2017年のキャンプ場利用に関する実態調査(キャンプ場検索・予約管理サイト「なっぷ」サイト利用者男女対象) 

2017年12月26日
スペースキーが運営する、キャンプ場検索・予約管理サイト「なっぷ」は、全国のサイト利用者男女1,302名を対象に2017年のキャンプ場利用に関する実態調査を行いました。

【要約】

・キャンプ場利用者の半数以上は親子連れである。一方で全体の7%はお一人様キャンプ(ソロキャンプ)として参加している。

・キャンプをしたいと思うきっかけとして「忙しい・疲れを感じる時」と回答した人は全体の約4割を占める。

・フリーサイト(区画や利用広さの指定がないサイト)、グランピング施設の使用率増加。一方で区画サイト(利用者のスペースがあらかじめ指定されているサイト)の使用率が減少。

【キャンプ場利用者内訳】

「なっぷ」の利用ユーザーの内訳を見ると、35歳~44歳が最も多く63%と全体の半数以上を占めています。
25歳~34歳までのユーザーを加えると全体の87%を占めている結果になり、若い世代を中心に需要が高いことが分かります。
性別に関しては、数年人気傾向にあるグランピングやSNS映えの影響か女性のユーザーが半数いることがわかります。ユーザー構成としては、ファミリー層が約6割を占め2017年もファミリー層からの人気は定着していますが、一方で、1人でキャンプをする”ソロキャンプ”を目的としているユーザーも7%いる結果となり、思い思いにキャンプを楽しんでいることがわかります。

【キャンプに行きたくなるきっかけ】

キャンプに行きたくなるきっかけについて質問したところ、「忙しい・疲れを感じたとき」と回答した人が約4割となり、回答者の中には「満員電車に乗っているとき」や「仕事が溜まっているとき」などの声もありました。日常での疲れやストレスから開放されたいという、キャンプに非日常性を求めている声が多いことがわかります。

【予約構成内訳】

2016年と2017年の予約内容を比較したデータです。
あらかじめ利用者のスペースが区切られている区画サイトはプライバシーが保てることや、整備されたスペースが多いことから初心者やお子様連れでも安心して使用できるため、全体の半数以上の利用率であり、一定の需要があることがわかります。また、全体的な割合ではわずかではありますが、フリーサイトとグランピング施設の予約の割合が増加しています。グランピングに関しては、新規グランピング施設の増加や既存キャンプ場のグランピング施設の増設が影響していると考えられます。
指定エリア内に自由にテントを張れるフリーサイトの増加については、定期的にキャンプをしているファミリー層を中心にファミリースタイルの大きなテントのニーズが高まり自由なレイアウトを楽しむキャンパーが増えていることが分かります。

【レンタル品予約内訳】

レンタル品の需要に関しては、宿泊キャンプにおいて必需品となる寝具が半数を占めています。道具を持っていなくてもキャンプ場で宿泊体験をしている人が多いことがわかります。続いて、焚き火台やコンロ、テーブルなど持ち運びに不便な道具のレンタルが3割ほどいる結果となっています。

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