ファッションアイテム購入時における情報源および購入経路に関する実態調査(ジーユーアプリ会員女性対象) 

2018年06月28日

ジーユーは、消費者のリアルなファッショントレンドを独自に調査、研究を行う「リアルファッションラボ」で、「ファッションアイテム購入時における情報源および購入経路に関する実態調査」を実施しました。本調査により、ファッションアイテム購入時に、インターネットやソーシャルメディア、アプリで情報を収集し実店舗で購入する『ウェブルーミング』の傾向や、購入金額に応じて実店舗とオンラインストア(EC サイト)を使い分ける女性のリアルな消費傾向が明らかになりました。

調査サマリー


  • ファッションアイテム購入の際、女性の約半数(54.2%)が「インターネットやソーシャルメディア、アプリで情報を収集し実店舗で購入する」と回答。オンラインで調べ、実店舗で確認してから購入する『ウェブルーミング』の傾向
  • 3割以上(36.0%)が、購入金額によって購入場所を変更すると回答。また、オンラインストアでの購入上限金額は7割強(76.4%)が 10,000 円未満と回答
  • オンラインショッピング時の決済手段では、「クレジットカード」(74.6%)に次いで「後払いサービス」(35.3%)が利用されている結果に 

調査結果


1. 女性の半数が「オンラインで調べ、実店舗で購入」する『ウェブルーミング』の傾向

「ファッションアイテムについて、何で調べて/見て、どこで購入することが多いですか」という質問には、「実店舗で見て、実店舗で購入する」(57.6%)、次いで「インターネットやソーシャルメディア、アプリで調べ、実店舗で購入する」(54.2%)が上位にランクイン。「実店舗で見て、実店舗で購入」が根強い支持を集める一方、女性の約半数が「インターネットやソーシャルメディア、アプリで調べて実店舗で購入する」と回答しており、オンラインで情報を収集して実店舗で確認をしてから購入する『ウェブルーミング』の消費傾向が明らかになりました。

「インターネットやソーシャルメディア、アプリで調べて、実店舗で購入する」と答えた回答者を年代別で分析すると、20 代が最多で約7割(68.6%)と多いものの、30 代が 55.4%、40 代が 50.2%、50 代が 46.3%といずれも約半数となっており、『ウェブルーミング』が年代を越えた消費形態になっていることが明らかになりました。

また、「実店舗で購入する」と回答した方にその理由を聞いたところ、「実物を見て購入したい」(86.3%)が最多となりました。さらに、「オンラインストア(EC サイト)での購入が心配、不安」と回答した方にその理由を聞いたところ、「自分のイメージと違うもの(サイズ感、色味など)が届くかもしれない」(94.6%)に票が集まる結果となりました。

オンラインでの情報収集に関しては、「ファッションブランド/企業のウェブサイト」(50.2%)、「ファッションブランド/企業のモバイルアプリ」(43.5%)、「一般人の SNS」(27.46%)が上位にランクイン。企業やブランドが発信する公式情報のみならず、消費者のリアルな声や、消費者が自ら発信する情報を取り入れ、参考にしている傾向が見られます。

2. 7割強がオンラインストアでの購入上限金額は 10,000 円未満と回答

「ファッションアイテム購入について、金額によって、購入場所を分けていますか」という質問には、3割以上(36.0%)が「金額によって使い分けている」と回答。使い分けていると答えた回答者に、具体的な使い分け方について聞いたところ、「高いものは実店舗で買う」(49.4%)、「高くないもの、安いものはオンラインストア(EC サイト)で買う」(25.0%)など、実物が見られないオンラインストアではあまり高価なものを買わない傾向が見られます。
またオンラインストアでの購入上限額に関して、10,000 円未満の金額を回答した人が7割強(76.4%)という結果となりました。
オンラインストアと実店舗、それぞれの平均購入金額については、オンラインストアでは全体の約半数(48.1%)が「5,000 円以上 10,000 円未満」と回答し、10,000 円以上の金額を回答した人は 9.9%に留まりました。一方、実店舗では、オンラインストア同様「5,000 円以上 10,000 円未満」が 31.7%と最も多いものの、10,000 円以上と回答した人は 22.4%と、オンラインストアに比べ、実店舗での平均購入金額が高い傾向が明らかになりました。

3. オンラインショッピング時の決済手段は、クレジットカードに次いで「後払いサービス」が多い

オンラインストアでのファッションアイテム購入時の決済手段については、「クレジットカード」(74.6%)が最も多く、次いで「後払いサービス(コンビニ後払い、ツケ払い、Paidy など)」(35.5%)となり、「代引き」(26.8%)を上回る結果となりました。年代別では、20 代~50 代の各年代において、クレジットカードに次いで「後払いサービス」が2位にランクインしており、比較的新しい決済手段を活用し、オンラインショッピングを楽しんでいる様子が伺えます。
また、実店舗での決済手段は「現金」(78.0%)、「クレジットカード」(56.3%)が上位に挙がり、依然として従来の決済方法が支持される傾向が明らかになりました。

「GU リアルファッションラボ調べ」

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