「タイの食生活」に関するインタビュー調査(首都バンコクで暮らす20~30代男女7名対象) 

2018年09月12日

ドゥ・ハウスは、「タイの食生活」に関するインタビューを実施。
タイといえば屋台で食事、というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
今回の調査では、タイの若者がどのような食生活をしているのか、インタビューを行いました。フードコート、デリバリーサービス(LINE MANなど)、SNSがタイの食生活を語る上でキーとなりそうです。

<インタビュー概要>
「食」を中心としたタイの生活実態
●調査手法:タイの首都バンコクで暮らす20~30代男女7名へインタビュー

調査結果


■今回のインタビュー対象者の食費の内訳

インタビュー対象者7名に食費の内訳を聞いたところ、「レストラン」での支出と、家庭で調理して食べるための「食材」の購入に伴う支出が多い傾向が見られました。(表1)
日本と異なる特徴として注目したいのは「フードコート」と「フードデリバリー」です。

■国際色豊かな食事を手軽に楽しめるフードコート

タイには屋台が多く、現地の人は屋台で食事をしているというイメージを持つ人もいると思われますが、実際に屋台を利用するシーンを聞いたところ、「出勤前」「テイクアウト用の朝ごはんとして購入」という回答が目立ちました。屋台のお店は基本的に屋外なので「その場で食事をするには暑い」「雨に濡れる」などの理由で、朝・昼・晩の3食を屋台で食べているというケースは実は少ないのです。

一方、商業施設近くで働くオフィスワーカー達の日常使いの食事場所として多く利用されているのが「フードコート」です。屋台よりはやや高めの価格設定であるものの「良心的な価格」で「わざわざお店を探したりする必要がなくて楽」という理由から選ばれています(写真1)。

今回の調査対象者にフードコート利用頻度について聞いたところ、7名ともに「週2~3」と回答しており、比較的高い頻度で利用されていることがわかりました。(表2)

■スマートフォンのサービスと連動し利便性が増したフードデリバリーサービス

日本とタイの食環境が異なるもうひとつの点は、内食のオプションとして「フードデリバリー」が身近な存在であるということです。日本においても昨今「出前館」や「Uber Eats」といったオンデマンド・デリバリーサービスが開始され、スマートフォンから好きな時に、さまざまな選択肢の中から注文できるようになってきました。タイはもともとバイク便が浸透していたこともあり、バイクでのフードデリバリーは身近な内食オプションでした。そこに、スマートフォンの普及や、オンデマンド・デリバリーサービス「LINE MAN」*1などの参入により、フードデリバリーの利便性が増し、利用者層がバンコク市内の駐在員などの高級層から広まりつつあるということです。

*1…オンデマンド・レストランポータルのタイ最大手「Wongnai」と提携しており、バンコク周辺地区1万店舗以上、および登録加盟店以外のお店にも注文できるサービス。ユーザーから注文が入ると「LINE MAN」がレストランに最も近いドライバーを調べ、ドライバーは速やかに事前購入をして商品を届ける。デリバリー料金は距離を基に計算され、追加料金はかからない。デリバリーはLINE MANアプリとLINEプッシュ通知によって全てのサービスをリアルタイムで追跡することが可能で、料金はサービス提供完了後に直接LINE MANに現金で支払うシステムになっている。

■家庭での料理も一つのイベント

「自分では調理することがあまりない」という彼らの冷蔵庫の中を写真に撮って見せてもらいました。特徴的だったのは、家族の人数に関わらず調味料や冷凍品など、商品サイズは小さめであり、必要以上の大容量サイズはないということです。(写真2・3)

もちろん、タイの若者も食材を購入して手作りするということもありますが、この場合にはイベント的な位置づけのようです。調査対象者の一人であるEさんは、日ごろは親が作ってくれるタイ料理を食べているそうですが、定期的に恋人と一緒にYouTubeやFacebookの海外料理レシピ紹介サイトを見て、母親が作らないような海外の食事のメニューを作り、家族みんなにふるまっているのだといいます。(写真4・5)

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