大阪府民のニッチな結婚観調査 2017 

2017年03月07日
ツヴァイは、大阪府民の結婚観に関する調査を実施。その速報がまとまりましたのご報告致します。大阪府民の結婚観に関する調査は今回が初めてとなります。

調査の結果、大阪と東京の比較、大阪を地域ごとに比較、大阪在住かつ贔屓にしているスポーツチームごとに比較した際、それぞれ異なる結婚観を持っていることがわかりました。

「結婚をする理由は何か」という質問に対し、大阪女性の32.0%は経済的な安定を求める志向にある一方、 東京女性では24.0%となっています。また、同様にガンバ大阪のサポーターの70.2%は「好きな相手と一緒にいたいから」と回答している一方、阪神タイガースファンでは同回答が57.0%と、贔屓チームによっても大きく異なる回答となりました。
「恋人の有無」に関しては、大阪女性の66.0%が恋人がいないと回答、さらに「いい人がいれば明日にでも結婚したいか」という設問では、48.7%の大阪女性がそう思うと回答。東京女性の34.0%と大きな差を開く結果となり、大阪女性は結婚に前向きな傾向であることが判明しました。

【調査結果サマリー】

今回の調査では、大阪府民の結婚観、大阪在住男女の各スポーツチームファンの結婚観、そして、大阪府主要6地域の結婚観を調査。調査の結果、「結婚したら相手より少し下がって付いていきたい」と答える大阪女性が45.0%(東京女性:34.0%)、「夫婦の財布は共同」と答える大阪女性が56.7%(東京女性:48.0%)となりました。
このことから、広く大阪女性は控えめさを持つ大和撫子でありがなら、家計もしっかり管理する堅実な女性であることが判明しました。
また、大阪の地域別の調査では、「北大阪・大阪市・東部大阪・堺市・南河内・泉州」を対象に実施。
その結果、各地域の女性の結婚観は、

北大阪:こだわらない淡白さとしっかりした経済観を持つ「サバサバ系しっかり女性」

大阪市:他地域に比べて結婚願望は低いが、結婚後は夫を支える「大和撫子女性」

東部大阪:専業主婦志望が6割 妻として夫を支えたい「温和女性」

堺市:結婚後もラブラブな男女でいたい「いつまでも恋愛女性」

南河内:自立をしながら対等な立場で歩きたい「対等なパートナー型女性」

泉州:結婚は恋愛の延長 好きな人と結婚したい「ロマンチック女性」

となり、地域によって結婚観が大きく異なることが判明しました。

【主な調査トピックス】

大阪府民のニッチな結婚観
1.結婚は家族との相性も重要と考える大阪府民
2.結婚後は夫についていきたい大和撫子タイプ

贔屓ファンの違いによるニッチな結婚観
3.恋愛気質なセレッソと現実的なガンバ
4.堅実派の阪神ファンと直感派の巨人ファン

大阪地域ごとのニッチな結婚観

5.男をたてるキタ派女性
6.ラブラブしてたいミナミ派女性

大阪女性のニッチな結婚観
7.結婚する理由 地域ごとで優先度が異なる結果に
8.結婚相手に求めるものやっぱり性格が一番
9.専業主婦志向 収入に比例する傾向に
10.どの地域よりも恋愛気質の泉州女性
11.夫婦関係 亭主関白派の大阪市と対等派の南河内
12.一人の時間は大切に 付かず離れずな南河内
13.各地域の女性像

大阪府民同士のマッチング
14.各地域ごとのマッチング調査

【調査結果】

大阪府民のニッチな結婚観

1.結婚は家族との相性も重要と考える大阪府民
結婚相手へ求めることの調査で、家族に関することを尋ねました。
大阪男女、東京男女で比較すると、「自分の家族と仲良くなれることを求める」という回答が大阪では平均26.7%に対し東京では15.0%となったほか、「相手が家族を大切にしていることを求める」という回答が、大阪では平均29.9%に対し東京では平均15.0%と約2倍近く開きがあり、 結婚は家族との相性も重要と考える傾向にあることがわかりました。

2.結婚後は夫についていきたい大和撫子タイプ
結婚後、「『亭主関白な家庭』と『かかあ天下な家庭』のどちらを求めるか」という質問に対しては、男性は東西で大きな差はないものの、女性では大阪28.3%、東京16.0%と約1.7倍の違いとなりました。
また、「結婚したら、相手より少し下がって付いていきたい」という回答では、大阪女性で45.0%、東京女性で34.0%と、大阪女性は東京女性に比べて亭主関白な家庭を許容し、 結婚後は男性についていく大和撫子タイプな女性が多いことがわかります。

