SNSサービスの利用状況調査 

2017年09月26日

ニールセン デジタルは、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView(ニールセン モバイルネットビュー)のデータをもとに、最新の各SNSサービスの利用状況を発表しました。

  • 3大SNSのうち、前年同月から最も利用者が増加したのはInstagram、次いでTwitter
  • Twitter、Instagramは若年層の利用者率が高く、Facebookは全年代で偏りなく利用
  • Instagramは女性の高年齢層、および、男性の伸びが大きい

スマートフォン全体での利用者数は、2017年8月時点で6,414万人となり、前年同月と比較して13%の増加となっていました。個別のSNSサービスのアプリ利用者数では、Twitterが2,656万人(前年同月比19%増)、Facebookが2,252万人(同7%増)、Instagramで1,706万人(同43%増)となっていました(図表1)。

次に、各サービスの利用者属性を見ると、男女構成ではTwitter、Facebookはともに半々となり、Instagramは女性が58%と男性より多くなっていました。年代別の利用率では、Twitterは29歳以下の68%が利用している状況となり他年代と比較して突出していました。Facebookは、どの年代へも35%前後と平均的にリーチし、Instagramは29歳以下の若年層へのリーチが高く41%となっていました(図表2)。

最後に、利用者数の増加が最も大きかったInstagramに注目して長期のリーチトレンドを見ると、2015年後半に15%程度だったリーチは、2016年4月に20%を超え、その後しばらく横ばいを続けていましたが、2017年に入って再度増加に転じ、8月時点で27%となりました(図表3)。また、性年代別で増加率が最も高かったのは、女性50代以上の114%増、次いで男性40代の64%増、男性29歳以下の55%増となっていました(図表4)。

Nielsen Mobile NetViewについて
Nielsen Mobile NetViewは日本全国の8,000名(iOS、Android各4,000名)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報を元に作成されます。従来のアンケート調査とは異なり、実際のユーザーのアクセス記録に基づくデータであり、アプリやウェブサイトの利用時間や利用頻度などの正確な利用動向データの提供が可能です。また、利用者属性情報を含むパネル調査であるため、属性別の利用状況を把握できます。データは、ウェブサイトの訪問、アプリの利用もしくはスマートフォン全体での利用状況を参照することができ、また、利用者属性、OS、電話会社、デバイスなどのフィルターを使用してデータを抽出することもできます。


詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ニールセン]
 マイページ TOP