有している
 ・対象車種の保有歴が10年未満
 ・対象車種の保有歴が10年未満・運転免許を保有する主運転者かつクルマの購入に関する意思決定者である
 ・業界関係者(自動車・調査・広告)を除く
調査期間: 2014年11月7日(金)~2014年11月月10日(月)  
有効回答数: 3,222サンプル(以下の通り、保有ブランドで割付)
 ・トヨタ:1,026
 ・ホンダ:522
 ・日産:389
 ・マツダ:171
 ・スバル:145
 ・スズキ:234
 ・ミツビシ:73
 ・ダイハツ:318
 ・輸入車、レクサス:344

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[クロス・マーケティング]
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