2017年3月卒業予定者の就職活動に関する調査 【インターンシップに関する状況】 

2015年11月30日
企業の採用活動を支援するサイト「JOBRASS新卒」を運営するアイデムの人と仕事研究所は、2017年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学3年生・大学院1年生の男女658名を対象に調査を実施。

【調査結果】

≪インターンシップの参加状況≫
【夏期】 「参加した」53.3%
【秋期・冬期】 「参加したいと思う」57.0% 「どちらかと言えば参加したいと思う」27.7%
参加意向がある学生は84.7%

≪夏期インターンシップ参加後の状況≫
【参加企業からの連絡】「あった」47.6%
【参加企業へのエントリー・応募】「すると思う」55.6%

≪インターンシップの参加目的≫
【夏期】 「職業体験や社会人の雰囲気を知るため」72.6% 「企業・業界研究のため」69.5%
「就職活動の空気を知るため」47.6%
【秋期・冬期】 「企業・業界研究のため」68.9% 「職業体験や社会人の雰囲気を知るため」62.8%
「インターンシップ参加企業の採用選考を有利に進めるため」61.8%
「インターンシップ参加企業の採用選考を有利に進めるため」を参加理由とした回答割合は、夏期インターンシップより20.5ポイント増加 就職活動への意識が高まっている様子がうかがえる

【調査結果の詳細(一部抜粋) 】

≪インターンシップの参加状況≫
【夏期】 「参加した」53.3%

学生に、2015年夏期インターンシップの参加状況を聞いた。結果は、「参加した」53.3%、「参加していない」46.7%と、およそ半分の学生が参加したと回答している。男女別に見ると、男性の参加状況がやや高くなった。
また、2015年夏期インターンシップに参加した学生に参加社数を聞いた。「1社」と回答した学生が47.9%とおよそ半数を占めるものの、「3社以上」との回答も32.5%に上り、複数社のインターンシップに参加している学生も少なくないようだ。
企業規模に対する志向別に見てみると、大企業志向の学生は「2社以上」の回答が多い傾向にあり、より積極的に活動している状況がうかがえる。

【秋期・冬期】 「参加したいと思う」57.0% 「どちらかと言えば参加したいと思う」27.7%
参加意向がある学生は84.7%

学生に、今後、秋期や冬期に開催されるインターンシップに参加したいと思うかを聞いた。「思う」と回答した学生は57.0%、「どちらかと言えば思う」と回答した学生は27.7%となり、参加意向がある学生は合わせて84.7%となった。
これを属性別に見てみると、企業規模に対する志向別では「大企業志向」 、働く上で大切にしたいと思うこと別では「仕事の内容」 、夏期インターンシップの参加状況別では「参加した」と回答した学生が、それぞれ他の学生よりも参加意向が高くなった。

≪夏期インターンシップ参加後の状況≫
【参加企業からの連絡】「あった」47.6%
【参加企業へのエントリー・応募】「すると思う」55.6%
インターンシップ終了後、参加企業から連絡が「あった」学生はエントリー・応募への意向が高い傾向

2015年夏期インターンシップに参加した学生に、インターンシップ終了後も、その企業からイベントや採用選考等の案内や連絡があったかを聞いた。「あった」と回答した学生は47.6%とおよそ半数に上っている。
また、インターンシップ参加企業の採用選考にエントリー・応募をするかどうかを聞いたところ、「すると思う」と回答した学生は55.6%となった。これをインターンシップ終了後の連絡の有無別に見てみると、連絡が「あった」と回答した学生のエントリー・応募意向は、「なかった」と回答した学生よりも高くなっている。

≪インターンシップの参加目的≫
【夏期】 「職業体験や社会人の雰囲気を知るため」72.6% 「企業・業界研究のため」69.5%
「就職活動の空気を知るため」47.6%

2015 年夏期インターンシップに参加した学生には「参加した目的」を、参加しなかった学生には「参加しなかった理由」をそれぞれ聞いた。参加した目的で最も多かった回答は「職業体験や社会人の雰囲気を知るため」72.6%、次いで「企業・業界研究のため」69.5%となっている。男女別では、男性は「企業・業界研究のため」70.2%が、女性は「職業体験や社会人の雰囲気を知るため」77.4%が最も多くなった。 参加しなかった理由で最も多かった回答は「サークル・部活、アルバイト、学業などの予定と重なっているから」で、50.5%に上った。

【秋期・冬期】 「企業・業界研究のため」68.9% 「職業体験や社会人の雰囲気を知るため」62.8%
「インターンシップ参加企業の採用選考を有利に進めるため」61.8%

「インターンシップ参加企業の採用選考を有利に進めるため」を参加理由とした回答割合は、夏期インターンシップより20.5ポイント増加 就職活動への意識が高まっている様子がうかがえる
秋期や冬期に開催されるインターンシップに参加したいと「思う」「どちらかと言えば思う」と回答した学生に参加したいと思う理由」を、「思わない」「どちらかと言えば思わない」と回答した学生には「参加したいと思わない理由」をそれぞれ聞いた。
「参加したいと思う理由」は、「企業・業界研究のため」が68.9%、「職業体験や社会人の雰囲気を知るため」62.8%、「インターンシップ参加企業の採用選考を有利に進めるため」61.8%となった。「インターンシップ参加企業の採用選考を有利に進めるため」は、夏期インターンシップでの回答割合(41.3%)に比べ20.5ポイントも増加した。就職活動への意識が高まっている様子がうかがえる。
「参加したいと思わない理由」は、「サークル・部活、アルバイト、学業などの予定と重なっているから」が51.5%と最も多くなった。


【調査概要】
調査対象:2017年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学3年生・大学院1年生の男女
調査方法:インターネット調査
調査期間:2015年10月10日~14日
有効回答:658名

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