贔屓ファンの違いによるニッチな結婚観

3.恋愛気質のセレッソファンと現実的なガンバファン
結婚相手へ求めることの調査で、何を求めるかについて尋ねました。 「結婚しても、ずっと男と女でいたい」という回答では、セレッソファンは96.2%とほぼ全ての人が回答した一方、ガンバファンは68.1%という結果となり、約1.4倍の差が開きました。 一方で、「結婚相手に収入を求める」という設問では、ガンバファンは63.8%に対し、セレッソファンは57.7%とガンバファンは結婚相手には収入を求めるという現実的な人が多い傾向にあることがわかりました。

4.堅実派の阪神ファンと直感派の巨人ファン
野球の応援するチームによっても回答に大きく差が現れました。結婚相手として、「堅実な会社員か一か八かの商売人のどちらが良いか」という設問では、阪神ファンの87.7%が堅実な会社員と回答する一方、巨人ファンは67.6%という結果となり、阪神ファンはより堅実な傾向にあることが判明しました。
また、「一目で恋に落ち、付き合うのが理想」であるという回答では、阪神ファンは9.6%である一方巨人ファンは27.0%となり、巨人ファンの約4人に1人は一目惚れの傾向にあることがわかりました。

大阪地域ごとのニッチな結婚観

5.男を立てるキタ派女性
結婚生活後の対応についても、キタとミナミでは大きく異なり、「亭主関白な家庭を求める」という回答では、キタ派女性が37.4%、ミナミ派女性が21.3%と差が開く結果となりました。また、「相手より少し下がって付いていく」という回答でも、キタ派女性が49.6%、ミナミ派女性が41.4%と、キタ派女性が約半数という回答となりました。 このことから、キタ派女性はミナミ派女性と比べて、男を立てる大和撫子の傾向にあることがわかりました。
※キタ派はより梅田界隈を好む層・ミナミ派はより難波界隈を好む層と定義

6.ラブラブしてたいミナミ派女性
一方で、ミナミ派女性の特徴としては、「結婚後もいってらっしゃいのキスを毎日したい」という回答では31.4%で、キタ派女性の22.9%を上回る結果となり、「記念日や誕生日はお祝いしたい」という回答でも67.5%でキタ派女性の58.0%を上回りました。 このことからミナミ派女性は、結婚後も恋人のような関係でありたいという気持ちがより強いことがわかりました。

大阪女性のニッチな結婚観

7.結婚する理由 地域ごとで優先度が異なる結果に
各地域ごとに結婚する理由を見てみると、地域によって優先するものが異なることがわかりました。 「好きな人と一生一緒にいたい」という理由では、泉州女性が56.0%となり、他の地域と大きく差を開く結果となりました。また、「子供が欲しいから」という回答では南河内女性が30.0%で6地域中で最も高い数値となっています。 一方で、全体として数値は低いものの、大阪市の44.0%は「結婚したいと思わない」と回答しており、比較的結婚願望が低い地域であることがわかりました。

8.結婚相手に求めるもの やっぱり性格が一番
結婚相手に求める条件では、「収入」という答えが北大阪と南河内では70.0%と高い傾向にある一方、東部大阪は54.0%で16.0ptの差となっています。一方東部大阪は仕事内容・勤務先でも 18.0%で6地域中最低となり、東部大阪の女性は結婚相手に求める条件に男性のステータスはさほど重視していない傾向であることがわかりました。 性格・収入が全地域で求められる一方で、堺市は他地域と比べて、容姿・ルックスが重要と 40.0%が回答しており、他地域に比べて外見を重視していることが判明しました。

9.専業主婦志向 収入に比例する傾向に
結婚後に専業主婦になりたいという女性は、東部大阪が最も高い64.0%となり、最も低い堺市とは22pt差となりました。また結婚相手の収入を重視する東部大阪の女性は36.0%おり、これらの調査結果を照らし合わせると、東部大阪女性は家庭のお金は夫に任せ、自分は家庭を守る主婦業に徹する傾向が見えてきました。

10.どの地域よりも恋愛気質の泉州女子
「結婚は恋愛の延長であるか」という設問の回答では、泉州地域の女性の30.0%が延長であると回答。一方自立志向の強い大阪市では8.0%のみとなり、結婚は恋愛とは別物であると考える傾向にあることがわかりました。
また、「結婚しても、ずっと男と女でいたい」という設問の回答でも、泉州女性は34.0%で最も高い数値となったことからも、泉州女性は6地域の中で最も結婚においても恋愛気質であることが判明しました。

11.夫婦関係 亭主関白派の大阪市と対等派の南河内
結婚後の夫婦関係について、「亭主関白」か「かかあ天下」のどちらがいいか、という設問の回答では、大阪市女性は結婚願望が比較的低いにもかかわらず、意外にも亭主関白派が最も高い40.0%という結果となりました。一方で南河内では亭主関白派は20.0%にとどまったほか、相手より少し下がることで男を立てるという回答は6地域で最も低い34.0%となり、対等な関係でありたいという傾向にあることがわかりました。

