2018年版動画マーケティング調査(米国・英国・オーストラリアの成人対象) 

2018年12月11日

Brightcove Inc.(ブライトコーブ)は、「2018年版動画マーケティング調査(2018 Video Marketing Survey)」の結果を発表しました。
本調査は、動画コンテンツが消費者の購入決定にどのような影響を与えるかを分析するために実施しています。

調査方法
すべての調査結果は、YouGov Plc.により2018年9月にオンラインで実施されました。調査対象となったのは4,446名で、米国・英国・オーストラリアの成人(年齢18歳以上)から選ばれ、数値は加重されています。

調査結果


調査では、回答した消費者の76%が動画を視聴した後に製品やサービスを購入したことがあると回答しており、この回答が最も多かったのは、18歳から34歳までのミレニアル世代の85%でした。また、全体の59%、特にミレニアル世代では62%が、製品やサービスの情報を動画で伝えることが重要であると考えていることが浮き彫りになりました。この結果は、消費者が動画コンテンツでどのように動機づけされるか、売り上げやブランドへのエンゲージメントを高めるために動画コンテンツをどのように活用できるかを、マーケターが理解することの重要性を示しています。

■動画はマーケティングにおける最もパワフルなコンテンツ形式

マーケティングに特化したコンテンツに関して消費者の好みを分析すると、次の3つの点で動画が最もパワフルなコンテンツ形式といえることが分かりました。

・動画は一番記憶に残りやすいコンテンツ形式である:
全体で21%、ミレニアル世代では29%が、動画は他のコンテンツ形式よりも記憶に残りやすいと答えました。動画は、ディスプレイ広告(13%)、電子メールマーケテイング(9%)、ケーススタディ(4%)、テキスト広告(2%)、その他の4%以下となった他のコンテンツ形式よりも著しく上位に位置づけられました(カッコ内は調査対象の消費者全体の回答割合)。

・動画は他のコンテンツより魅力が伝わりやすい:
全体で45%、ミレニアル世代では56%が、動画が他のコンテンツ形式よりも引き付けられやすいと答えました。

・動画はブランドおよびマーケティングコミュニケーションの方法として最も好ましい:
全体で36%、ミレニアル世代では46%が、ブランドおよびマーケティングコミュニケーションの手段として、動画が他のコンテンツ形式よりも好ましいと回答しました。

■消費者は、インタラクティブな動画コンテンツを重視

調査では、ソーシャルメディアで動画を見た後にブランドへのエンゲージメントが上昇することが明らかになったほか、よりインタラクティブなコンテンツが必要とされていることも分かりました。インタラクティブなコンテンツは今日のトレンドであり、消費者とブランドを即座に結び付けます。これを裏付ける結果は次の通りです。

・全体で53%、ミレニアル世代では66%が、ソーシャルメディアで動画を見た後にブランドに関心を持ったと答えました。動画視聴後のアクションで最も多かったのは、「ブランドのウェブサイトを訪問する」(20%)および「ブランドについてさらに調べる」(20%)でした。

・全体で45%、ミレニアル世代では57%が、明確なコール・トゥ・アクション(CTA)の含まれる動画はそのままブランドについて調べられるのため好ましいと答えました。具体的には全体で35%、ミレニアル世代では41%が、動画の最後に表示されるブランドや製品の詳細情報へのリンクに興味を示しました。

・全体で23%、ミレニアル世代では30%が、直接商品を購入できるリンクを好ましいと回答しており、動画から即座に購入できるコンテンツへの需要が高いことが示されました。

・消費者は、特定の製品をオンラインで購入するときには動画を観ることが重要と感じています。個人向け電化製品は56%、家電は52%、工具・用具は48%、ソフトウェアは47%、衣服・化粧品は35%、日用品は27%の消費者が、購入の際に動画を観ることを重視しています。

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