「マッチングアプリ」に関する調査(20~39歳の未婚男女対象) 

2018年09月06日

立教大学経営学部の春学期科目「eビジネス&マーケティング」(担当:大嶋淳俊先生)を受講した学生と総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングは、2018年7月12日(木)~2018年7月17日(火)の6日間、全国の20~39歳の未婚の男女を対象に「マッチングアプリ」をテーマにしたインターネットリサーチを共同で実施いたしました。

調査結果


Q1. あなたは、現在恋人がほしいと思いますか。あなたのお気持ちに近いものをお答えください。

(単数回答)【n=2965】
まず現在恋人がいないと回答した2965名に対し、恋人がほしいと思うかをお聞きしました。全体では、「恋人がほしい」「やや恋人がほしい」と回答した人は51.0%となりました。性別年代問わず恋人がほしいと思っている人の割合が半数程であることからも、20代30代の恋人がいない人の約2人に1人は恋人がほしいと思っているようです。

Q2. 「マッチングアプリ」というものについて、あてはまるものをお答えください。

(単数回答)【n=1292】
現在恋人がほしいと思っていると回答した人に、マッチングアプリの認知・利用状況について伺ったところ、全体では「利用している・利用したことがある」は21.5%、「知っているが利用したことはない」は34.1%となっています。性年代別で見ると、マッチングアプリの認知率は20代男性で59.8%、20代女性に至っては68.8%となりました。また30代に比べると20代の方が、マッチングアプリの認知率・利用率共に高い結果となりました。

Q3. あなたが知っているマッチングアプリを教えてください。

(複数回答)【n=664】
マッチングアプリを認知している人に、知っているマッチングアプリを具体的に伺いました。全体では「ペアーズ」が54.5%と最も多く、「ゼクシィ縁結び」53.2%、「Omiai」36.9%と続きます。性年代別で見ると、20代男性の「タップル誕生-tapple」と30代男性の「Yahoo!パートナー」の認知率が他と比べて高く、20代女性の「Yahoo!パートナー」と30代女性の「タップル誕生‐tapple」の認知率は低いようです。

Q4. あなたが利用しているマッチングアプリを教えてください。

(複数回答)【n=248】
次に利用しているマッチングアプリについてお聞きしたところ、「ペアーズ」が39.5%と最も利用率が高く、「タップル誕生‐tapple」20.2%、「Omiai」16.9%と続きます。前問で認知しているマッチングアプリで2位だった「ゼクシィ縁結び」は14.1%で4位、4位だった「Yahoo!パートナー」は10.5%で5位となっており、認知と利用ではTOP5の中で順位が入れ替わる結果となりました。

Q5. マッチングアプリを知った理由を以下のなかから教えてください。

(複数回答)【n=557】
次に、認知率上位5位までのマッチングアプリに絞って、それぞれの認知経路をお聞きしました。いずれのアプリも「Webサイト」「SNSの広告・プロモーション」が多くの回答を集めていますが、ゼクシィ縁結びとYahoo!パートナーは「Webサイト」経由で知る人が多い一方、ペアーズ、Omiai、タップル誕生‐tappleは「SNS広告・プロモーション」経由で知る人が多いことがわかりました。

Q6. マッチングアプリを利用している理由を以下のなかから教えてください。

(複数回答)【n=192】
利用率上位5位までのマッチングアプリに絞って、それぞれの利用理由をお聞きしました。Omiaiは「気軽に・好きなときにできる/やめられるから」が31.0%と最も多い回答になった一方、それ以外のアプリは「相手も恋人を見つける目的で利用しているから」が最も多い利用理由となりました。

Q7. 心理面からみて、あなたはマッチングアプリを利用していること/利用することに抵抗感はありますか。

(単数回答)【n=664】
マッチングアプリの利用について心理面での抵抗感があるかお聞きしたところ、全体では「とても抵抗がある」「やや抵抗がある」と回答した人が69.3%となり、約7割が心理的な抵抗感を感じていることがわかりました。また性年代別で見ると、女性の方が男性に比べて抵抗感を感じると回答した人が多く、女性の20代30代ともに75%を超える人が心理面での抵抗感を感じると回答しています。

Q8. 安全面からみて、あなたはマッチングアプリを利用していること/利用することに抵抗感はありますか。

(複数回答)【n=664】
続いてマッチングアプリの利用について安全面での抵抗感があるかお聞きしたところ、全体では「とても抵抗がある」「やや抵抗感がある」と回答した人が78.8%となり、多くの人が抵抗感を感じることがわかりました。性年代別で見ると、女性の20代30代ともに8割を超える多くの人が安全面を考慮した時に抵抗感を感じると回答しています。

Q9. マッチングアプリを利用している同姓についての印象を教えてください。

(複数回答)【n=664】
マッチングアプリを利用している同姓の人についての印象をお聞きしたところ、全体では「現実社会と印象は特に変わらない」が25.9%と最も多く、「理想が高そう」が20.8%、「行動力がありそう」17.5%と続きます。男性は同姓に対して、女性よりも「現実社会と印象は変わらない」という印象を持っている傾向にあり、女性は同姓に対して、男性よりも「理想が高そう」「行動力がありそう」という印象を持っていることがわかりました。

Q10. マッチングアプリを利用している異性についての印象を教えてください。

(複数回答)【n=664】
続いて、マッチングアプリを利用している異性の人の印象をお聞きしました。全体では「理想が高そう」が26.1%と最も多い回答となり、「現実社会と印象は特に変わらない」23.8%、「恋愛に対して不誠実そう」19.9%と続きます。男性よりも女性の方が、マッチングアプリを利用している異性(男性)に対して「恋愛に対して不誠実そう」と思う傾向があることがわかりました。

Q11. あなたは、マッチングアプリを通して、何回異性と出会ったことがありますか。

(単数回答)【n=248】
マッチングアプリを通して実際に異性に会った回数をお聞きしたところ、全体では「出会ったことはない」が39.1%となり、マッチングアプリ利用者の約4割は一度も異性と会っていないことがわかりました。性年代別で見ると、男性より女性の方が異性と会っている回数が多い傾向が見られます。
特に30代女性の「5回以上」会った人の割合は他の性年代より高く、「出会ったことはない」の割合は低くなっています。

Q12. マッチングアプリ上のプロフィール情報で、相手に求める条件と、自身の公開しているプロフィールで選んでもらいたい条件を1位からお選びください。

(複数回答)【n=664】
マッチングアプリ上で公開されているプロフィール情報で相手に求める条件と、自身の公開しているプロフィールで見てほしい条件をお聞きしました。相手に求める条件1位として回答されたのは、「写真」23.8%、「年齢」12.9%、「性格」12.1%と続きます。一方見てほしい条件1位として回答されたのは、「性格」26.6%、「自己紹介文」19.4%、「写真」12.9%となり、相手に求める条件とは異なる結果となりました。

Q13. あなたは、ネット上での出会いが普及することに対してどのようにお考えですか。

(単数回答)【n=664】
ネット上での出会いが普及することに対しての意見を伺いました。全体では「よいと思う」と回答した人が41.0%、「よくないと思う」と回答した人が8.7%となっており、よくないと思っている人の方が少数派であることがわかります。

調査概要


■調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
■調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国20~39歳の未婚で現在恋人がほしいと思っており、スマートフォンを所有していてマッチングアプリを認知している男女を対象に実施
■有効回答数:664名
■調査実施日:2018年7月12日(木)~2018年7月17日(火)
■調査立案者:立教大学経営学部経営学科3年次1名

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