休暇を最高にハッピーに過ごす秘訣に関する調査(17ヶ国調査) 

2017年01月13日
宿泊予約サイト Booking.comの日本法人 ブッキング・ドットコム・ジャパンは、世界各地でのアンケート結果を発表いたしました。

「地元の人がもっともフレンドリーでハッピー」と思う国に、アンケート回答者の35%が「オーストラリア」、33%が「カナダ」、29%が「イタリア」(29%)を選んでいます。休暇の旅行をハッピーにする宿泊施設の要素に、回答者の約80%が「快適なベッド」 、60%が「景色」、52%が「Wi-Fi」を選んでいます。33%は、休暇の旅行では地元の人々も泊まるようなアパートメントや別荘に宿泊したいと答え、24%は新しい人に出会いたいと答えています。

本データーの調査期間は、2016年9月9から10月4日。対象国は、日本、イギリス、ドイツ、フランス、オランダ、イタリア、スペイン、クロアチア、ロシア、アメリカ、カナダ、ブラジル、中国、インド、タイ、オーストラリア、ニュージーランドの17ヶ国。有効回答サンプル:1万7,157名(各国1,000名以上)。回答者は、18歳以上で、過去1年間に国内旅行または海外旅行に行った人を対象にしました。

何ヶ月、場合によっては何年も前から目的地のリサーチをはじめ、宿泊施設を予約して、現地の写真を見ながらどんなことをしようか思いをめぐらせる。多くの人にとって、旅行は待ちに待った瞬間です。どれだけ事前に予約をしたかにかかわらず、39%もの回答者が実際に旅に出るまで休暇のことを一日に複数回考えるとしていることからも、旅行が最終的に期待どおりのものになるかどうかは、非常に重要なことであるのが分かります。

今回の世界各地でのアンケート調査では、「夢の休暇」が「ダメな休暇」にならないための秘訣に迫りました。

■地元の人がもっともフレンドリーでハッピーだと思う国

世界17ヶ国、1万7,157名が対象となった調査では、旅行先に住む地元の人々がフレンドリーでハッピーな雰囲気だと、旅行者もハッピーな気持ちになることが分かりました。33%は旅先で地元の人と過ごしているときが一番楽しいと答え、24%は新しい人との出会いが嬉しいと答えています。このポジティブな空気は同行者にも広がり、約半数の47%が休暇中は家族やパートナーとより良好な関係でいられるとしています。地元の人がもっともフレンドリーだと思う国には、1位に「オーストラリア」、2位に「カナダ」、3位に「イタリア」が選ばれました。僅差ではありますが、日本はタイに次いで7位。国別で日本の評価が最も高かったのは、タイ。断突の72%が日本の地元の人がフレンドリーだったと評しています。

地元の人がフレンドリーでハッピーだと思う国
割合 国名
35% オーストラリア
33% カナダ
29% イタリア
25% スペイン
24% アメリカ
20% タイ
20% 日本
20% フランス
20% ニュージーランド
19% ブラジル

ハーバード大出身の研究者でニューヨーク・タイムズ・ベストセラー作家でもあり、幸福研究の第一人者・ショーン・エイカー氏は次のように述べています。

「10年以上に渡る研究で、マインドセットや幸福感というものは周囲にとても影響を受けやすいものだということが分かっています。ポジティブな人に囲まれて過ごせば、自然と前向きな気持ちで世界を見ることができるようになるでしょう。だからこそ、旅先でフレンドリーな人々と触れ合うことは旅行全体に重大なインパクトを持つのです。旅行がリフレッシュを目的としたアクティビティとともに推奨される理由は、ハッピーな気持ちになった人が周囲に及ぼすポジティブな影響に他なりません。幸福感がこうした相互作用を持つことは、科学的にも分かってきているのです。」

■最高の休暇のための重大要素

休暇中に幸せを感じる瞬間は様々です。38%の回答者は、もっとも幸せを感じる瞬間に「素晴らしい宿泊施設」と答え、25%は「地元の文化にふれあう」、48%は「地元ならではの美味しい料理」、45%は「息を呑むような絶景」と答えました。特に日本人は「地元ならではの美味しい料理」へのポイントが中国人と並んで高く、63%平均を大きく上回っています。また、「素晴らしい宿泊施設」では、平均が38%に対し、44%と宿に対するこだわりも高いということがわかりました。

最高の休暇のための重大要素
割合 要素
48% 地元ならではの美味しい料理
48% 最高の天気
45% 息を呑むような絶景
38% 素晴らしい宿泊施設
37% スムーズな旅行
36% パートナーと旅行する
34% 家族と旅行する
26% 行ったことのない国を訪れる
25% 地元の文化にふれあう

■最高の休暇を過ごすために宿泊施設に期待されるアイテム

もちろん、最高の休暇を形作るのはどこに出かけるか、何をするかだけではありません。日中あちこち動いて疲れた体を休めるための環境もまた、旅行中の幸福度に大きなインパクトを持ちます。宿泊施設に期待するアイテムとして、80%が「快適なベッド」と答え、僅差の60%が「景色」と答えました。日本人にとって、宿泊施設に期待することは、「快適なベッド」に次いで「景色」が最も高いということがわかりました。さらに、日本人が非常に期待することは、「アメニティ」で平均38%に対して、56%と他の国に比べ最も高い数値となりました。面白いことに、日本人はこの3つのアイテム以外に宿泊施設への期待がとても低い、という結果になりました。以下の表にはないミニバーに関しては、12%に対して、日本人の期待はたった6%で最も低い数値となりました。

宿泊施設に期待されるアイテム
割合 アイテム
80% 快適なベッド
60% 景色
52% 無料Wi-Fi
38% 高品質のアメニティ
35% 柔らかい枕
28% 優れたルームサービスメニュー
25% ウォーターフォールシャワー(打たせ湯)
21% 到着時のワイン1本無料サービス
17% コートハンガー/広いクローゼット
13% 雰囲気のある照明

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Booking.com]
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