2015年度Hotel Price Index(ホテル宿泊料金指標 HPI) 

2016年03月09日
Hotels.com™は、独自に世界の主要都市にあるホテル宿泊料金を定期的に調査する『Hotel Price Index™(ホテル宿泊料金指標、以下、HPI™)』の2015年度(2015年1月~12月)の調査結果を発表しました。2015年に旅行者が滞在先の世界中のホテルで出費した平均宿泊料金が前年比で1%増に留まりました。

・旅行者が滞在先の世界中のホテルで出費した宿泊料金は、前年比でわずか1%増

・旅行者が滞在先のアジア地域のホテルで出費した宿泊料金は、全体で前年比5%減、全対象地域の中で最大の下落

・日本のホテルの宿泊料金は前年比12%増を記録。40%※1超の成長を遂げた日本の観光業に貢献


2015年は、円の変動により、ユーロ、韓国ウォン、オーストラリアドルに対する円高が進み、日本人の海外旅行、特にタイとその他のアジア諸国への旅行に影響を与えました。日本人旅行者が滞在先のアジア地域(日本を除く)で出費した宿泊料金の平均下落率は、HPI調査の対象地域の中で最大となりました。

一方、米国ドルや英国ポンドに対する円安の影響があったものの、米国内の多くの都市が引き続き日本人旅行者にとって最も人気の旅行先となりました。

訪日外国人旅行者はかつてないほど増加し、特に中国や韓国といったアジア諸国の旅行者の増加が顕著でした。

日本人旅行者にとってアジアへの海外旅行がお得になったことは、2015年の大きな話題となりました。タイでは、プーケット、パタヤ、チェンマイなど、ほぼすべての人気観光地で宿泊料金が下落しました。そのうち、パタヤ、チェンマイでは、HPI調査の対象都市の中で最も低価格なホテル宿泊料金となりました。2015年、日本人旅行者が滞在先のソウルのホテルで出費した宿泊料金は著しく下落し、日本が韓国にとっての最大のインバウンド市場であるということを改めて示した形となりました。また、クアラルンプール、シンガポール、ヤンゴンでは、日本人旅行者がさらに旅費を使う傾向が見られました。中国、ベトナム、カンボジアではホテル宿泊料金が上昇傾向にありますが、日本人旅行者にとっては引き続き魅力的な価格帯となっています。

※1 日本政府観光局 2016年1月19日発表報道資料より

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[PRTIMES]
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