住宅内の非居室空間と寒さに関する実態調査(一戸建て住宅に住む首都圏在住女性対象) 

2019年02月18日

ダイキン工業は、首都圏在住の女性200人を対象に、住宅内の非居室空間と寒さに関する実態調査を行いました。

調査結果トピックス


(1) 女性の約6~7割が住宅内の非居室空間で「寒さ」を感じている
  「寒さ」を感じている主な非居室空間:洗面室・脱衣室、廊下、玄関、トイレ

(2) 非居室空間で寒さを感じているものの暖房器具はほぼ使われていない

(3) 非居室空間で暖房を使わない理由は「暖房器具が設置されていない」(45.9%)、「寒くても我慢できる」(37.8%)、「必要性を感じていない」(35.7%)

(4) 非居室空間で使っている暖房器具に約3割(33.1%)が「満足していない」

調査結果


Q:冬場に家の中で寒さを感じる空間・場所はありますか。

冬場に住宅内で、寒さを感じる空間・場所があるかについて聞いたところ、最も多かったのは「洗面室・脱衣室」(71.0%)で、続いて「廊下」(70.0%)、「玄関」(67.5%)、「トイレ」(59.5%)が続きます(図1)。これら上位はいずれも非居室空間で、住宅内でも約6~7割の女性が「寒さ」を感じているようです。また、寝室でも3人に1人(33.0%)が寒さを感じており、非居室空間だけでなく、寝室のような居室空間においても「低温」の状態にいる女性が多いことが分かります。

空間・場所別に暖房器具の使用率を聞いたところ、「キッチン」「洗面室・脱衣室」以外の非居室空間ではほとんど暖房器具が使われていませんでした(図2)。なお「キッチン」における暖房器具使用率が高くなっているのは、LDK空間でのエアコン使用が含まれていることが影響しているものと考えられます。

Q:いずれかの「非居室空間」で「暖房器具は使っていない」と答えた場所・空間がある方にお聞きします。
あなたが「非居室空間」で暖房器具を使わないのはなぜですか。


いずれかの「非居室空間」で「暖房器具は使っていない」と答えた場所・空間がある方に、暖房器具を使っていない理由を聞いたところ、最も多かったのは「その空間・場所に暖房器具が設置されていないから」(45.9%)で、続いて「寒くても我慢できるから」(37.8%)、「必要性を感じていないから」(35.7%)が続きます(図3)。主な非居室空間で寒さを感じている人が6~7割も存在しているにもかかわらず、暖房器具は設置せず、我慢できると考えてしまう人が4~5割存在するという背景には、我慢は美徳であり、寒さは体を強くするという私たち日本人が持っている価値観が影響しているのかもしれません。

いずれかの非居室空間で「暖房器具を使っている」と答えた場所・空間がある方に、非居室空間で使っている暖房器具に対する満足度を聞いたところ約3割(33.1%)の人が「満足していない」(「全く満足していない」と「あまり満足していない」の合計)と回答しました(図4・上)。不満足の理由としては「すぐに暖かくならない」、「スペースをとって邪魔」、「暖房の効果が弱い」といった声が上位に上がっています(図4・下)。非居室空間における「温度差」、「寒さ」対策としては、性能と設置性を両立した暖房器具が求められているといえそうです。

調査概要


■表題:住宅内の非居室空間と「寒さ」に関する実態調査
■調査主体:ダイキン工業株式会社
■調査実施:株式会社マクロミル
■調査方法:アンケート調査(インターネット調査による)
■調査期間:2018 年 12 月 4 日(火)~12 月 5 日(水)
■調査対象:一戸建て住宅に住む首都圏(東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県)在住女性 200 名
■対象内訳:20 歳代:50 名/30 歳代 50 名/40 歳代:50 名/50 歳代:50 名

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[ダイキン工業]
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