マンション分譲会社上位50社の経営実態調査 

2013年08月27日
帝国データバンクは、マンション分譲を主業とする年商上位50社(上場・未上場)の2007年度から2012年度の売上高、営業損益、棚卸資産、有利子負債について比較・分析を行った。調査対象とした「マンション分譲会社」は、売上高のうち、マンションの分譲が最大の比率を占める不動産販売会社。

【調査結果】
■50社の売上高合計は、2008年度から2011年度までは前年度比減少で推移したが、2012年度は前年度比9.4%増と増加に転じた。50社のうち、7割強の36社で2012年度の売上高が前年度比増加となるなどマンション販売の回復がうかがえる

■48社の営業損益合計は、リーマン・ショック後の2008年度に大きく落ち込んだが、2009年度以降は回復傾向にある

■45社の棚卸資産合計は、2008年度以降、2011年度まで減少が続いたが、2012年度は前年度を上回り、減少に歯止めがかかった

■46社の有利子負債合計は、2009年度以降減少が続いている。一方、有利子負債が前年度比増加となった企業数は、2010年度以降増加している

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[帝国データバンク]
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