「将来の夢」に関する調査(小学生・中学生・高校生対象) 

2018年06月01日

東京個別指導学院は、6月10日=“夢の日※1”を前に小学生・中学生・高校生500名を対象に「将来の夢」に関する意識・実態調査を行いました。
※1 「夢の日」…香川県直島に住む女性が制定。「む(6)ちゅう(10)」(夢中)の語呂合わせから。

安全・安定志向が強いといわれる「Z世代(1995年以降に出生)」に属するイマドキの子どもたちは、いったいどのような夢を持っているのでしょうか。子どもたちの「将来の夢」に着目して調査を実施しました。
その結果、「夢」に向かって努力する子どもたちの姿と、「夢」をかなえるために悩んでいるポイントが明らかになりました。

調査結果


■ 小・中・高生、6割超が将来なりたい職業あり! ユニークな「夢」も

はじめに、「将来なりたい職業」について尋ねました。その結果、「なりたい職業がある」(61%)と回答したのは6割超。多くの子どもたちに「将来なりたい職業」があることがわかりました。

具体的には、「パパが建築関係の仕事をしているので、パパと同じ仕事」(小学生)、「スポーツメーカーの会社」(高校生)、「プロ棋士」(小学生・中学生)といった具体的な職業から、「なにかをつくる人」(小学生)、「法に関すること」(中学生)、「ITに関わる仕事」(高校生)などの漠然としたものまでさまざまです。

また、職業にとどまらず「かなえたいこと」を尋ねると、45%が「ある」と回答。「海外旅行10カ国達成。母親の趣味が旅行なので」(小学生)や、「和風の家を建てて、猫と一緒に住みたい」(中学生)、「馬を飼う。馬が好きだから」(高校生)、「宇宙へ行く」(小学生)、「テレビで有名な魚類学者のいる大学に行く」(小学生)など、十人十色のユニークな夢が飛び出す結果となりました。

■ 55%が結婚願望あり、結婚したい年齢は「27.2歳」とやや早婚希望!?

また、「将来結婚したい」と回答したのは55%と半数超にとどまっています。
結婚したい年齢」の平均は「27.2歳となりました。

現在の平均初婚年齢(夫31.1 歳、妻29.4 歳※2)と比較すると、やや若い結果となっています。どちらかといえば、堅実な結婚観がうかがえると言えるかもしれません。
また、「結婚したい」と回答した人が「将来なりたい職業がある」と回答した割合は72%。全体の数値(61%)と比較すると10ポイント以上高く、早くから結婚や職業について前向きに考えていることがわかります。
※2 厚生労働省「平成 28 年人口動態統計月報年計(概数)の概況」より

■ 「努力は大切」と思っていても…半数超が「がんばり方がわからない」

「夢をかなえるために大切だと思うことは何か」を尋ねると、1位は「勉強すること」(63%)、2位は「コミュニケーション能力を磨くこと」(54%)、3位は「新しいチャレンジをするなどして度胸をつけること」(53%)となりました。

将来の夢をかなえるためには、まずは勉強をすることが夢に続く近道だと考える子どもたちが多いようです。
さらに「努力」について尋ねると、98%が「努力することは大切」と答えています。一方で、「夢」をかなえるための「がんばり方がわからない」と答えた人は55%。

半数超を占める結果となりました。多くの子どもたちが、努力は大切だと思う一方、夢をかなえるための具体的ながんばり方について悩んでいることがうかがえます。
「夢」を持つ子どもたちのためにできることは、まずは夢に続く近道である「勉強」をサポートすることであると言えそうです。

調査概要


調査名:「将来の夢」に関する調査
調査期間:2018年5月9日(水)~5月17日(木)
調査対象:小学生・中学生・高校生男女 500名 ※性年代による割付なし、小・中学生は保護者による代理回答
調査方法:インターネット調査 

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