働き方についての調査(20歳~59歳の男女会社員対象)
2019年03月28日ベンチャーバンクが運営する健康経営支援サービス「MOMENTUM(モメンタム)」は、働き方改革に向けた企業の実施施策が従業員満足度に繋がっているかどうかを明確にするため、一都三県に在住の20歳~59歳の男女会社員10,219名を対象に、インターネットによる「働き方についての調査」を実施いたしました。
その結果、働き方改革の主な施策の一つである「テレワークやフレックスによる柔軟な勤務形態」を今必要だ、欲しいと考える会社員は、わずか2.9%と非常に少ないことが判明しました。
会社員が今最も重要だと考える「理想の働き方」は「心身の健康」が担保される働き方であることがわかりました。
調査サマリー
- 理想的な働き方で重要なもの(複数選択可)として「テレワークやフレックスなど柔軟な勤務形態」を選択した会社員は32.3%で、全11項目中最下位。1位は「心身の健康」で71.7%
- 理想的な働き方で最も重要なものとして「テレワークやフレックスなど柔軟な勤務形態」を選択した会社員は、わずか2.3%。1位は「心身の健康」
- 会社員が今欲しいものの1位は十分な報酬で32.5%、2位は心身の健康で16.3%、3位は自由に使える時間で12.7%
- しかしながら、「テレワークやフレックスなど柔軟な勤務形態」を欲しいと考える会社員はわずか2.9%
調査結果
■理想的な働き方で重要なもの(複数選択可)として「テレワークやフレックスなど柔軟な勤務形態」を選択した会社員は32.3%で、全11項目中最下位・1位は「心身の健康」で71.7%
理想的な働き方をするために重要なものの第1位は「心身の健康」で71.7%、2位は「十分な報酬」で71.3%、3位は「職場での良好な人間関係」で68.3%でした。一方、「テレワークやフレックスなど柔軟な勤務形態」を重要だと考える会社員は32.3%で、全11項目中最下位となりました。
■理想的な働き方で最も重要なものとして「テレワークやフレックスなど柔軟な勤務形態」を選択した会社員は、わずか2.3%。第1位は「心身の健康」で23.9%
次に、単一選択となる「理想的な働き方で最も重要なもの」についても調査しました。結果は複数選択の場合と同じく、1位が「心身の健康」で23.9%、2位が「十分な報酬」で19.0%、3位が「職場での良好な人間関係」で15.2%でした。「テレワークやフレックスなど柔軟な勤務形態」に関してはわずか2.3%でした。
■会社員が今欲しいものの1位は十分な報酬で32.5%、2位は心身の健康で16.3%、3位は自由に使える時間で12.7%
「テレワークやフレックスなど柔軟な勤務形態」を欲しいと考える会社員はわずか2.9%
続いて、仕事に限定しないで、今欲しいものが何かを質問しました。こちらの全体平均の1位は「十分な報酬」で32.5%となりました。業界別でも差はほとんどありませんでした。この質問においても、「テレワークやフレックスなど柔軟な勤務形態」を選択したのは、全体平均で2.9%となり、業界別でも差はほとんどありませんでした。その中でも金融業界に勤務している会社員の方が、もっとも報酬への希望が少なく(28.5%)、「テレワークやフレックスなど柔軟な勤務形態」への希望が多い(4.7%)のが特徴的でした。
「ベンチャーバンク・MOMENTUM調べ」
調査概要
調査方法:Webアンケ―ト調査
調査対象:一都三県在住の20歳~59歳の男女会社員
調査期間:2019年2月22日~2月27日
有効回答数:10,219名