現役大学生・院生対象　「飲酒」に関するアンケート調査 

トモノカイは現役大学生・院生を対象に「飲酒」に関するアンケート調査を行なった。

＜約６割の学生が「未成年飲酒の経験あり」と回答＞
回答者の約6割が「未成年飲酒の経験あり」と回答した。また、323人中248人が、「飲酒事故は年齢制限の問題ではなく、モラルや飲み方の問題である」と言った見解を示した。イッキ飲みに関しては、回答者の約半数が「イッキ飲みをする場面に出くわしたことがある」「イッキ飲みをさせたことがある」と回答した。具体的な意見としては、「現行の法律（未成年の飲酒禁止）は大学入学と共に飲酒をする実態に沿っておらず、かえって“適度なお酒との付き合い方”といったアルコールのモラルに関する教育・情報発信の妨げになっている（東京大学/男性）」「実態にそぐわない現行の法律は、急性アルコール中毒などの際に救急車を呼びにくいといった弊害を生んでいる。飲酒を許可する年齢を、実態に沿った18歳に引き下げたうえで、アルコールハラスメントに関する教育を徹底すべきである。（一橋大学/男性）」「イッキ飲みの危険性に対する認知度があまりにも低い。各大学等で徹底して注意を呼びかけるべき。（東京大学/男性）」などが寄せられた。現行の法律や、日本・各大学のアルコールモラル教育に、問題を感じている学生が多いようだ。

≪未成年でお酒を飲んだことがありますか？≫
ある　61%
ない　39%

≪どのような場面で未成年飲酒をしましたか？（複数回答可）≫
大学のサークル・クラスコンパ　157名
未成年では飲んだことはない　125名
中学・高校の友人と　92名
親・親族に薦められて自宅等　80名
教授・講師もいるゼミの懇親会　20名

≪未成年の飲酒に対しどのように思いますか？（複数回答可）≫
年齢より飲み方の問題の方が大きい　248名
法律違反なので問題である　111名
実態と合っていない法律に問題がある　76名
コミュニケーション等の点から飲酒はメリットが大きい　70名
弊害しかない　36名
親・教授世代も飲んでいるため、禁止されるのは違和感がある　32名
その他　19名


≪イッキ飲みをしたことがありますか？（複数回答可）≫
そういう場に出くわしたことがない　196名
雰囲気上やむをえず　79名
自ら進んで　37名
頑なに断った　33名
無理やり飲まされた　12名
その他　3名

≪イッキ飲みを強要・もしくは薦めたことがありますか？（複数回答可）≫
一切ない　268名
場を盛り上げるため　42名
サークルの伝統なので　21名
先輩に薦められて　10名
その他　6名


【調査概要】
調査会社：株式会社 トモノカイ
調査方法：WEBアンケ―ト
調査対象：t-newsに登録する現役大学生・院生
有効回答数：323人
調査日時：2013年4月20日～4月21日

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