包茎手術に対する意識調査(18歳以上の包茎男性対象) 

2018年09月20日

包茎手術に関する総合情報メディア「包茎ラボ」では、18歳以上の包茎男性287人に対し、包茎手術に対する意識調査をアンケートしました。

日本人男性の7割は包茎だと言われています。テレビCM等で「包茎手術」の存在を知っている人は多いでしょうが、「具体的にどんな手術をするのか」など、その実態を理解している人はどの位いるのでしょうか?
また、包茎手術は「費用トラブル」「手術失敗による後遺障害」など、国民生活センターに苦情や相談が寄せられることもあります。
そういったトラブルが発生してしまう原因として、一般消費者が包茎手術の実情を十分理解していないことが考えられます。
そこで包茎ラボでは、包茎で悩む男性に役立つ情報発信を行うため、包茎の男性287人に対して包茎手術に関する意識調査アンケートを実施しました。

質問内容


  • 1.年齢を教えてください
  • 2.あなたの包茎の種類を教えてください
  • 3.包茎手術を受けたことがありますか?
  • 4.包茎手術がどんな手術か(どのようにして包茎を治すか)知っていますか?
  • 5.包茎手術を受けるとしたら、費用はいくらまで出せますか?
  • 6.真性包茎の手術には保険が適用されることを知っていましたか?
  • 7.包茎手術を受けるとしたら重視したい点を教えてください(複数選択可)
  • 8.包茎手術を受けるとして、一番心配に感じるものはどれですか?
  • 9.亀頭増大など、ペニスのサイズアップに興味はありますか?

調査結果


1.あなたの包茎の種類を教えてください

・仮性包茎 261人(90.9%)
・真性包茎 17人(5.9%)
・カントン包茎 9人(3.1%)

包茎男性の9割以上が「仮性包茎」という結果となりました。仮性包茎は自分で包皮を剥いて清潔な状態を維持することが出来ます。
しかし、残り2つの「真性包茎」「カントン包茎」は健康リスクがあるため、速やかに手術を受けることを望まれます。

2.包茎手術を受けたことがありますか?

・ない 251人(87.5%)
・ないが検討したことがある、検討中 27人(9.4%)
・ある 9人(3.1%)

アンケート対象者が「包茎の男性」なので、「ない」と答える人が多い結果となることは想定していました。この質問の意図は「ないが検討したことがある、または検討中」と回答する人がどのくらいいるのか?という点です。
結果、約1割の人が「包茎手術を検討したことがある、または検討中である」という結果になりました。
気になったのが、真性包茎と回答した17人中、「包茎手術を検討したことがある、または検討中である」と回答した人が一人だけだったという点です。
包茎は見た目の羞恥ばかりが話題になりがちですが、真性包茎は恥垢や雑菌によって病気のリスクがある症状です。「見た目」以外の問題点についても多くの人が理解する必要があると感じました。

3.包茎手術がどんな手術か(どのようにして包茎を治すか)知っていますか?

・なんとなく知っている 162人(56.4%)
・知らない 79人(27.5%)
・知っている 46人(16.0%)

「知っている」と回答した人がとても少ない結果となりました。
包茎の治療法には複数の術式があり、費用も仕上がりも異なります。もしそういったことを知らず、クリニックに言われるがまま手術をしてしまえば、高額な手術費用を請求される可能性もあります。
手術を受ける際にはそれぞれの治療法のメリットとデメリットを理解し、複数のクリニックに相談することを強くおすすめします。

4.包茎手術を受けるとしたら、費用はいくらまで出せますか?

・5万円未満 168人(58.5%)
・10万円未満 103人(35.9%)
・30万円未満 11人(3.8%)
・50万円未満 4人(1.4%)
・100万円未満 1人(0.3%)

回答者全員が包茎手術に積極的ということもありますが、包茎の手術にお金をかける価値を感じていない人が多いという印象です。
包茎手術のトラブルで多いのが、「高額な請求をされた」という料金トラブルです。
「5万円未満、10万円未満」と回答した人が9割以上の結果となりましたが、その費用感で手術を受ければ高額な請求をされたと感じても無理はありません。
また、美容医療クリニックでの包茎手術は保険が適用されない自由診療です。クリニックによって費用はバラバラです。
適正価格で手術を受ける為にも複数のクリニックで見積もりをとって費用比較をし、不要と感じたオプション治療はハッキリと断ることが大切です。

5.真性包茎の手術には保険が適用されることを知っていましたか?

