ビジネスウェアに関する意識調査(新社会人と20~50代男性先輩社会人) 

2019年03月29日

ユニクロは4月に入社を控えた平成最後の新社会人と先輩社会人(男性、20~50代)に対してビジネスウェアに関する意識調査を実施しました。その結果、理想の「働着方」に新社会人は「清潔感」を、先輩社会人は「着心地」を重視していることがわかりました。一方で、「働着方」が下手なだけで人間関係にも影響を及ぼす可能性があることも判明しました。
※「働着方」=スーツスタイルからオフィスカジュアルまで、仕事の際に着用する服装の選び方や着こなし方を指します。

調査結果


■理想の「働着方」新社会人は「清潔感」、先輩社会人は「着心地」を重視!
 「不快なニオイ」がNGな「働着方」第1位!新社会人も先輩社会人も同じ意見

理想の「働着方」について聞いたところ、新社会人は「清潔感がある」(80.6%)が1位に。一方で、先輩社会人は「着心地がよい(着ていてストレスがない)」(57.5%)が1位という結果になりました。新社会人の「清潔感がある」へのスコアは、先輩社会人よりも30%近く高くなっています。平成最後の新社会人は、他人の清潔感に対する目が厳しいようです。先輩社会人も油断は禁物です。

新社会人
1位 清潔感がある 80.6%
2位 着心地がよい 42.7%
3位 手入れが楽 34.0%

先輩社会人
1位 着心地がよい 57.5%
2位 清潔感がある 52.7%
3位 動きやすい 50.0%

他人のNGだと思う「働着方」について聞いたところ、「不快なニオイがする」と「シミ・汚れが目立つ」が共通で上位となる結果になりました。3位も同じ「サイズが合っていない」がランクイン。清潔感とサイズ感は「働着方」の重要なポイントのようです。

■「働着方」で変わる印象!NGな「働着方」は、ネガティブな印象に!

「働着方」が下手な人に受ける印象を聞いたところ、67.0%の新社会人が「上司にしたくない」と回答。「出世しなさそう」という印象を持ってしまう新社会人も68.0%という結果になりました。一方で、先輩社会人は73.5%が「スケジュールや時間にルーズ」、60.4%が「信頼できない」と回答しました。「働着方」が下手なだけで、ネガティブな印象をもたれてしまい、人間関係や仕事への影響を及ぼす可能性があることがわかりました。印象を左右する「働着方」を、春の新生活スタートに向けて見直すことで、会社の人間関係や仕事にも良い影響をもたらすかもしれません。

■「清潔感」は年齢とともにランクダウン!先輩社会人になるほど高まる「着心地」の重要性

理想の「働着方」を、世代別にみると新社会人や20代の若い人程「清潔感」を重視する傾向があり、年齢とともにスコアが落ちていきます。そして入れ替わるように、「着心地」「動きやすさ」など、快適さが上位にランクインしています。新社会人が働きに出て、ビジネスウェアが日常の服装になると、「着心地」や「動きやすい」など快適性を求めるようになるようです。

■ビジネスウェア選びのポイント、新社会人は「動きやすさ」、先輩社会人は「コストパフォーマンス」が1位に

実際に、どのような点を重視してビジネスウェアを選んでいるのか聞いたところ、新社会人も先輩社会人も共通してデザインやブランドよりも、「着心地」や「動きやすい」など、快適性を重視して購入していることがわかりました。先輩社会人の1位は「コストパフォーマンス」(50.0%)、新社会人も2位が「コストパフォーマンス」(39.8%)となっており、コストパフォーマンスのよいビジネスウェアが欲しいというのが本音のようです。

■予算は同じでも、スーツの数に1着の差が!新社会人はプラス1着以上必要!?

新社会人が新生活に向けて用意しているスーツの枚数は「1~2着」が62.1%の結果となりました。一方、先輩社会人は3着以上の所持が66.1%となり、先輩社会人と比べると最低でも、もう1着以上は必要になってくるかもしれません。しかし、スーツにかける平均購入金額は共通して「1~3万円未満」がボリュームゾーンで、新社会人は57.1%、先輩社会人は57.3%という結果になりました。社会の先輩だからといって、特別高価なスーツを購入しているわけではないようです。とはいえ給料をもらっていない新社会人が、これからスーツをもう1着揃えるのは大変です。少ないスーツでも手入れが楽なものを選んで、上手に着まわしてみるのも一つの手かもしれません。

■スーツもジャケットも家で洗いたい!手入れが悩みのビジネスウェア

また先輩社会人にビジネスウェアの悩みポイントをアイテム別に聞いたところ、「家で洗えない(クリーニング店を利用するしかない)」が、セットアップスーツ(43.4%)とジャケット(35.0%)で1位となりました。ボトムスの2位(25.2%)にもランクインし、ビジネスウェアを家で洗いたい人が多いことがわかります。また「シワになりやすく、アイロンをかけるのが面倒」が、ボトムス(31.6%)と襟付きYシャツ(38.1%)の、悩みポイント1位に。アイロンをかけたり、クリーニングに出すなど、時間やコストなどの手間のかかる手入れについての悩みが共に上位となりました。シワになりにくい素材やイージーケアのアイテムをうまくワードローブに取り入れることができれば、面倒な手間も少しは省くことができるかもしれません。

調査概要


■調査主体:ユニクロ
■調査機関:マクロミル
■調査方法:インターネット調査
■調査期間:2019年3月6~7日 
■調査対象:平成31年4月1日に入社予定の大学生(男性)103人、20~50代のビジネスマン(男性)412人

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