「学習における先生/コーチの必要性」に関するアンケート調査(「schoo WEB-campus」会員対象) 

2016年03月28日
オンライン動画学習サービス『schoo WEB-campus』を運営しているスクーは、同社会員に対して「学習における先生/コーチの必要性」に関するアンケート調査を実施しました。

2014年に内閣府が発表した「生涯学習に関する世論調査」によると、2008年と比べて生涯学習をしたことがある人が47.2%から57.1%と1割程度増えていることがわかりました。職業上必要な知識・技能の学習をした人も5ポイント伸びているなど、日本人の学習意欲が上昇傾向にあるといえます。

また、2016年1月にスクーが発表した自社調査(※)では、2016年の目標は「仕事のスキルアップ」や「語学の上達」を挙げている人が多い傾向となりました。さらに、それらの目標を達成するために必要なものとして3人に1人が「先生/コーチ」を挙げていました。

※調査対象者:「schoo WEB-campus」の会員528名
 調査方法:インターネット調査
 調査期間:2015年12月11日~12月15日

【調査結果サマリー】

1.現在何らかの学習や習い事をしている(過去にしたことがある)人は80.3%
  そのうちの68.6%が「先生やコーチがいる(いた)」と回答。

2.半数程度が学習や習い事に先生やコーチの存在が「必要な場合もある」と回答
  その理由として、独学の限界を感じたり、学習の効率化を図りたいといった回答が多く挙げられていた。

3.「先生やコーチ」に求めることは、「いつでも相談・質問に対応してくれる(68.2%)」
  「丁寧な指導(65.4%)」「その領域の“面白さ”、“楽しさ”を教えてくれる(64.6%)」
  などが挙げられた。
  また他にも、業界の動向やトレンド、実践的な経験談などを求めるコメントが散見された。

【調査結果詳細】

1.現在何らかの学習や習い事をしている(過去にしたことがある)人は80.3%  
  そのうちの68.6%が「先生やコーチ」がいる(いた)と回答


オンライン動画学習サービス『schoo WEB-campus』の会員に対し、現在何らかの学習や習い事をしたことがあるかどうか(あるいはしたことがあるかどうか)を聞いたところ、80.3%が「している(したことがある)」と回答していました。その際に、先生やコーチがいたかどうかについては68.6%が「いる(いた)」と答えており、独学で学習する人よりも倍以上の差がありました。

2.半数程度が学習や習い事に先生やコーチの存在が「必要な場合もある」と回答
  その理由は、「独学の限界」や「学習の効率化を図りたい」などが多かった


さらに、先生やコーチの必要性について聞くと、47.5%が「必要だと思う」と回答。
その理由としては、「新しいことを自分一人でやるには限界がある」「独学では得られない気づきがある」「間違った方法を続けないため」「自分で調べる時間を省略でき、効率良く学習を進めることができる」「一人で悩んでいるより解決が早い」「一人だとモチベーションを保つことが難しい」など、独学の限界や学習の効率化、自身のモチベーションの維持のために先生やコーチを求める声が多く挙げられました。

3.先生やコーチに求めることは、「いつでも相談・質問に対応してくれる」
  「丁寧な指導」「その領域の“面白さ”、“楽しさ”を教えてくれる」が6割


何らかの学習や習い事をする際に先生やコーチが必要であると回答した人に対し、先生やコーチに何を求めるかを聞くと、「いつでも相談・質問に対応してくれる」「丁寧な指導」「その領域の“面白さ”、“楽しさ”を教えてくれる」が6割以上と多く、先生やコーチには対応の速さや指導力、専門知識の豊富さなどが求められていることがわかりました。
他にも、「業界動向やトレンドを教えてくれる」「現場での実践力、事例」や、メンターのような役割を求める声も挙げられていました。


以上の結果から、何らかの学習や習い事をする際には先生やコーチがいたほうが、独学でやるよりも継続でき、さらに学習の効率化を図ることができると考える人が多数いることが浮彫になっています。また、その先生やコーチには、叱咤激励といったメンタル面でのサポートというよりも、いつでも相談や質問に応じてくれるという柔軟さや、その領域に詳しい人であるということが求められているのがわかりました。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
対象者:「schoo WEB-campus」会員
期間:2016年2月17日(水)~2016年2月22日(月)
有効回答数:748名

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