人工知能(AI)&ロボット活用に対する意識調査【医療編】(20~60代男女対象) 

2016年11月22日
ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『人工知能(AI)&ロボット活用に対する意識調査【医療編】』結果を発表します。本調査は、全国の20~60代の男女555名を対象にしています。

【調査結果の概要】

■6割以上が「病院での対応に不満を感じることがある」
直近1年以内に診断や治療で病院に行ったことがある人のうち、病院での対応について「頻繁に不満を感じる」人は9.5%、「ときどき不満を感じる」人は53.2%で、合計で62.7%が病院での対応に不満を感じていることがわかりました。

■病院での不満の1位は「待ち時間」、2位「診断の納得感」
病院で不満を感じることがあると回答した人の理由として最も多かったのは、「とても長い間待たされた」(72.7%)、次いで「あまり症状を聞かずに診断を簡単に済まされた」(26.5%)、「複数回、病院に通っても症状が改善しなかった」(24.1%)でした※。

■約4割が、「医療現場での人工知能(AI)活用に賛成」
医療現場でのAIの活用について賛成か反対かを聞いたところ、「全面的に賛成する」人は8.6%、「どちらかというと賛成する」人が29.5%で、合計で38.1%が賛成と回答しました。「どちらともいえない」と答えた人は38.7%でした。

■約3割が、「将来、AIが診断をするようになる」と予想
将来的に、医療現場でのAI活用がどの程度実現するかについて、「すべての診断業務が医師ではなく、AIに置きかわる」と予想する人は4.9%、「すべてとは言わないが、医師ではなく、AIが診断するようになる」と予想する人は21.6%で、合わせて26.5%がAIによる診断の実現を予想していました。一方で、「医師に置きかわるというよりは、支援するようなものになる」と予想する人は46.5%と、割合としては最も高くなりました。

■AIによる診断を支持する理由は、1位「待ち時間」、2位「診断への納得感」
AIによる診断に賛成する人にその理由を聞いたところ、「待ち時間によるストレスが緩和されそうな気がする」(46.7%)が最も多く、次いで「根拠を明確に示してくれ、結果に納得できそう」(45.8%)、「治療にかかる時間的コストが改善されそう」(45.3%)でした※。
※ 複数回答あり。


【調査概要】
調査名:『人工知能(AI)&ロボット活用に対する意識調査【医療編】』
調査期間:2016年11月17日(木)~11月21日(月)
調査対象:全国の20~60代の男女555名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Marketing Research Camp]
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