友達についての意識調査(女子中高生対象) 

2015年04月07日
ふみコミュニケーションズは、自社で運営する女子中高生のためのポータルサイト“フミコミュ!”にて、2015年2月5日より2015年3月11日までの期間、女子中高生の友達についての意識調査を実施。

【調査結果】

【注目点1】
「気軽に遊びに誘える友達は何人いますか?」という質問に対して最も多い回答は、「3人」の21.4%。次いで「6~9人」の16.9%でした。
「いない」という回答も3.8%ありましたが、大多数の女子中高生は、気軽に遊びに誘える友達が、複数人はいるようです。

【注目点2】
「友達といるより1人でいる方が好きですか?」という質問に対して、66.1%が「友達といるほうが好き」、33.9%が「1人でいる方が好き」と回答しました。

回答の理由は以下のようなものがありました。

<友達といる方が好き>
友達といると、安心できるし、何でも相談できるからっ!(中学1年生・千葉県)
一人でいる時間も必要だけど、友達と話していたら楽しいしストレス解消にもなるから(中学3年生・広島県)
1人だと寂しいし、大勢でわちゃわちゃ喋ってるほうが楽しいから!(高校2年生・神奈川県)
楽しいし、情報交換もできるから(*^^*)(中学2年生・兵庫県)

<1人でいる方が好き>
気を使わなくて済んで楽だから(中学3年生・大阪府)
リラックスできる(中学3年生・東京都)
自分の時間を大切にしたいから。趣味に没頭したいから。学校では友達といるけど、休日になにも予定がなかったら1人で過ごしたい。(高校2年生・岐阜県)

6割以上の女子中高生が「友達といる方が好き」と回答しました。その理由は、友達と一緒にいることによって、楽しい気持ちが増幅されたり、辛いときに励ましあったりと、お互い支え合えるといった意見が多く寄せられました。また情報交換ができるというような利点もあるようです。

反対に「1人でいる方が好き」の回答の中には、「自分の時間を大切にしたいから」や「気を使わなくて済んで楽だから」など、3割を超す女子中高生は自分の行動や時間を自由に使えることに魅力を感じているようです。

【注目点3】
「過去に信用していた友達に裏切られたことはありますか?」という質問に対して、「ある」が53.7%と、「ない」の46.3%を僅かに上回りました。 女子中高生たちの半数以上が、友達の裏切りというものを経験しているようです。

内容としては、以下のようなものがありました。

お金を貸したけど、返してもらえなかった。約束をドタキャンされた(中学3年生・福井県)
みんなに秘密にしていた好きな人を、思いっきりバラされました…。(中学2年生・東京都)
机に悪口を書かれていて、一緒に犯人探しをしてくれたのにその子が犯人だった。(高校1年生・茨城県)
私が見てないところで、好きな男の子に、ありもしない悪口を言われた。(中学2年生・大阪府)
急に悪口言われたり、はぶかれたりされた。(中学2年生・東京都)
無視。ブログに悪口。(高校2年生・大分県)
無視するようになって、LINEも既読無視された。(高校3年生・東京都)
LINEで直してほしいこととか言ってどんどん悪口が送られてきたり、他の子と遊んでる写真が送られてきた。(中学3年生・愛知県)
「急に悪口言われたり、はぶかれたりされた。」や「みんなに秘密にしていた好きな人を、思いっきりバラされました…。」など、理由を告げずに突然態度を変えたり、お互いだけで共有していた秘密の情報を他人へ漏らすケースが多いようです。

またLINEの既読スルー、ブログへの悪口の書き込みなど、SNSを使った嫌がらせ行為が増えてきているのも目立ちました。

【注目点4】
「リアルな友達ではなくネット上だけで交流する友達はいますか?」という質問に対して、71.3%の女子中高生がネット上だけで交流する友達がいると回答しました。
一昔前までは考えられませんでしたが、今の女子中高生にとってネット上だけの交流は珍しいことではないようです。

【注目点5】
更に「ネット上だけで交流する友達は必要だと思いますか?」という質問に対して、最も多い回答は「まあまあ必要だと思う」の37.7%、「必要だと思う」が29.1%でした。2つの回答を合わせると66.8%と、約7割近い女子中高生がネット上だけでの友達を必要と感じているようです。
リアルの友達とは異なる交流をSNSやネット上で求めており、女子中高生の友情関係の在り方自体が変化してきていることが感じられます。

【注目点6】
しかしその反面、「LINEやTwitterなどのSNSに疲れやストレスを感じる時はありますか?」という質問に対して、「よくある」が11.5%、「たまにある」が37.4%と、合わせて48.9%の女子中高生がSNSの利用にストレスを感じています。
全体の約半数の女子中高生がSNS疲れを感じていることから、友情関係の在り方の変化から生じるマイナス面も、決して無視することは出来ない大きなものになってきていることがわかります。

【注目点7】
「SNSやネット上で、悪口や暴言を吐かれたことはありますか?」という質問に対しては、「ない」の回答が70.6%、「ある」の回答が29.4%という結果になりました。
約3割の女子中高生がSNSやネット上で悪口や暴言を吐かれたことがあるようです。


【調査概要】
調査名 :友達についてのアンケート
調査期間:2015年2月5日~2015年3月11日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の女子中高生を中心としたフミコミュ!ユーザー313名(中学生76.7%、高校生23.3%)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ふみコミュニケーションズ]
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