「結婚式観」に関する調査2017(「ナシ婚」層対象) 

2017年07月05日
みんなのウェディングは、 入籍はするが結婚式はしない、いわゆる「ナシ婚」層に対して、結婚式観について調査を実施。

調査対象者:既婚女性(全国/入籍して3年以内)、世帯年収400万以上
入籍しているが、挙式・披露宴両方とも行っておらず、現時点でその予定はない20〜39歳の女性

<調査結果>

【若者の結婚式への出席経験が少ないことで、結婚式への興味がなくなってきています。】

●結婚式参列経験ゼロ、20代前半43.5%
●結婚式「好き(66.6%)」、「嫌い(33.4%)」
●「あまり仲の良くない友人の結婚式は断りたい(92.6%)」

20代前半の結婚式参列経験が0回は43.5%で、全体の半数近くでした。20代後半~30代後半では、1~4回が最も多く、年齢と共に結婚式参列経験が増えることがわかります。出席する側として、結婚式が好きか嫌いかという質問では、33.4%が嫌いと答え、「あまり仲の良くない友人の結婚式は断りたい(92.6%)」と、特に若者の間で結婚式離れは進んでいることが伺い知れます。

【結婚式はやらなかったけれど、半数近くは今後何かしらの形で実現したい想いがあります。】

●ナシ婚の結婚式への想い「機会があれば、行いたい(41.1%)」
●結婚式をやらなかった心残りは、1位「写真など形に残したかった(40.5%)」
2位「ウェディングドレスが着たかった(34.4%)」3位「親に花嫁姿をみせたかった(30.2%)」
●今後やりたいことは、1位「フォト(69.8%)」、2位「挙式(61.7%)」
やりたくないこと「披露宴(77.5%)」

結婚式が行える機会があれば、行いたいと思いますかという質問に対して、「絶対に行いたい(12.2%)」「行いたい(28.9%)」合わせて41.1%の方が行いたいと答えました。また、結婚式をしていないことの心残りは、「写真など形に残したかった(40.5%)」、「ウェディングドレスが着たかった(34.4%)」、「親に花嫁姿をみせたかった(30.2%)」と続きました。今後結婚式を行うとして、興味のあるものは、「フォト(69.8%)」、「挙式(61.7%)」で、興味のないものは、「披露宴(77.5%)」という結果になりました。

【ナシ婚からみる!これからの結婚式トレンドは、少人数×カジュアル、自分たちの大切にしているものを表現するシンプルな演出が好まれる傾向があります。】

●「身近のみでこじんまりしたい(91.3%)」「本当に仲の良い友人だけ招待したい(92.9%)」少人数ニーズが浮き彫りに
●お姫様体験よりも、「特別なことはせず、日常の延長で祝いたい(72.7%)」
●カジュアル(79.7%)&シンプル(89.4%)傾向

招待規模について、「できるだけたくさんの人を招待したい(8.7%)」より「身近のみでこぢんまりしたい(91.2%)」が圧倒的に多く、「仕事関係者なども招待したい(7.1%)」よりも「本当に仲の良い友人だけ招待したい(92.9%)」が多いことがわかりました。また、「一生に一度のお姫様体験がしたい(27.3%)」より、「特別なことはせず、日常の延長で祝いたい(72.7%)」と、いつも通り過ごしたい層が目立ちました。結婚式の内容についても、「フォーマルな結婚式(20.3%)」より「カジュアルな結婚式(79.7%)」、「ゴージャスな結婚式(10.6%)」より「シンプルな結婚式(89.4%)」、「コンテンツがたっぷりボリュームがある(9.0%)」より「なるべくゆっくり落ち着いた(91.0%)」と、ナシ婚層は少人数でカジュアルな結婚式を好む傾向にありました。

【ナシ婚が選ぶ!結婚式人気コンテンツランキング1位「家族とバージンロードを歩く(43.7%)」
2位「親に花束・記念品贈呈(42.8%)」3位「フォトサービス(41.9%)」
ワーストランキング 1位「親に手紙を朗読(57.3%)」2位「プロフィールビデオ上映(56.2%)」】

結婚式のコンテンツについて、人気のあるものを調査したところ、1位「家族とバージンロードを歩く(43.7%)」、2位「親に花束・記念品贈呈(42.8%)」、3位「フォトサービス(41.9%)」と続き、家族との繋がりを大切にする儀式や形に残す写真が人気でした。一方、人気のないコンテンツは、1位「親に手紙を朗読(57.3%)」、2位「プロフィールビデオ上映(56.2%)」という結果になりました。(※なお、今回は上位10項目のみ掲載しております。)

■結婚式をしなかった心残りに関するエピソード
・1番の親孝行だと思うから。自分のおばあちゃんが高齢で、腫瘍が見つかったりして、はやいうちに結婚式すればよかったなとおもいはじめた。家族、親戚が全員元気なうちに見せてあげたい。(20代 女性 群馬)

・親は花嫁姿を見ることで、子供を最後まで育て上げたという実感を持ちそうだから。(20代 女性 東京)

・まだ父親が子離れしていない部分があり、花嫁姿を見せるとお嫁に行ったという実感が湧きそうだから(20代 女性 神奈川)

・周りの友人達がだんだんと結婚し、結婚式でのウエディングドレスの写真をSNS等でアップしているのをみた時。凄く羨ましいと思った。(20代 女性 福岡)

・普段はボーイッシュな友人のウェディングドレス姿がとても綺麗で、自分も若いうちに着て写真に残しておきたいと思った。(20代 女性 宮城)

・式をあげていないので、なんとなく夫婦生活がスタートしてしまい、覚悟が決められていなかった。(30代 女性 広島)

・半同棲のような生活を送っていた期間が長く、挙式を行わないまま入籍、同居生活を始めたので、家事の分担がまったくできていないこと。また、式をしていないので両方の家族にしっかり結婚の報告ができていない。(20代 女性 長野)

・旦那に結婚したという意識が低い。きちんと心を切り替えてほしい。(女性 30代 宮城)


【調査概要】
みんなのウェディング「ナシ婚の結婚式観」に関する調査2017
・アンケート方法:インターネット調査
・アンケート期間:2017年6月15日(木)~2017年6月16日(金)
・対象者:既婚女性(全国/入籍して3年以内)、世帯年収400万以上
 入籍しているが、挙式・披露宴両方とも行っておらず、現時点でその予定はない20〜39歳の女性
・有効回答数:311
・年代:20~24歳(7.4%)、25~29歳(42.4%)、30~34歳(25.1%)、35~39歳(25.1%)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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