「オタクの恋愛」に関する調査(めちゃコミック会員対象) 

2019年03月06日

アムタスが提供する電子コミック配信サービス「めちゃコミック(めちゃコミ)」では会員を対象に、「オタクの恋愛」に関するアンケートを行いました。

調査サマリー


  • 20代の半数以上がオタク!意外と多いオタク同士のカップルは43%!
  • 趣味は自由!パートナーがオタクでも「気にしない」と答えた人は71%
  • オタクの約20%が「パートナーもオタクがいい」!
  • パートナーにしたいオタクのジャンル第一位は「漫画」!「一緒に楽しめる」「面白いものを教えてほしい」

調査結果


1.20代の半数以上がオタク!意外と多いオタク同士のカップルは43%!

あなたには何か夢中になれるもの、のめり込んでしまうものはありますか?そして、もし自分のパートナーがオタクだったらどう思いますか?今回、めちゃコミックは「オタクの恋愛」について調査しました。

自分がオタクだと自覚しているのは45%。半数近くの方が自分は何らかのオタクであると回答しました。ちなみに、~20代は56%、30代は46%、40代は39%、50代以降は38%と、若い人ほどオタクの人は多いようです。

また、何についてのオタクなのかも調査してみました。調査媒体の都合上、やはり「漫画」がトップに躍り出るのを除くと、次いで「アニメ」「アイドル」のオタクが多いようでした。また、「その他」も多くの票を獲得していることから、趣味は多岐にわたるものだと推測されます。

次に、付き合った人がオタクだったことがあるか聞いてみると、28%の方が経験有りと回答しました。そしてさらに、オタクはオタクでない人(=非オタク)に比べて、パートナーがオタクである確率が高いという結果になりました。「自分もオタクだから話を共有出来る」(女性/17歳/学生)、「自分もオタクだし、何か熱中できるものがあるって素敵なことだと思う」(女性/27歳/フリーター)など、自分がオタクである分、相手に偏見を持たずいられるのかもしれません。

2.趣味は自由!パートナーがオタクでも「気にしない」と答えた人は71%

もし、パートナーに何か熱中している趣味があることを知らずにお付き合いや結婚生活が始まったら、それを知った際に動揺するかもしれません。パートナーがオタクだった場合、どのように感じることが多いのでしょうか?

「気にならない」と答えたのが71%。「あまりいい気はしない」「嫌だ」と不快感を示したのは30%以下にとどまりました。

オタク・非オタクで見てみると、オタクの方は「気にならない」と回答したのが90%近くに上ったのに対し、非オタクの方は「あまりいい気はしない」「嫌だ」と回答したのが半数近く。非オタクの人は、オタクの人に対してあまりいい感情を抱いてないのかもしれません。

では、上記のように答えた理由も見てみましょう。

まずは「気にならない」と答えた方々の意見をご紹介します。

●自分もオタクだから
「何かに熱中する気持ち、喜びはよくわかるから」(男性/30歳/会社員)
「話を共有出来るから」(女性/17歳/学生)

●趣味は個人の自由だから
「好きな事を勝手に楽しんでいるなら何でもいい。強要されるのは嫌。趣味が合えば共有したい」(女性/28歳/会社員)

●好きなものがあるのはいいこと
「何か夢中になれるものがあることは素敵だと思うから」(女性/23歳/専業主婦)

●好きな人の一部分にすぎないから
「オタクの部分も含めて好きだから」(女性/53歳/会社員)
「好きになった人がたまたまオタクだっただけ」(女性/50歳/会社員)

●お互いに尊重し合いたいから
「相手の趣味にとやかく口出す権利はないと思うから」(女性/27歳/パート)
「趣味嗜好はお互いに尊重し合うのが人としてのマナー」(女性/28歳/その他)

●程度や節度が守れていれば問題ないから
「日常生活や家庭生活に支障が出ない範囲なら問題ないから。借金したり収入に見合わないはまり方をしたりする人はダメです」(女性/48歳/自営業)

次に、「あまりいい気はしない」「嫌だ」とネガティブな回答をした方々の意見をご紹介します。

●浪費が激しそう
「あまりにお金をつぎ込んだりすると、生活が心配だから」(女性/29歳/公務員)
「金銭感覚がおかしいイメージがあるので」(女性/35歳/パート)

