トラッドアイテムについての意識調査 

2015年10月09日
ニューヨーカーは、トラッドファッションを愛する日本全国のお客さまに、“永遠のトラッドアイテム”についての意識調査を実施。

【調査結果】

≪男性≫

お客様が思い浮かべるトラッドアイテムをお選びください。

実に、半数以上の方が「ブレザー」と回答され、2位以下を大きく離す結果となりました。 トラッドという言葉から、アメリカントラッドやブリテッシュトラッドを連想され、どちらもアイビーやプレッピーを代表するアイテムとして、ファッション雑誌や映画でよく目にしたブレザーを思い浮かべたとのことでした。中でも、特にネイビーカラーでⅠ型、メタル釦、3つ釦段返り、エンブレム付きが、アメリカントラッドを連想した方の多くが考える「ブレザー」を象徴するデザインのようです。

2位の「スーツ」については、今回アンケートにご協力いただいた方の多くがビジネスマンでいらっしゃることから、日常的に着用するアイテムだからこそ、こだわりをお持ちの方がとても多いことがわかりました。英国ロンドン、米国ウォールストリートのビジネスマンの服装から、紳士の基本スタイルはスーツにあるとのご意見もいただきました。“ニューヨーカーと言えばスーツ”と、スーツを購入する時はニューヨーカーと決めているとのうれしいお言葉もいただいています。

3位となった「ボタンダウンシャツ」は、トラッドファッションに目覚め、憧れた10代の頃、トラッド初級者として購入したのが「ボタンダウンシャツ」だったという方が多くいらっしゃいました。オン・オフとあらゆるシーンで活躍し、ブレザーやジャケットとのコーディネイトの他に、クールビズスタイルでのマストアイテムとして最も身近な存在のようです。お持ちのシャツすべてがボタンダウンという、ボタンダウンマニアの方も多くいらっしゃいました。

お客様が考えるトラッドから連想するイメージをお選びください。

トラッドとはトラディショナルの略語で、直訳すると「伝統的」という理由から、「伝統」に回答が集まりました。お客様がイメージする「伝統」とは流行に大きく左右されず、いつの時代にも通じるこだわりを継承しているということでした。時代を超えて支持されるという点で、2位の「普遍的」であると感じている方も多くいらっしゃいました。また、時代を超えた「普遍性」があるものの、時代遅れにはならず、新しいエッセンスをプラスできるのがトラッドファッション。そこには、ぶれない基本、つまり「ベーシック」があるから成せることと、それぞれの理由を挙げていらっしゃいました。
女性の回答と比較すると、順位はさほど異なりませんでしたが、傾向として男性は「トラッド」という言葉の概念や論理的な思考で捉えている方が多いようです。

≪女性≫

お客様が思い浮かべるトラッドアイテムをお選びください。

「ブレザー」と回答いただいた方の多くが、その理由について「羽織るだけで普段の着こなしが上品な印象になる」「どんなニットやシャツ、ボトムスにもマッチするため着回しやすい」と回答いただきました。“トラッド”というワードに対し、女性は“きちんと感”= 見た目の印象、“ベーシック”= 着回し感を連想し、重視されていることがうかがえます。さまざまなアイテムに合わせやすく、且つ、そのアイテムの良さを引き立てつつ、存在感も備えているのがブレザーと認識されているようです。また、男性同様、アイテムを象徴するカラーは、いわゆる“紺ブレ”と呼ばれるネイビーでした。

2位の「テーラードジャケット」は、ブレザー同様、トラッドに“きちんと感”をイメージするという理由から回答をいただきました。ブレザーと比較すると、テーラードジャケットは無地だけでなく、ストライプや千鳥などの柄、幅広いカラー、ツィードなど素材の幅も広く、正統派のブレザーほど固い印象にならず、遊びの効いたトラッドスタイルにマッチするとのご意見もありました。

3位となった「スーツ」については、日常的にお仕事着としてスーツを着用されている方から回答をいただきました。“トラッド”に対する“きちんと感”や普遍性のイメージから、シンプルだからこそ素材や縫製の良さ、美しいシルエットが求められるアイテムであり、上質なスーツを着ることが自分自身を高め、自分を表現する大切なアイテムになっているとのご意見もいただきました。

お客様が考えるトラッドから連想するイメージをお選びください。

1位は「伝統」と、男性の回答と同じでしたが、2位との差は男性の回答ほど開いていない結果となりました。「伝統」と回答いただいた方の多くが、「流行に左右されず、時代を超えて愛されてきたスタイル」「トラッドを象徴するタータンやエンブレムには歴史があり、代々引き継がれているから」など、その理由を挙げていらっしゃいました。2位の「ベーシック」については、「どんなシーンに着用しても失礼がない」、「着ていて安心感がある」「きちんとした印象に見られる」、さらに3位の「上品」については、「洗練されたデザイン」「控えめな色や柄」「上品に見えるし、そうなりたい」など、女性はファッションとしての見た目の印象や、身にまとうことで得られる満足感からイメージされる方が多い傾向にありました。


【調査概要】
実施期間:2015年9月7日(月)~14日(月)
対象者:ニューヨーカーのポイントプログラム「NYクラブカード」、オンラインストア「NYオンライン」会員さま
回答者数:3,307名(男性1,428名 女性1,879名)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ニューヨーカー]
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