婚活と福利厚生に関する意識調査(婚活サービスを利用する20代~50代の独身男女対象) 

2016年07月26日
婚活サポートコンソーシアムの参画企業であるIBJと、リゾートソリューションは、婚活サービスを利用中の未婚男女 365 名を対象に「婚活と福利厚生」についての意識調査を実施しました。
「婚活と福利厚生」って、ちょっと意外な組み合わせですよね。でも、実は福利厚生の一部として、婚活パーティーへの参加料や結婚相談所への入会金をサポートしてくれる企業が増えています。

福利厚生で「婚活」をサポートすることは、企業としてもメリットがあります。結婚することで健康面でのサポートも期待でき、家族を持つことで継続して働く可能性が高くなる傾向があります。また何より少子化問題への解決にもつながります。会社側も企業イメージアップや離職率低下などのため、積極的に婚活をサポートしたいという思惑があるようです。

【調査結果】

◆福利厚生で婚活したい人は約6割。みんな興味はあるみたい
59%の男女が「福利厚生の婚活サービスを使いたい」と回答しました。仕事とプライベートは分けたいと思う人が多いと思っていたのですが、半数以上とはちょっと驚きの数字ですね。
では、どんなところに魅力を感じたのでしょうか?

◆決め手はコスパ! どうせならお得に婚活
使ってみたい理由は「費用の一部を会社が負担してくれそうだから」で、36%と最も多い結果となりました。
少しでも負担を軽くしたいと考えている方が多いみたいですね。
次いで、「安心して利用できそうだから」、「職場の人間も協力・理解を示してくれそうだから」という理由がそれぞれ22%でした。いろいろな婚活サービスがあって迷ってしまいますが、会社が提携しているところなら安心できますよね。
さらに、「婚活仲間が増えて励みになりそうだから」という理由が10%、「堂々と婚活できそうだから」という理由が8%と自分が婚活していることを会社の人たちにも知ってもらえたら、モチベーションが保てたり、いろいろ協力してくれるかもといった期待もあるのかもしれません。

◆「福利厚生で婚活したくない」派が気になるのは、やっぱりあの点
一方、使いたくない理由で一番多かったのは、「職場の人に婚活していることを知られそうで不安だから」で52%でした。婚活はプライベートかつ、デリケートなこと。プライバシーには十分配慮した婚活サービスを使いたいですね。

◆やっぱり職場では内緒にしたいよね……と思いきや、オープンな人も
婚活サービスを使っていることを「内緒にしていないがあえて言わない」が43%と最も多い結果でした。「オープンに話している」という人も20%いました。これらを合わせると、会社で婚活の話をすることに抵抗がない人は60%を超えます。
また、あえて「婚活している」ことを職場にアピールする手もありますね。いろいろと相談にのってもらえたり、前述のとおり結婚後も協力してもらえたりするかもしれません。
ちなみに『言わない派』の主な理由は、「詮索されるのが嫌」、「わざわざ言わなくてもいい」が多数意見でした。これも納得です。そもそも婚活に限らず、プライベートなことを職場でオープンに話している人はあまりいないですよね。こうしたプライベートを詮索されない環境、利用状況がもれないシステムが整えば、もっと婚活の福利厚生導入も増えていくでしょう。

◆知り合いの紹介が安心! 勤務先の福利厚生利用はまだまだこれから?
婚活で期待が大きいのは「友人・知人」からの紹介で47%でした。続いて「民間の婚活サービス」も43%。
すっかりこうした婚活サービスも定着してきたようです。
しかし、その一方で「勤務先の福利厚生」への期待は2%でした。そうした制度があることを知らない人が多かったり、企業側からの告知が足りなかったりするのかもしれません。
実際に勤務先で利用できる福利厚生制度を聞いてみました。
「出産」、「育児」が17%、次いで「宿泊施設(保養所)」で15%でした。「婚活」はわずか3%にとどまりました。
この機会に制度の有無を確認したり、導入をお願いしたりしてみては?


【調査概要】
調査主体:リゾートソリューション株式会社、株式会社IBJ
調査テーマ:「婚活と福利厚生」について
調査期間:2016年7月1日(金)~7月7日(木)
調査対象:IBJの婚活サービスを利用する20代~50代の独身男女にWEBにてアンケートを実施
N値:男性221名、女性144名、計365名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[IBJ]
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