職場の忘年会に関する調査(社会人男女対象) 

2018年11月27日

スペースマーケットは、年末が近づき忘年会シーズンを迎えるにあたり、「職場の忘年会に関する調査」を実施いたしました。本調査は、 2018年11月16日(金)~ 11月19日(月)の調査期間、インターネット調査により全国の社会人男女1,585名を対象にアンケートを実施。

調査結果概要


◆現代社会人にとって“忘年会=仕事“は常識!?
社会人の約7割が職場の忘年会を“仕事”だと思っている!
また、「勤務時間内の忘年会を望んでいる」人も約半数いることが判明

◆“面倒上司”が原因で、忘年会に否定的な人が多数?
約4割の人が職場の忘年会に「参加したくない」と回答
“乾杯行列““武勇伝ループ“など、約半数が「飲み会の上司が面倒」と感じている!

◆上司と部下、コミュニケーション不足が浮き彫りに!
「上司・部下と本音で話せていない」人は全体の約4割!
一方、「もっと上司・部下とフランクに話したい」人は全体の約7割前後に及ぶなど
双方でコミュニケーションが足りていないことが判明

◆忘年会のマンネリ化、打開策は“アクティブコミュニケーション”
職場の忘年会への要望、若手は「人間関係を深めたい」と思っている!
約半数は居酒屋での忘年会に飽き、8割以上が普段とは違う忘年会を希望
やってみたいこと上位は「ランチ忘年会」や「室内アクティビティ」「料理」と
多くの人が“アクティブコミュニケーション”を求めている結果に

◆職場の忘年会、成功の秘訣は“自分でプロデュース”
職場の忘年会の場所選び、失敗したことがある人は約4人に1人!
失敗エピソード第1位は「食事が美味しくない」
「特別感がなかった」「席が固定され自由な楽しみがなかった」など
オリジナリティを求める他、「誰も来なかった」という深刻エピソードも…。

調査結果


■現代社会人にとって“忘年会=仕事“は常識!?

社会人の約7割が職場の忘年会を“仕事”だと思っている!
また、「勤務時間内の忘年会を望んでいる」人も約半数いることが判明


 職場の忘年会は「仕事」の一貫だと感じているかを調査したところ、約7割の人が「はい」と回答する結果となった。また実施施時間について、勤務時間内の実施を希望するか伺ったところ、約半数もの人が「希望する」ということが判明した。
 多くの人が“職場の忘年会=仕事”という認識が強く、プライベート時間への介入を避けたいと思っていることが明らかになった。

■“面倒上司”が原因で、忘年会に否定的な人が多数?

約4割の人が職場の忘年会に「参加したくない」と回答
“乾杯行”“武勇伝ループ“など、約半数が「飲み会の上司が面倒」と感じている!


 職場の忘年会への参加意欲を調査したところ、約4割の人が「参加したくない」と思っていることが判明した。その主な理由としては、「プライベートを優先したい」「上司の対応が面倒くさい」ということが挙げられた。
 さらに、「職場の飲み会における、上司の対応は面倒くさいと感じますか?」という質問に対しては約半数もの人が「面倒くさいと感じる」と回答する結果となった。そう感じる理由は、「わざわざ並んで乾杯しにいかなければ行けない」という“乾杯行列”や、「ずっと同じ自慢話を繰り返してくる」という“武勇伝ループ”であるという声が多かった。
 先述した“プライベート時間を守りたい“という思いに加えて、“面倒上司”の存在が、職場の忘年会への参加意欲を下げてしまっているのかもしれない。

■上司と部下、コミュニケーション不足が浮きに!

