10代女子の恋愛事情に関する調査 

2016年11月17日
GMOメディアが運営する、10代の女の子に関する研究機関「プリキャンティーンズラボ(http://lab.prcm.jp/ )」は、10代の女の子を対象に「10代女子の恋愛事情に関する調査」を実施いたしました。

【本調査の背景】

 昨今、日本におけるSNSを含むソーシャルメディアの利用率は増加傾向にあり、特に10代は1日の平均利用時間が平日107分超、休日170分超と他の年代よりも突出して長くなっています(※)。このように、LINEやTwitter、InstagramなどのSNSは、10代にとって家族や友人とのコミュニケーションに欠かせないサービスとなっています。
 また、近頃ではカップル専用サービスが登場しているほか、交際中の男女がTwitterで「カップル共同アカウント」を作成していることも話題に上っていることから、SNSが恋愛においても重要な位置づけとなっていることがうかがえます。そこで「プリキャンティーンズラボ」は、SNSが10代女子の恋愛事情にどのような影響を与えているのかを探るべく、今回の調査を行いました。

※出典:総務省情報通信政策研究所
「平成27年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」

【調査結果】

■回答者の属性
~中高生が約9割、共学に通う子がほとんど~
 回答者の年齢は、13~15歳がボリュームゾーンとなっており、中高生で約90%を占めています。利用しているスマホのOSは「Android(50.4%)」が「iOS(43.9%)」を上回りました。
 また、「通っている学校の形態」については「共学(93.8%)」が大多数を占めました。

■恋人がいる子は約2割、出会いは「学校」が多いが
「インターネット」も1割超


 10代女子に、「好きな人・恋人の有無」について聞いたところ、「好きな人がいる(43.0%)」、「好きな人はいない(37.4%)」と続き、「恋人がいる(19.6%)」子は約2割となりました。
 続いて、恋人と出会った場所について尋ねたところ、「学校(クラス・ゼミ)」や「学校(部活・サークル)」、「学校(その他)」の「学校」に関連する項目が合計72.0%に上り、恋人との出会いは学校が圧倒的に多いことがわかりました。次いで「インターネット(11.2%)」も1割超に上っており、10代女子の中ではインターネットでの出会いも珍しくないことがわかりました。

■告白のシチュエーション、理想と現実にはギャップあり!

 続いて「恋人がいる」と答えた子に、「告白はどちらからしましたか?」と質問したところ、「相手から(63.1%)」という回答が6割を超えました。
また、「告白した/されたシチュエーション」については「LINE(44.2%)」が突出する結果となりました。
 一方で、10代女子に「告白されたいシチュエーション」について聞いたところ、「学校で(44.8%)」、「自宅・学校以外で直接(25.9%)」と続き、直接告白してほしいという子が多いことがわかりました。実際に「告白した/された方法」で最多だった「LINE」については、7.8%に留まっていることから、10代女子が告白に抱いている理想と現実にはギャップがあることがう
かがえます。

■恋人の写真をSNSに載せる子は少数派?
カップル専用サービスも使わない子が多い


 「恋人がいる」子に、恋人とのSNSの使い方について質問しました。「SNSのプロフィール画像を一緒に撮った写真に変えているか?」という質問については、「変えていない(82.1%)」が突出しており、同様に「恋人の写真や動画を投稿したことがあるか?」についても「ない(79.7%)」との回答が多い結果となり、SNSに恋人との写真や動画を公開する子は少数派ということがわかりました。
 また、「カップル専用サービスの利用の有無」について尋ねたところ、「何も使っていない(86.8%)」が最多となりました。該当するサービスでは、「Couples(6.5%)」が一番使われているようです。


<調査概要>
調査テーマ:10代女子の恋愛事情に関する調査
調査対象:スマホを所有している10代女子
調査期間:2016年11月1日~2016年11月8日
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答数:1,966名
調査主体:プリキャンティーンズラボ

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[GMOメディア]
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