●時間の浪費が激しそう
「相手のゲーム時間に合わせて食事をしないといけなかったり、イベントを手伝わされたりと迷惑。人のスマホにまでインストールするわ、ゲームのためにタブレットまで購入するわ、合計3台で毎日仕事から帰ってくるとゲーム三昧」(女性/43歳/パート)

●自分との時間を疎かにされそう
「趣味に夢中で相手にしてもらえない気がするから」(女性/27歳/会社員)
「2人の時間が削られるから」(女性/44歳/会社員)

●対人関係が狭そうだから
「社交的な人が好きだから」(女性/26歳/会社員)
「お金や時間や人間関係において、第一優先が趣味になるのは嫌。広い価値観を持っていてほしい」(女性/48歳/会社員)

●周りの目が気になるから
「一緒に出かける時に人目がきになるから」(女性/32歳/会社員)
「恥ずかしいから人に知られたくない」(女性/40歳/会社員)

3.オタクの約20%が「パートナーもオタクがいい」!

パートナーにするのは、あえてオタクがいいのかどうかも聞いてみました。するとオタクの方は「はい」「どちらでもよい」が90%以上を占める中、非オタクの方は「いいえ」と強い意志を持って回答した方が40%近くに上りました。

「はい」と答えた方に、その理由を聞いてみました。すると、「趣味を隠さなくていい」がトップに。やはり世間では一定数「オタク=気持ち悪い」という認識を持つ人がいるため、公の場では趣味を口にできない人が多いようです。

次に、「いいえ」と答えた方にその理由を聞いてみました。すると「趣味へ使うお金が膨大」「違うものが好きな場合、時間やお金の使い方に疑問を感じる」が上位になりました。「自分の興味のないものにのめり込んでいる時間があること、そのような支出があることにあまり理解を示せない」(女性/37歳/会社員)など、相手の趣味に共感できない場合、それらに使う時間やお金が浪費であると捉えてしまう人もいるようです。

4.パートナーにしたいオタクのジャンル第一位は「漫画」!「一緒に楽しめる」「面白いものを教えてほしい」

現在のパートナーはオタクかどうかという質問には、オタクの方は31%の方が「はい」と回答しました。

パートナーがオタクだった場合、「オタクでもどんなジャンルかによる」(女性/40歳/専業主婦)など、ハマっている対象による、という回答が目立ちました。それでは、パートナーにしたいオタクのジャンルは一体何でしょうか?

漫画、音楽、グルメがトップになりました。
「一緒に趣味を楽しむことができるから」(女性/24歳/パート)
「お互い洋楽が好きで一緒にライブや海外に行けたのでなんの問題もなかった。」(女性/45歳/自営業)
「映画やグルメなど一緒に楽しめるものなら良いです」(女性/34歳/専業主婦)

一緒に楽しめることが理由に挙げられているようです。

次に、パートナーにしたくないオタクのジャンルについても聞いてみました。すると、アイドル、アニメ、鉄道がトップになりました。

「今のパートナーがご当地アイドルのものすごいオタクで、度が過ぎてるから。ロリコンで、性的な目で見ているから嫌だ」(女性/39歳/専業主婦)
「私とそのアイドルを比べてディスってくるから。アイドルと私を比べる意味が分かりません。こちらは比べたりしないのに」(女性/31歳/パート)
「アイドル系オタクは理想とする女の子像が明確なイメージ。絶対比べるだろうからイライラしそう」(女性/35歳/パート)

もちろんすべてのオタクがそうではないのでしょうが、対象が現実に存在している分、パートナーと比較してしまったり、比較されていると感じてしまうことがある様子。

「美少女系の漫画やアニメとかアイドルのCDとかを大量に買うような方だと引いてしまうかも」(女性/31歳/専業主婦)
「フィギュアを集められるのは嫌だ。イチャイチャしてる時に萌え系のフィギュアが見えたら萎えてしまう」(女性/21歳/専業主婦)

また、男性オタクだった場合、美少女の登場するコンテンツにハマっている人に対しては、あまり評判が良くないようです。

【めちゃコミック調べ】

調査概要


・調査時期 :2018年12月13日(木)~2018年12月14日(金)
・調査方法 :インターネット調査
・調査人数 :1,677名(女性:1,554名 男性:123名)
・調査対象 :めちゃコミック会員

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