統計からみた我が国の高齢者(65歳以上) 

2017年09月17日
総務省統計局では、「敬老の日」(9月18日)を迎えるに当たって、統計からみた我が国の高齢者のすがたについて取りまとめました。

高齢者の人口 (人口推計)
・総人口が21万人減少する一方、高齢者は57万人増加
・総人口に占める高齢者人口の割合は27.7%と、過去最高
・90歳以上人口が初めて200万人を超える
・日本の高齢者人口の割合は、世界で最高

高齢者の人口移動(日本人移動者) (住民基本台帳人口移動報告)
・高齢者の転出超過数は東京都が最も多く、転入超過数は埼玉県が最も多い

高齢者の就業 (労働力調査)
・高齢者の就業者数は、13年連続で増加し、770万人と過去最多
 就業者総数に占める高齢者の割合は、11.9%と過去最高
・高齢雇用者の4人に3人は、非正規の職員・従業員
 高齢者の非正規の職員・従業員は、10年間で約2.5倍に増加
・非正規の職員・従業員についた主な理由は、
 男女とも「自分の都合のよい時間に働きたいから」が最多
・日本の高齢者の就業率は、主要国で最高

高齢者の家計 (家計調査、家計消費状況調査)
・交際費、保健医療への支出割合が高い高齢者世帯
・高齢者世帯の貯蓄現在高は1世帯当たり2394万円
・10年間で2.9倍に上昇した高齢者世帯のネットショッピングの利用
・医薬品・健康食品の支出割合が高い高齢者世帯のネットショッピング

高齢者の暮らし (社会生活基本調査)
・高齢者の趣味・娯楽は「園芸・庭いじり・ガーデニング」が最も多い
・「園芸・庭いじり・ガーデニング」の行動者率は、茨城県が最も高い

※  【高齢者】
この統計トピックスにおいては、65歳以上の方を「高齢者」としています。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[総務省]
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