自転車との向き合い方についての調査 

2015年07月31日
自転車の安全利用促進委員会は、自転車との向き合い方について、515名の回答を集計いたしました。

<調査結果サマリー>

●一連の自転車に関する事故についての報道をきっかけにルール・マナーへの意識が向上!さらに、半数以上が自転車自体の安全性についても意識し始める結果に

●自転車の購入基準に大きな変化!最も重視する項目は“価格”から“安全性”へ!BAAマークをはじめとした、“安全基準マーク”も意識される結果に

●半数以上が自転車専門店以外で自転車を購入!インターネットでの購入者も5.2%


<調査結果>

【一連の自転車に関する事故についての報道をきっかけにルール・マナーへの意識が向上!さらに、半数以上が自転車自体の安全性についても意識し始める結果に】

2015年に入り過熱する自転車事故の報道を受け、消費者の意識がどのように変化したのかを調査いたしました。
今回の調査を受け、ルールやマナーなどの“運転時の意識”だけでなく、“購入時の意識”についても、消費者の注目が集まり始めていることが明らかになりました。

“運転時の意識”としては、ルール・マナーについて、62.1%が「守ろうと思った」と回答。道路交通法改正などを受けて、意識が変化していることがわかりました。
“購入時の意識”として、「選ぶ際に安全性に気をつけようと思った」(55.0%)、「安全基準(BAAマークなど)を意識しようと思った」(32.4%)、“乗車前の意識”として、「定期的にメンテナンスをしようと思った」(42.3%)などの回答が得られました。

【自転車の購入基準に大きな変化!最も重視する項目は“価格”から“安全性”へ!BAAマークをはじめとした、“安全基準マーク”も意識される結果に】

消費者がどのようなことを意識して自転車を購入しているのか、昨今の自転車に関する報道前後での意識の変化を調査いたしました。
今回の調査を受け、報道前後で消費者の購入時に重視する基準が“価格”(50.7%⇒18.8%)から、“安全性”(18.2%⇒61.9%)に変化していることがわかりました。
報道前を振り返り、最も意識する購入基準を調べたところ、“価格”(50.7%)“安全性”(18.2%)“デザイン”(13.2%)の優先順で選ばれていたという結果となり、“価格”を他の購入基準の3倍以上の人が重視していたことが明らかとなりました。しかし、現在最も意識する購入基準を聞いたところ、“安全性”(61.9%)“価格”(18.8%)となり、“価格”と“安全性”が逆転する結果となりました。
国による明確な安全基準が設けられていないことを知ることで、BAAマークをはじめとした“安全基準マーク”に対する注目が高まったようです。

【半数以上が自転車専門店以外で自転車を購入!インターネットでの購入者も5.2%】

自転車を購入する方法が多様化する中、消費者がどのような場所で自転車を購入しているのか実態を調査いたしました。
調査の結果、消費者の半数以上が“大型サイクルショップ”“街の自転車屋”以外で自転車を購入しているという実態がわかりました。
消費者の約半数が“大型サイクルショップ”(25.6%)“街の自転車屋”(23.1%)で購入している一方、“ホームセンター”(21.4%)のように自転車専門店以外で自転車を購入している消費者がいることが明らかとなりました。
また、購入場所として、これらの自転車の専門家が常駐している施設以外の、“インターネット”(6.0%)“リサイクル店”(1.0%)で購入している消費者が一定数いることがわかりました。


【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ
回答数:合計515名
調査日:2015年6月9日(火)~2015年6月10日(水)
調査主体:自転車の安全利用促進委員会

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