お中元・お歳暮に関する意識調査 

2015年06月25日
西日本電信電話(NTT西日本)は、20代~70代の男女各200名、合計400名を対象に、インターネット調査による「お中元・お歳暮に関する意識調査」を2015年5月に実施。

【調査結果】

1、「贈りたいもの」と「もらいたいもの」には“認識のズレ”あり!本当にほしいものは、ランク外!?

「貰って嬉しいお中元・お歳暮の商品」に関する質問に対して、「ビール」(42.8%)や「ハム」(38.0%)、「菓子類」(35.5%)などの“定番品”が上位に並ぶ中、1位に「商品券」(54.8%)、5位に「カタログギフト」(26.8%)がランクインした。全体の数字を見ると、「商品券」、「カタログギフト」を選んだ回答者の割合は8割近く(複数回答)にのぼり、自由度の高いギフトが喜ばれることが想定される。

■「貰って嬉しい贈り物」ランキング

Q. あなたが貰って嬉しいお中元・お歳暮の商品をお答えください。(お答えはいくつでも)
1位 商品券 54.8%
2位 ビール 42.8%
3位 ハム 38.0%
4位 菓子類 35.5%
5位 カタログギフト 26.8%

一方で、「あなたが贈りたいお中元・お歳暮の定番商品」に関する質問に対しては、「ビール」(42.5%)、「菓子類」(31.5%)、ハム(26.3%)などの定番商品が上位3位を占める結果に。続いて「ジュース」(16.0%)や「調味料」(14.8%)が続き、贈られる側が希望する「商品券」や「カタログギフト」はランク外となった。

■「贈りたい物」ランキング

Q. あなたが贈りたいお中元・お歳暮の定番商品をお答えください。 (お答えはいくつでも)
1位 ビール 42.5%
2位 菓子類 31.5%
3位 ハム 26.3%
4位 ジュース 16.0%
5位 調味料 14.8%

2、“お中元・お歳暮迷子”続出中!?約7割がお中元・お歳暮に「何を贈ればいいのかわからない」と回答

「あなたはお中元・お歳暮で何を贈るべきか迷った、もしくはわからなかった経験がありますか。」という質問に対し、約7割が「はい」(69.5%)と回答した。更に、「あなたが、お中元・お歳暮を贈る理由を教えて下さい。」という質問に対する回答1位は「日頃の感謝の気持ちを伝えるため」(68.3%)だったが、2位に「毎年贈るものだから」(36.0%)という回答がランクイン。毎年贈っているものだからこそ、今年は何を贈ろうかと悩む「お中元・お歳暮迷子」が多いのかもしれない。

3、~“お中元・お歳暮のマンネリ感”浮き彫りに!~お中元・お歳暮の“カブり率”…20~30代ではなんと半数も!

「あなたはお中元・お歳暮を貰うことに対して、どのように思いますか。」という質問に対し、20代、30代の約半数が、「頂く贈り物が“カブっている”」と感じていることが明らかになった。(20代:47.4%、30代50.0%)更に、20代、30代の5割以上が「たまには違うものを贈ってほしい」(20代:52.6%、30代:58.1%)と感じている事が判明した。

また、20~30代ではお中元・お歳暮にかける金額は「2,000円以上3,000円未満」が最も多い割合を占める(20代:41.2%、30代:26.2%)のに対し、40代以降は「4,000円以上5,000円未満」や「8,000円以上」が最も多い割合を占める事が判明。20~30代は平均額が低額なゆえに、“カブり”が発生しているのかもしれない。

4、”もの”よりも”気持ち”を重視。7割近く(複数回答)がお中元・お歳暮に「気持ちの疎通」を期待!

「お中元・お歳暮を選ぶ際、最も重視していることはなんですか。」という質問に対し、7割近く(複数回答)が「自分の気持ちが伝わること」(24.0%)、「相手が喜ぶこと」(43.0%)と回答。一方で「金額」(24.8%)や「見た目(豪華さ、可愛さなど)」(8.3%)への回答者は3割程度に留まった。お中元・お歳暮は、見た目や金額よりも、贈る側・貰う側ともに通いあう “気持ち”に配慮していることが伺える。

「お中元・お歳暮を選ぶとき、最も重視していること」ランキングベスト3
1位 相手が喜ぶこと     (43.0%)
2位 金額          (24.8%)
3位 自分の気持ちが伝わること(24.0%)

5、世代で異なるお中元・お歳暮の役割!60代以上にとっては“家族コミュニケーションの手段”!?

お中元・お歳暮を贈る相手に関する質問に対して、全体では、1位「親戚」(59.2%)、2位「知人・友人」(31.5%)、3位「自分の両親」(28.0%)という結果に。一方で、20~50代では平均10%前後にとどまった「自分の兄弟」だが、60代以上の年代では、3割を超える結果に。(60代:32.7%、70代:39.1%)60代以上の人にとって、お中元・お歳暮は、「家族コミュニケーション」の役割を担っているのかもしれない。

「お中元・お歳暮を贈る予定の相手」ランキングベスト3
1位 親戚(自分・配偶者の親以外)      (59.2%)
2位 知人・友人             (31.5%)
3位 自分の両親             (28.0%)

6、”メッセージ付きのギフト”で好感度アップ!感謝の気持ちを込めた“メッセージ”に需要アリ!

「もしお中元・お歳暮をメッセージ付きで貰ったら嬉しいですか。」という質問に対し、「とても嬉しい」(17.8%)、「嬉しい」(62.8%)と全体の8割近く(複数回答)が好感を持つ一方で、実際にメッセージを添えて贈り物をしている人は全体の2割弱にとどまった。モノを贈るだけでなく、気持ちを表現する手段としてメッセージを添えたギフトに需要があるようだ。

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[PRTIMES]
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