旅行者物価指数 世界のホテルステイ 2015 

2015年04月13日
トリップアドバイザーは、外国人観光客数の多い世界48都市におけるホテルでのルームサービスと宿泊費を合計したホテルステイにかかる料金を比較調査した「旅行者物価指数(トリップインデックス)世界のホテルステイ 2015」を発表。

調査の結果、一般的なルームサービスを頼んで一泊した場合、最も料金が安い都市はソフィア(ブルガリア)、最も高い都市はニューヨーク(アメリカ)という結果になりました。また、東京は調査を実施した48都市中6番目に高いことも分かりました。

本調査は、各都市の4つ星クラスのホテルにおいて、一般的な有料のルームサービスの料金を調査し、その平均費用と宿泊費の合計を比較したものです。比較対象としたルームサービスは、客室内のミニバーにあるボトルのミネラルウォーター、ウォッカのミニボトル、缶コーラ、ピーナッツ、ルームサービスのクラブサンドイッチ、ワイシャツのドライクリーニングサービスの6項目です。

【調査結果】

■ホテルステイに最もお得な観光都市第1位はブルガリアのソフィア

48都市の中で、ホテルステイの料金が最も安い観光都市は、ブルガリアのソフィアでした。トリップアドバイザー上からソフィアのホテルを宿泊予約し、実際に上記6項目のルームサービスを利用した場合、合計金額は平均で11,700円となりました。この金額は、最も高額なニューヨーク(51,045円)の4分の1以下です。ヨーロッパは、最もお得な都市トップ10に6つの都市がランクイン(ソフィア、キエフ、ワルシャワ、ブタペスト、プラハ、モスクワ)する一方で、最も高い都市トップ10の中にも6都市(チューリッヒ、ロンドン、パリ、オスロ、ストックホルム、コペンハーゲン)が選出されています。

■東京は6位という結果に。高額な宿泊費が要因

東京は高額な都市の6位という結果になりました。最近では、訪日外国人観光客が急増していますが、旅行者の財布にとってはまだ少し厳しいのが現状のようです。東京のルームサービス平均価格はクラブサンドイッチが2,598円、水が1本513円、ウォッカのミニボトルが917円、コーラが1缶412円、ピーナッツが1袋509円、ワイシャツ1枚のクリーニング代は865円でルームサービスの合計金額は5,814円と上位10位の都市の中で一番安かったのですが、東京の4つ星以上のホテル1泊あたりの平均宿泊料は28,116円と、アジアでは最も高いために全体のホテルステイの金額が上がりました。


【調査方法】

トリップアドバイザーのトリップインデックス(旅行者物価指数)とは、世界の人気都市で、旅行者が使う一般的な費用を比較したものです。

・旅行者物価指数で調査した48都市は、世界観光機関(UNWTO)の調査による外国人旅行者の入国者数 トップ50カ国から抽出しています。
・「世界のホテルステイ」で掲載している価格は、48都市の4つ星および5つ星ホテルの中から、トリップアドバイザーのポピュラリティインデックスによる人気上位10施設(2015年1月30日~2月6日時点/10施設のうち6~10施設へ調査実施)を対象に平均価格を算出しています。

【調査期間】
2015年2月5日~3月11日
上記時点の各国現地通貨為替レートを適用して算出しています。

対象のサービス・品物
・ルームサービス:各ホテルでクラブハウスサンドイッチをルームサービスで注文した際の平均価格です。クラブハウスサンドイッチがメニューにない場合は、それに類するメニューで計算しています。
・ミニバー:500mlボトルのミネラルウォーター(該当するものが無い場合は、類する物で算出)、おつまみのピーナッツ、缶コーラ、ウォッカのミニボトル(該当するものが無い場合は、類する物で算出)の平均価格です。*注-リヤド(サウジアラビア)でアルコール飲料を提供している調査対象ホテルはありませんでした。
・ドライクリーニング:ワイシャツ1枚をドライクリーニングに出したとき、あるいはそれに類するサービス(シャツの洗濯、アイロンがけ等)の平均価格です。
・ホテル宿泊費:2015年6月1日~8月31日の間に4~4.5つ星ホテルに1泊したときの平均価格で、オンライン旅行予約サイト、ホテルのホームページといった予約方法での料金を平均したものです。

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[PRTIMES]
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