「上司・部下と本音で話せていない」人は全体の約4割!
一方、「もっと上司・部下とフランクに話したい」人は全体の約7割前後に及ぶなど双方でコミュニケーションが足りていないことが判明


 「普段、職場の上司とは本音で話せていますか?」という質問に対して、「思わない」または「あまり思わない」と回答した人は全体の約4割であった。同様に部下に対する思いも質問したところ、こちらも約4割弱が「思わない」「あまり思わない」と回答する結果になった。

 また、「職場の上司ともっとフランクに話したいと思いますか?」という質問については、約6割の人が「とてもそう思う」「少しそう思う」と回答。こちらも同様に部下に対する思いを質問したところ、約7割の人が「とてもそう思う」「少しそう思う」と回答する結果になった。

 このように現代社会では、上司と部下はお互いに“もっと距離の近いコミュニケーション”が求められているにも関わらず、実際には実施できていないという人が約4割も存在する「コミュニケーションの不足」が伺える。
 また、部下サイドよりも上司サイドの方が歩み寄りたい気持ちは少し強く、先述の調査のように“上司は面倒くさい”と思われている人が多い現代の中、本当は“もっと部下とのコミュニケーションがほしい”と思っている上司が多数存在する事実も垣間見えた。

■忘年会のマンネリ化、打開策は“アクティブコミュニケーション”​

職場の忘年会への要望、若手は「人間関係を深めたい」と思っている!
約半数が居酒屋での忘年会に飽き、8割以上が普段とは違う忘年会を希望
やってみたいこと上位は「ランチ忘年会」や「室内アクティビティ」「料理」と、多くの人が“アクティブコミュニケーション”を求めている結果に


 職場の忘年会に求めることを調査したところ、「美味しい食事を楽しみたい」が第1位となったが、次いで「人間関係を深めたい」「色々な人と話してみたい」「仕事以外の話をしたい」「普段とは違う空気を楽しみたい」といった、コミュニケーションを求める回答が上位に挙がった。さらに、それらの各回答を年代別に見ると、20代以下は「人間関係を深めたい」と考えている人が他の年代に比べて多いことが分かった。

 職場の忘年会の会場として選ばれることが多い居酒屋について飽きているか質問すると、約半数が「飽きている」と回答した。また、「普段とは違う雰囲気・内容の忘年会をしてみたいと思いますか? 」という質問に対しては、8割以上の人が「はい」と回答した。
 さらに、職場の忘年会でやってみたいことを調査すると、最も多かったものは「ランチ忘年会」であった。次いで「室内アクティビティ」、5位には「アナログゲーム」など大人数で楽しめるコンテンツが挙がっている。また、3位「鍋パーティー」と4位「たこ焼きパーティー」、6位「料理を作る」など、料理の過程を楽しめるコンテンツも多く挙がる結果となり、自らが動く参加型コンテンツが好まれる傾向が判明した。
 先述の調査を含め、上司・部下間のコミュニケーションは不足し、職場の忘年会は飽きられマンネリ化が進んでいると思われる。一方で、若手からより深い人間関係の構築が求められている他、アクティビティや料理など自ら積極的に参加する“アクティブコミュニケーション“が求められていることが伺える。職場の忘年会、成功の秘訣は“自分でプロデュース”

■職場の忘年会、成功の秘訣は“自分でプロデュース”

職場の忘年会の場所選び、失敗したことがある人は約4人に1人!
失敗エピソード第1位は「食事が美味しくなかった」「特別感がなかった」「席が固定され自由な楽しみがなかった」などオリジナリティを求める他、「誰も来なかった」という深刻エピソードも…。


 「職場の忘年会の場所選びを失敗したことがありますか?」と質問したところ、約4人に1人の人が「失敗したことがある」ということが判明した。
 その際の失敗エピソードを聞いたところ、最も多かったのは「食事が美味しくなかった」「食事の量が少なかった」など、食事に関する回答であった。その他、「特別感がなかった」「席が固定され自由な楽しみがなかった」「席移動が一切できない部屋だった」など、座席や空間に不満を感じた声もあった。さらに、中には「隣に別部署がいて、合流になってしまった」という思わぬ遭遇や、「誰も来なかった」という悲しいエピソードも挙げられた。
 食事や座席を調整することが難しい居酒屋の忘年会では失敗も多く、成功するためには“自分でプロデュースできること”が考えられる。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[スペースマーケット]
 マイページ TOP