「ナシ婚」に関する実態調査(20代30代女性対象) 

2018年12月17日

ウエディングパークは、ナシ婚(結婚式を挙げない)を選択した20代30代の女性600人を対象に「結婚」に関する実態調査を実施いたしました。

調査サマリー


  • 「ナシ婚」を選んだ理由、2人に1人以上が「資金不足」。「他にお金をかけたい」、「子どもがいる・妊娠していた」などの他に「周りから注目を浴びたくない」等、心理的な理由も
  • 結婚式の代わりにしたことは…「指輪購入」、「食事会」、「ウエディングフォト」
  • 結婚前の「結婚式のイメージ」は、「華やか」、「憧れ」、「親孝行」、「感動」というポジティブな一方で「お金がかかる」、「面倒」、「恥ずかしい」、「緊張する」という声も
  • 友人や同僚、親族など、両親以外の方への結婚報告は、「直接」が最も多く、SNSでの投稿は23.1%

調査結果


■「ナシ婚」を選んだ理由、2人に1人以上が「資金不足」。「他にお金をかけたい」、「子どもがいる・妊娠していた」などの他に「周りから注目を浴びたくない」等、心理的な理由も

「結婚式を行わなかった理由をお選びください(複数回答)」という質問をしたところ、最も多かったのが「結婚式を行う資金がなかったから(54.2%)」で、次に「結婚式よりも他にお金を掛けたいことがあったから(43.4%)」、そして「子どもがいるから・妊娠していたから(36.2%)」、また0.1%差で「周りから注目を浴びることが恥ずかしい(いや)だから(36.1%)」という結果になりました。

【「結婚式をやらない」と決めた経緯は?】※コメント欄より抜粋
<資金不足>
・スピード婚&年が若かった事もあり貯蓄がなく、新婚生活や新婚旅行の方にお金をかけたかったので式はあきらめた(29歳/女性/会社員)
・妊娠が発覚し入籍することになったが、お互い貯金をしておらず、アパートも借りなければならなかったため、結婚式を挙げる余裕がなかった(25歳/女性/会社員)
・貯金が少なく、どう考えても足りないと思ったから。また、私の実家が遠方のため、親族も友達も県外に住んでいて、結婚式を挙げるにしてもどこで挙げればベストなのか分からなかったため(27歳/女性/会社員)

<他にお金をかけたい>
・憧れのモルディブでフォトウエディングが撮りたかったから、こちらを優先した(26歳/女性/専業主婦)
・再婚だったことと、お互いに年齢が高めで結婚と同時に家を購入したため(34歳/女性/会社員)
・新婚旅行でハワイに行きたいから。新婚旅行にお金をかけたいから(34歳/女性/専業主婦)

<子どもがいる/妊娠していた>
・妊娠発覚してからの入籍だったので体調が悪かったりしたら準備が大変だと感じたから(27歳/女性/パートアルバイト)
・授かり婚だったので体調的にも経済的にも余裕がなく、お金を使う優先順位を考えたら結婚式が後回しになりそのままタイミングを逃した(23歳/女性/専業主婦)
・妊娠がわかり、早産の可能性があったので安定期から入院したため(26歳/女性/会社員)

<その他>
・結婚はしたいと思ったが結婚式を挙げるため人を招待したり、式の時に主役になるのがなんとなく気恥ずかしいので入籍のみにした(31歳/女性/パートアルバイト)
・パートナーがあまり結婚式、披露宴に興味がなかったので(24歳/女性/専業主婦)
・夫が転勤族で呼ぶ友人が色んな都道府県におられて、呼ぶのが大変だから。(29歳/女性/専業主婦)
・自分が再婚であり、結婚式を行うつもりはなかった。相手は初婚であったが、年齢的にも結婚式をするような歳でもなかったため(42歳)互いの意見が合致した(女性/35歳/会社員)

■結婚式の代わりにしたことは…「指輪購入」、「食事会」、「ウエディングフォト」

「結婚の記念としてしたこと(複数回答)」を聞いたところ、最も回答数が多かったのは「結婚指輪を購入(62.1%)」で、次に「家族・親族で食事会(48.4%)」、「記念写真・ウエディングフォト撮影(31.4%)」という結果になりました。

【結婚の記念はコレをしました!】※コメント欄より抜粋
<結婚指輪を購入>
・お互いのつながりを感じる記念の品だから(27歳/女性/専業主婦)
・式を挙げないのでせめて指輪だけでもと思い(28歳/女性/専業主婦)
・けじめ。パートナーといっしょに歩んでいくための決意(36歳/女性/会社員)

<家族・親族で食事会>
・双方の実家が遠く、この機会に集まりたかったから(25歳/女性/会社員)
・結婚=家族との繋がりだと思ったので(35歳/女性/パートアルバイト)
・お互いの両親同士を紹介し、結婚の報告をする必要があると考えたから(26歳/女性/専業主婦)

<記念写真・ウエディングフォト撮影>
・式を挙げないと決めたが、ドレスを着たいという夢は諦められず、何か思い出に残したかったので(23歳/女性/専業主婦)
・お互いの両親に晴れ着姿だけは見せたかったので(31歳/女性/パートアルバイト)
・将来子どもに写真を見せるため(30歳/女性/パートアルバイト)

■結婚前の「結婚式のイメージ」は、「華やか」、「憧れ」、「親孝行」、「感動」というポジティブな一方で「お金がかかる」、「面倒」、「恥ずかしい」、「緊張する」という声も

「ご結婚される前、結婚式に対してどんなイメージをお持ちでしたか(自由回答)」と質問したところ、「華やか」、「憧れ」、「夢」、「親孝行」、「幸せな時間」、「感動」、「祝福」、「楽しい」、「主役になれる場所」、「一度はやりたい」というポジティブな声が集まる中、「お金がかかる」、「面倒」、「恥ずかしい」、「緊張する」などの声も集まりました。

【結婚前の「結婚式のイメージ」は…】※コメント欄より抜粋
・華やか、幸せ、みんなからの歓迎、楽しい(22歳/女性/会社員)
・幸せになるためのスタート儀式、華やか、花嫁さん、皆から祝福される幸せな時間(34歳/女性/無職)
・感動、親孝行、幸せ、祝福、友情(22歳/女性/会社員)
・憧れ、夢(20歳/女性/専業主婦)
・面倒くさいもの、喧嘩の原因になるもの、お金がかかる(33歳/女性/専業主婦)
・恥ずかしい、緊張(21歳/女性/専業主婦)
・呼ぶ友達がいない人はどうするんだろう、ご祝儀を払うことがつらい、参列するにもヘアセットや服に時間とお金がかかる(28歳/女性/専業主婦)

■友人や同僚、親族など、両親以外の方への結婚報告は、「直接」が最も多く、SNSでの投稿は23.1%

「友人や同僚、親族など、両親以外の結婚報告はどのようにしましたか(複数回答)」と質問したところ、「直接報告した(62.8%)」が最も多く、「メールやLINEなどで報告した(57.4%)」、「SNSに投稿することで報告した(23.1%)」という結果になりました。
手紙や結婚報告ハガキ、年賀状などでの報告は13.8%と、メールやSNSを下回る結果となりました。

調査概要


表題:「ナシ婚」に関する実態調査
調査主体:ウエディングパーク
調査方法:インターネット調査
調査期間:2018年9月6日(木)~9月7日(金)
有効回答:2017年以降に結婚し、結婚式を挙げていない20代~30代の女性618人

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