自身の仕事と働き方に関する調査(エンジニアとして活躍する20代~60代対象) 

2017年12月27日
PE-BANKは、エンジニアとして働く全国の20代~60代を中心に、自身の仕事と働き方に関するインターネット調査を実施いたしました。

<TOPICS>

1.「正社員」「フリーランス」の主流はシステムエンジニア、「派遣・契約社員」は職種が分散
2. エージェント利用中の「フリーランス」は「会社員」より100万円以上平均年収が高い
3. 独立検討者の7割が「役職についている人」
4. 「フリーランス」が最も満足しているのは「プライベートの充実」
5. エージェント活用経験者は1割以下!?

<調査結果>

■「正社員」「フリーランス」の主流はシステムエンジニア、「派遣・契約社員」は職種が分散
現在の職種を聞いたところ、「正社員」派遣・契約社員」「フリーランス」全てにおいて、一番多かったのが「システムエンジニア」という結果になった。正社員とフリーランスは、「システムエンジニア」が主流であり、その他の職種と人数に大きく差が開いた。一方で派遣・契約社員は、2番目以降、職種による人数の大差がなく、分散している傾向が見られた。

■エージェント利用中の「フリーランス」は「会社員」より100万円以上平均年収が高い
会社員として働くエンジニアの平均年収は635万円。フリーランスのエンジニアは平均398万円であり、両者の個人年収には約1.5倍の開きがあることが明らかになった。
フリーランスの多くは短期案件や週2~3日の案件などを受託している不安定な働き方をしているエンジニアが多いためと考えられる。
しかし、エージェントを利用しているフリーランスエンジニアの年収は746万円と、利用していないフリーランスの約2倍、会社員の平均も大きく超える結果になっている。最も平均の個人年収が高い、役職者を多く含む独立を検討している会社員(平均790万)とも僅差であり、フリーランスでも十分な収入を得られていることが読み取れる。

■独立検討者の7割が「役職についている人」
独立を検討していると回答した会社員に、現在就いている役職を聞いたところ、課長や部長など何らかの肩書きがある人が7割という結果になった。独立希望者の中でも、課長・部長などの管理職層が最も多く、全体の4割を占めている。
また、独立希望者の1割が取締役や役員など経営に携わっている上層部ということが明らかになった。

■「フリーランス」が最も満足しているのは「プライベートの充実」
フリーランスエンジニアに対し、項目に対する満足度を聞いたところ、最も満足度が高かった事項は「プライベートの時間の確保(47.8%)」であった。その他、「自身のスケジュール管理(38.4%)」「プライベートアクティビティの充実(30.4%)」とプライベートに関する項目が多く上位にランクインしている。また、「プロジェクト管理能力」と仕事に関する時間の使い方もランクインしており、
フリーランスという働き方を選ぶことで仕事と私生活の両方を充実させられていることがわかった。

■エージェント活用経験者は1割以下!?
案件紹介など支援を行うエージェント会社を利用・認知しているか聞いたところ、半数を超える51.9%が「認知していない」と回答した。また、「認知はしているが利用経験はない」が41.7%にのぼり、存在は知っていても利用に至らないケースが約4割を占めた。
実際に利用しているのはわずか2.3%、過去に利用したことがあると回答した人が4.3%とエージェント会社の支援を受けた経験があるエンジニアはわずか6%に留まった。


<調査概要>
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査対象:エンジニアとして活躍する全国の20代~60代
有効回答数:885人
※設問毎の有効回答数については、各設問ページのN数を参照ください。
調査実施日:2017年9月22日(金)~2017年9月29日(金)
調査主体:株式会社PE-BANK調べ

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