ソーシャルメディアに関する ニールセン グローバルオンライン調査 

2012年12月03日
ニールセンは、「ソーシャルメディアに関する ニールセン グローバルオンライン調査」の結果を発表。今回は、調査実施国56カ国のうち、中国、インド、イギリス、アメリカの4カ国を選び、比較しました。

■ソーシャルメディアでの活動内容と使用頻度

どの国も共通して、友人やビジネス関係の人との交流などに一番時間を割いているようです。4カ国で比べると、中国は4カ国の中で最もソーシャルメディアの利用頻度が高く、また、活動も多岐にわたることが分かりました。インドは中国に続く高い頻度ですが、唯一、「異性との交流」については、“使用しない”と答えた人が44%に上るなど、まだあまり浸透していないようです。イギリス、アメリカは中国、インドに比べていずれの活動頻度も低めになっています。

■多様化するアクセス経路---タブレットからのアクセスも多い中国

ソーシャルメディアへのアクセスは、いまやパソコンからだけではありません。4カ国とも、パソコンだけではなく、携帯電話からのアクセスも無視できない割合となっています。中国では、タブレットからのアクセスも40%と高い数値を示しています。

■話しあう内容は、中国は「モノ」(有形)、イギリス、アメリカ「コト」(無形)の傾向

ソーシャルメディアでは、どんな内容を話し、共有しているのでしょうか。中国では「電子製品(テレビ、AV機器、電話など)」や「電化製品(冷蔵庫、電子レンジなど)」など、モノについて語っている傾向が他3カ国に比べて高いですが、イギリス、アメリカはいずれも「レストラン」「エンターテインメント」など、コトについて語ることのほうが多いようです。インドはモノ、コト共に比較的バランスよく話をしています。

■購買への影響力

今後1年でソーシャルメディアの口コミを参考に製品・サービスを購入する可能性について聞いたところ、どの国でも自分たちが頻繁に話題にしている内容については、購入に影響を受ける割合が高くなっています。

■ながら利用--- インド、アメリカでのソーシャルメディアとテレビの同時利用率は5割超

テレビを見ながらソーシャルメディアを利用するか聞いたところ、インド、アメリカでは半数以上(インド:58%、アメリカ:52%)の人が“テレビを見ながら利用する”と答えました。イギリスは少し低め(38%)ですが、それでも3人に1人以上はソーシャルメディアとテレビ視聴を同時にしていることになります。

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[ニールセン]
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