世界40カ国、主要検索エンジンシェア【PC、モバイル】 

2019年03月19日

アウンコンサルティングでは、2012年11月より世界40カ国を対象に検索エンジンシェアの推移を調査しています。この度、2019年2月時点の各国・地域におけるPCとモバイルの主要検索エンジンシェアを調査いたしました。※世界40カ国には国と地域を含みます。

 検索エンジンシェアにおいては、世界的にGoogleが引き続きトップシェアを占めており、モバイルでは40カ国中36カ国において90%を上回っております。今回も前回調査(参考:2018年4月25日世界40カ国、主要検索エンジンシェア【PC、モバイル】)に引き続き、各国の検索エンジンシェアに加え、特定の国に特化した検索エンジンのシェア率の変化について調査いたしました。

調査結果


■中国のBaiduシェア回復、ロシアのYANDEX RUがモバイルでGoogleに追いつく

 中国は【Baidu】の他にも【360Search(Haosou)】や【Shenma】など、独自の検索エンジンが存在します。そのような中、PCにおいては2015年から【360Search(Haosou)】が、モバイルにおいては2018年から【Shenma】がシェアを徐々に伸ばしてきました。前回の調査で【Baidu】は、PC・モバイルともに、シェアが低下していたものの、今回の調査では、それを巻き返すようにシェアを伸ばしました。

 ロシアにおいては、独自の検索エンジン【YANDEX RU】が2017年にPCで【Google】を抑え、シェアトップとなったのに続き、今回の調査でモバイルにおいてもGoogleのシェアに迫る結果となりました。
また、低い数値ではありますが、前回調査でPCのシェア2位だったベトナムの【CocCoc】が、今回の調査でモバイルでも2位にランクインしました。
 世界的に【Google】のシェアが高い状況に変わりはありませんが、中国の【Baidu】やロシアの【YANDEX RU】のように、その国にローカライズしてシェアを伸ばしている検索エンジンもあります。

Webプロモーションを行う際は【Google】などの主要検索エンジンのみならず、第二の検索エンジンの動向にも注意して行くことが必要となります。
 ※言葉の定義として、検索エンジンとは検索システムを提供する会社、ブランドを指します。具体例を挙げると、日本では最も人気のあるポータルサイトの一つ「Yahoo! JAPAN」は、検索エンジンとしては「Google」という扱いとなり、同様の理由から「Yahoo!台湾」や「Yahoo!香港」は Bing となります。

『アウンコンサルティング調べ』

調査概要


・世界40カ国、主要検索エンジンシェア【PC、モバイル】
・対象国: OECD加盟主要国を中心に当社にて抽出
・インターネット人口参考: Internet Live Stats
・検索エンジンシェアデータ参考: StatCounter
・調査日:2019年2月25日 ~ 2019年3月7日
・調査対象時期:2015年1月 ~ 2019年1月

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[アウンコンサルティング]
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