12.一人の時間は大切に 付かず離れずな南河内
「結婚後もお互いの一人の時間を尊重したい」かという設問では、南河内が94.0%とほぼ全ての人が回答。結婚理由が子供が欲しいからなどの回答があるものの、結婚後は男と女の関係を望んでいないことなどからもわかるように、南河内の女性は夫とある程度の距離を保ちながら、協力して暮らしていきたいと考える女性であることが判明しました。

13.各地域の女性像

北大阪
淡白な関係を求めるが結婚相手のステータスは重視する
都会的な視点を持つ「サバサバ系しっかり女性」

大阪市
経済的に自立しており結婚願望は低い!
しかし結婚後は夫を支えたい「大和撫子女性」

東部大阪
働くよりも専業主婦
妻として夫を支えたい「温和女性」

堺市
生活に高望みはしない
結婚後もラブラブな関係を求める「いつまでも恋愛女性」

南河内
お互いの時間は尊重したい
自立しつつも同じ歩幅で歩きたい「対等なパートナー女性」

泉州
結婚前も結婚後もずっと恋愛していたい
好きな人と結婚したい「ロマンチック女子」

大阪府民同士のマッチング

14.各地域ごとのマッチング調査

男性的な価値観と女性的な価値観を持つ北大阪女性×大阪市男性
淡白な関係を求めるサバサバ系しっかり女性である北大阪の女性には、 結婚後も、男と女でいることを求めず、かつ平均以上の収入を備える大阪市男性がオススメ。

結婚願望は低いが、結婚後は夫に寄り添いたい大阪市女性×大阪市男性
他地域と比較すると結婚願望の低い大阪市の女性ですが、亭主関白を求める傾向にあるため、 結婚後は夫をサポートする妻になると予想されます。逆に亭主関白な家庭を求め、共働きに抵抗がないという回答でバランスのとれた大阪市男性は適しています。

専業主婦志向の東部大阪女性×南河内男性
専業主婦志向が強い東部大阪女性に合う男性として最も重要なことは「共働きを求めない」こと。 共働きを求めず、専業主婦でも暮らしていくための経済力を持った南河内男性が適しています。

ラブラブ生活志向の堺市女性×東部大阪男性
結婚後も、ラブラブな関係を求める傾向にある堺市女性には、同じく結婚後もラブラブな関係でいたい東部大阪男性が適しています。

夫婦で足並みをそろえて進む南河内女性×東部大阪・泉州男性
お互いの時間は尊重しつつも、同じ歩幅で協力して暮らしていきたいと考えている南河内女性には、同じくお互いの時間を大切にできる人が適しています。調査によると、お互いの一人の時間を尊重できるのは東部大阪と泉州男性となっているため、おすすめです。

恋愛に生きるロマンチックな泉州女性×東部大阪・北大阪・泉州男性
恋愛に生きるロマンチックな泉州女性には、同じくロマンチック気質の男性が適しています。調査によると、結婚理由が「好きな人と一生一緒にいたいから」という傾向が強いのは東部大阪ですが、 結婚は恋愛の延長という部分では北大阪男性、泉州男性も適していると考えられます。

東西比較

15.やっぱりお笑い大好き 家庭にも笑いを求める大阪女性

東京と大阪の大きな違いはやはり「お笑い」という部分を家庭に持ち込むかどうかに現れました。東京と大阪の男女に、「結婚するなら、笑いのツボが合う人としか結婚したくないか」という設問には大阪女性の半数以上が「そう思う」と回答しており、東京女性よりも15pt以上高い数値を出しています。

16.お淑やか 大和撫子な大阪女性
アクティブで天真爛漫なイメージがある大阪女性ですが、お淑やかな一面があることも調査で判明しました。「結婚したら、相手より少し下がって付いていきたい」かという設問に対し、 45.0%の大阪女性が「そう思う」、「ややそう思う」と回答。大阪女性は東京女性と比べても、夫を立ててあげる気質を持った大和撫子であることがわかりました。


<調査概要>
調査対象者: N=700
調査期間: 2017年2月10日(金)〜13日(月)
■対象者条件 :東京大阪在住独身(東京:N100/大阪:N600)
■性別 : 男女
■年齢 :25-44歳
■割付条件1 :男女を均一回収
■割付条件2 :25-34歳/35-44歳 を均一回収
■割付条件3 :大阪府内の北大阪、大阪市、東部大阪、堺市、南河内、泉州在住(合計N600)
       東京都内23区在住(N100) を均一回収
■調査方法 : インターネット

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[ツヴァイ]
 マイページ TOP