在宅ワークに関する意識・実態調査 

2016年03月26日
フラウネッツは、現役在宅ワーカー132名に「在宅ワークに関する意識・実態調査」を行いました。

【調査結果】

■現在の税込み年収:初心者の半数近くは20万円未満、経験者はばらつきがある
現在の税込み年収は、全体でみると平均118.8万円で、50万円未満が半数近くを占めています。
層別にみると、初心者の半数近くは20万円未満で、100万円以上の人は2割程度でした。
これに対して経験者にはばらつきがみられ、20万円未満の人が2割弱程度いますが、一方で2割程度の人は300万円以上の年収を得ています。各層の平均税込み年収は、初心者が59.7万円、経験者が144.5万円でした。

■現在、仕事受注時の1日当たり平均就業時間:平均では初心者4.2時間、経験者5.9時間
現在、仕事受注時の1日当たり就業時間は、全体でみると平均5.4時間でした。層別にみると、初心者の半数近くは1日3時間以下で、4時間以下が7割を占めます。
これに対して経験者の就業時間にはばらつきがみられ、1日4時間以下という回答が約35%ありましたが、8時間以上就業している人たちも3割近くいます。各層の平均就業時間は、初心者が4.2時間、経験者が5.9時間でした。

■今後希望する1日当たり平均就業時間: 1日5、6時間が最多時間
今後希望する1日当たり就業時間は、全体でみると平均5.5時間で、1日5、6時間程度を希望する人が5割近くでした。
層別にみると、初心者は1日5時間以下が6割強を占め、経験者は1日6時間以上が半数を超えています。各層の希望平均就業時間は、初心者が5.2時間、経験者が5.6時間でした。

■現在の在宅ワーク受注経路:初心者は「仲介機関経由」、経験者は「直接受注」が最も多い
現在の受注経路は、全体では「直接受注」(55.7%)、それに次いで「仲介機関経由」(45.9%)が上位に挙げられています。層別にみると、初心者では「仲介機関経由」(59.5%)、経験者では「直接受注」(65.9%)が最も多く挙げられています。

■今後、増やしていきたい受注経路:初心者、経験者とも「直接受注」がトップ
今後増やしていきたい受注経路は、全体では「直接受注」(56.6%)が圧倒的に多く、6割近くを占めています。層別には、いずれの層でも「直接受注」が多く挙げられています。初心者と経験者を比較すると、初心者では「仲介機関経由」(27.0%)、経験者では「直接受注」(61.2%)が多く挙げられています。

■在宅ワーク継続意向:初心者、経験者とも在宅ワーク継続意向のある人が圧倒的多数
在宅ワークの継続意向のある人は、全体でみると84.8%でした。層別にみると、いずれの層でも継続意向のある人が圧倒的多数ですが、初心者では「できれば企業に就職したい」(14.9%)、「できれば仕事をやめたい」(2.1%)という意向の人も見受けられます。

■在宅ワークの仕事獲得、継続に対する悩み・不安
「期待する年収が得られない」ことが最大の悩み。初心者の悩みや不安は多岐にわたり、経験者は「仕事とプライベートの両立が難しい」と感じている仕事の獲得、継続に関する悩みや不安は、全体では「期待する年収が得られない」(53.0%)、「仕事の探し方、増やし方が分からない」(38.6%)「受注件数が伸びない」(30.3%)が上位に挙げられています。いずれの層も「期待する年収が得られない」が多く挙げられていますが、初心者は「仕事の探し方、増やし方が分からない」(48.6%)、「自分のスキルに自信がない」(34.0%)をはじめとして、経験者と比較して多くの悩みや不安を抱えています。これに対して経験者は「仕事とプライベートの両立が難しい」(32.9%)と回答した人が初心者と比べて多くみられました。


【調査概要】
調査方法:WEB アンケート調査
有効回答数:
 ○未経験者(在宅ワークを始めたいが未経験) 10 名
 ○初心者(在宅ワーク歴 3 年未満;平均 1.4 年) 37 名
 ○経験者(在宅ワーク歴 3 年以上;平均 9.1 年) 85 名
  計 132 名
  ※在宅ワーク歴は、初めての受注成立時より起算
調査期間:2015 年 12 月 2 日~12 月 16 日

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[フラウネッツ]
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