『通勤時間』に関するアンケート調査(22~60歳の首都圏・近畿圏在住ビジネスパーソン対象) 

2015年07月30日
オウチーノは、22~60歳の首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)・近畿圏(大阪府、兵庫県、京都府)在住のビジネスパーソン400名を対象に、「『通勤時間』に関するアンケート調査」を行った。
はじめに、「自宅から会社までの通勤時間は何分ですか?」という質問をしたところ、最も人数の多かった通勤時間帯は「51~60分」、その次が「21~30分」で、平均は「約45分」だった。また、全体の約8割が会社から1時間以内で通える場所に住んでいることが分かった。次に、理想の通勤時間も集計した結果、最も多い時間帯は「21~30分」、平均は「約25分」だった。実際の通勤時間の平均と比較すると、その差は約20分だった。さらに男女別に平均通勤時間を見てみると、男性は約52分、女性は約39分で、女性の方が約13分も短かった。

【調査結果】

1.  ビジネスパーソンの平均通勤時間は、約45分!最多時間帯は、「51~60分」。

はじめに、「自宅から会社までの通勤時間は何分ですか?」という質問をした。結果、「0~10分」が11.3%、「11~20分」が13.5%、「21~30分」が16.3%、「31~40分」が7.3%、「41~50分」が13.8%、「51~60分」が18.5%、「61~70分」が4.2%、「71~80分」が4.4%、「81~90分」が5.8%、「91分以上」が4.9%だった。平均通勤時間は「約45分」、最も多い通勤時間帯は「51~60分」、次が「21~30分」だった。ビジネスパーソンにとって「30分以内」、「60分以内」というのが、通勤時間の1つの目安なのかもしれない。ちなみに通勤時間が30分以内の人は41.1%、60分以内の人は80.7%であり、全体の8割が会社から1時間以内で通える場所に住んでいることが分かった。

2.  理想と現実には、約20分の差が…。

続いて「理想の通勤時間は何分ですか?」という質問をした。結果、「0~10分」が19.3%、「11~20分」が24.8%、「21~30分」が40.3%、「31~40分」は4.2%、「41~50分」が5.4%、「51~60分」6.0%だった。平均は「約25分」、最も多い時間帯は「21~30分」だった。実際の通勤時間が「約45分」であることを考えると、理想と現実の間には約20分のギャップがある。
首都圏で通勤時間が25分以内のエリアといえば、会社が東京駅にあった場合は『北千住駅』、『本八幡駅』、『西葛西駅』など、新宿にあった場合は、『つつじヶ丘駅』、『武蔵境駅』、『千歳船橋駅』など、渋谷にあった場合は、『新丸子駅』、『富士見ヶ丘駅』、『梶が谷駅』などが挙げられる。なかでも『つつじヶ丘駅』や『梶が谷駅』などは比較的家賃や物件価格がリーズナブル。住まいや周辺環境の条件で融通を利かせれば、約20分の通勤時間短縮も夢ではないだろう。

3.   平均通勤時間、男女差なんと約13分!

さらに男女別に平均通勤時間を見てみた。結果、男性は約52分、女性は約39分で女性の方が約13分も短いことが分かった。最も多い時間帯は、男性は「51~60分」で21.0%、女性は「21~30分」で18.5%だった。一方、男女別の理想の通勤時間は、男性は「約28分」、女性は「約23分」だった。実際の通勤時間の男女差に比べるとそこまで差はなく、どちらも30分弱が理想と考えていることが分かった。
今回の結果から、男性より女性の方が、より職住近接であることが分かった。未婚者の場合は、女性の方が朝の準備に時間がかかることや、夜は防犯的になるだけ早く帰宅できた方が良いことなどから、より通勤時間を重視するのかもしれない。
既婚者の場合は、共働きの家庭でも奥様が家事・子育てを担う場合が多く、時間的制約が大きい。そのため、奥様の通勤時間を優先する家庭が多いのではないだろうか。


【調査概要】
有効回答:首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)・近畿圏(大阪府、兵庫県、京都府)在住の22~60歳のビジネスパーソン400名(男性200名、女性200名)
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:2015年7月3日(金)~7月6日(月)

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[オウチーノ]
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