・知らなかった 237(82.6%)
・知っていた 50人(17.4%)

圧倒的に「知らなかった」人が多いという結果になりました。
健康のリスクがある真性包茎とカントン包茎は、泌尿器科病院であれば保険適用で手術を受けることが出来ます(一部の病院では対応していない場合もあります)。
保険が適用された場合の費用ですが、診察料や薬の処方料等を含めて約4万円程度です。ただし、手術跡の見た目への配慮は基本的にありませんので注意が必要です。
仮性包茎の方は美容医療クリニックで手術が受けられます。しかし、美容医療クリニックでは保険が適用されず全額自己負担となります。その分、手術跡が目立たないようにいった審美性に配慮した手術を行ってくれます。

6.包茎手術を受けるとしたら重視したい点を教えてください(複数選択可)

・手術費用 206
・医師の技術や実績 184
・手術跡の仕上がりの綺麗さ 171
・痛みや麻酔への配慮 149
・クリニック(病院)の口コミや評判 84
・クリニック(病院)の知名度 38
・医師やスタッフがすべて男性であること 33
・クリニック(病院)の立地 17

この質問は複数選択可能の質問です。手術費用を一番気にする人が多い一方で、「医師の技術や実績」「手術跡の仕上がりの綺麗さ」「痛みや麻酔への配慮」を挙げる人が多いという結果になりました。
一生に一度の手術ですから、後悔しないためにも技術が高く実績豊富な医師に手術をしてもらいたいですが、どのように見つければよいのでしょか?
大切なのは、包茎手術を専門に行っているクリニックで手術を受けることです。そして、クリニックの知名度ではなく、実際に執刀する医師にどのくらいの実績があるのかを見極めるようにしましょう。

7.包茎手術を受けるとして、一番心配に感じるものはどれですか?

・手術中や手術後の痛み 81人(28.2%)
・手術の傷跡が残らないか 78人(27.2%)
・高額な手術費用を請求されないか 69人(24.0%)
・手術後の日常生活の制限 33人(11.5%)
・手術したことが他人にバレないか 26人(9.1%)

「手術中や手術後の痛み」を心配している人が多いようです。敏感な部分の包皮を切除するのですから、不安を感じて当然です。
しかし、手術中は麻酔を使いますので無痛です。痛みのピークは手術後、麻酔が切れてからです。しかし、徐々に痛みは緩和され、3日後には痛みを感じることはほとんどないでしょう。

8.亀頭増大など、ペニスのサイズアップに興味はありますか?

・ない 164人(57.1%)
・ある 123人(42.9%)

予想していたよりも「ある」と回答した人多いという印象です。包茎よりもペニスのサイズにコンプレックスを頂いている人が多いように感じました。
しかし、亀頭増大の手術を受けた人が「亀頭が壊死した」と主張し、クリニックと争うケースもありました。因果関係は不明ですが、亀頭増大をする際にはリスクについても十分理解したうけで手術を受けましょう。

調査概要


■調査目的:包茎手術に対する意識調査を行い、有意義な情報発信に役立てるため
■回答者:日本国内に在住しており、18歳以上の包茎男性287人
■回答者の年齢分布:
・10代 5人(1.7%)
・20代 64人(22.3%)
・30代 120人(41.8%)
・40代 72人(25.1%)
・50代 20人(7.0%)
・60歳以上 6人(2.1%)
■調査方法:選択式のWEBアンケート(ランサーズ・クラウドワークス)
■有効回答数:287名(回答数100%)
■アンケート実施期間:2018年8月30日~2018年9月10日

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