TOEIC公開テスト第1回目と第200回目の受験者データを比較 

2015年06月25日
日本でTOEICプログラムを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、2015年5月24日(日)の試験日をもってTOEIC公開テストが第200回を迎えたことをお知らせいたします。

第200回TOEIC公開テストは、全国80都市、受験者数108,834名で実施いたしました。1979年12月2日、5都市(札幌・東京・名古屋・大阪・福岡)2,773名の受験者から始まったTOEIC公開テストは、35年以上の歴史を経て、累計受験者は1400万人以上、2011年より4年連続年間受験者が100万人を超えるまでに広まりました。

第1回目と第200回目の受験者データを比較し、現在の受験者の傾向などを分析いたしましたのでご紹介します。

■TOEIC公開テストの第1回と第200回の受験者データ比較

<スコア>

・トータル平均スコアに大きな差は見られなかったが、リスニング力の向上がうかがえる結果に。
・トータル平均スコアは577.7点(第1回:578.0点)と横ばい。

リスニングの平均スコアは319.4点と29.8点上がり(第1回:289.6点)、リーディングの平均スコアは258.3点と30.1点下がった(第1回:288.4点)。
トータル平均スコアは577.7点(第1回:578.0点)とほとんど変わらないが、リスニングの平均スコアは319.4点と29.8点上がり(第1回:289.6点)、リーディングの平均スコアは258.3点と30.1点下がった(第1回:288.4点)。

<受験者の属性>

女性の受験者が7.8%、学生の割合は25.5%も増加。社会人のみならず、学生など幅広い世代で英語学習への興味が高まっている様子がうかがえる。

・女性の受験者の割合が38.2%に増加(第1回:30.4%)。
女性の受験者の割合は第1回は、30.4%だったのに対し、第200回は38.2%と約7.8%増えた。

・学生の受験者の割合が44.0%に増加(第1回:18.5%)。
学生の割合は、第1回は18.5%だったのに対し、第200回は44.0%と25.5%増えた。

・年齢別で受験者が増加したのは、「20歳未満」(5.2%→7.6%),「20-29歳」(50.6%→53.0%)、「50-59歳」(2.9%→5.4%)。
年齢別で受験者が増加したのは、「20歳未満」「20-29歳」「50-59歳」。
「20歳未満」:第1回5.2% 第200回7.6%
「20-29歳」:第1回50.6% 第200回53.0%
「50-59歳」:第1回2.9%  第200回5.4%

<海外経験・日常生活での英語使用>

「英語圏へ長期滞在の経験がある受験者」の割合は4.5%減少したが、「日常生活の上で英語を使用する受験者」の割合は9.3%増えており、身近に英語を使用する機会が増えていることがうかがえる。

・英語を主言語とする国に6ヶ月以上滞在したことのある受験者の割合は21.9%→17.4%と減少。
英語を主言語とする国に6ヶ月以上滞在したことのある受験者の割合は第1回目は21.9%だったのに対し、第200回は17.4%と、4.5%減少した。

・日常生活の上で英語を使用する受験者の割合は62.5%→71.8%と増加。
日常生活の上で英語を使用する受験者の割合は第1回が62.5%だったのに対し、第200回は71.8%と、9.3%増加した。

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[国際ビジネスコミュニケーション協会]
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