オトナの勉強実態調査(20~59歳の就労者対象) 

2019年02月20日

ディップは、サイコロLab.において就労者を対象に行なった「オトナの勉強実態調査」を公開いたしました。調査対象は、20~59歳の就労者301名。

調査結果サマリー


 内閣府が2017年9月より行なっている「人生100年時代構想会議」では、重点テーマの一つとして、就労者が何歳になっても必要な能力・スキルを身につけられるように「リカレント教育」の機会拡充を掲げています。就労者の「学び」に大きな注目が集まっていることから、この度ディップのサイコロLab.にて「オトナの勉強実態調査」を実施いたしました。
 調査結果からは、普段の学習時間ゼロの就労者は全体の3割に及び、雇用形態・役職別では、「課長職以上」の64%が「1時間以上」確保しており、他の役職と比べて最も多いことが明らかになりました。また、「会社の捉え方」と学習時間の関係では、「会社風土は変化していくもの」と思っている人は、「会社風土は変化しないもの」と思っている人よりも学習時間を多く確保している傾向が見られました。

調査結果


◆オトナは1日どれくらい勉強しているの?:就労者の学習時間調査

全く勉強していない「0分」は全体の31%、役職別では「課長職以上」の64%が1時間以上確保している
 20~59歳の就労者301名(女性93名、男性208名)を対象に、普段の業務時間外における情報収集や学習に使う時間を尋ねたところ、「0分」約31%が最も多く、次いで「30分程度」約29%、「1時間程度」約20%と続く結果となり、全体の約3割が勉強時間を確保できていないことがわかりました。
 さらに、雇用形態・役職別で学習時間をみたところ、1時間以上の学習時間を確保している割合が最も高いのは「課長職以上」64%となり、次いで「係長職以上」44%と、「一般社員」よりも高い割合となりました。

◆“会社の風土は変化する“と思えば勉強する?:会社観と学習時間の関係

「会社風土は変化するもの」と思っている人がより長い学習時間を確保している
 続いて、「会社」をどのように捉えているかを学習時間との関係で調査しました。「会社風土は変化しないもの」と思っているグループよりも、「会社風土は変化していくもの」と思っているグループがより学習時間を確保していることがわかりました。

調査概要


■調査対象:20~59歳の就労者301名(インターネット調査)
■回答基準:「会社の捉え方」は、 「その会社らしさは根本的なものなので、従業員が大きく変えることはできない」「従業員が働きかけても、会社の風土を変えることはできない」等の会社の可変性についての質問全8項目を「1.まったくそう思わない」〜「6.非常にそう思う」の6件法で尋ね、全項目の平均値を「会社の捉え方スコア」として用いた。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ディップ]
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