「外資系企業で働くメリット・デメリット」についての調査 

2013年10月25日
エン・ジャパンが運営する『[en]転職コンサルタント』上で、サイト利用者2,900名を対象に「外資系企業で働くメリット・デメリット」についてアンケート調査を行なった。
 
【調査結果要約】

 「UP or OUT」(昇格もしくは退職)。コンサルタント業界では業界用語として使われますが、今回のアンケートでもこの表現を使われた方が、少なからずいらっしゃいました。実際に外資系で働いたことのある方に聞いた、外資系で働くメリットの第1位は「給与水準が高い」。転職で外資系企業を志望した理由の1位も「給与水準が高い」でした。
 デメリットの第1位は「人の入れ替わりが激しい」、第2位は「日本撤退の可能性がある」で、人だけでなく、拠点ごと“OUT”してしまうことの指摘も多くありました。
 
【調査結果概要】

1:外資系企業で働く良さは、30代以降は「給与水準が高い」が1位。20代の1位は「語学力が活かせる」 。

 外資系企業で勤務経験のある人に外資系企業で働くことの良さを聞いたところ、全体の第1位は「給与水準が高い」、第2位は「年齢・性別による待遇などの差がない」、第3位は「自分のやり方で仕事を進められる」となりました。ダイバーシティや権限移譲が進んだ環境、成果に対する待遇が、働く人に評価されていることがわかります。

2:外資系企業で働くことの不安は、30代以降は「人の入れ替わりが激しい」が第1位。20代の第1位は「日本撤退の可能性がある」。

 次に、外資系企業で働くことの問題・不安を聞いたところ、全体の第1位は「人の入れ替わりが激しい」、第2位は「日本撤退の可能性がある」、第3位は「事業の方向性が変わりやすい」となり、グローバルな環境は想定外変化の大きな環境であることを示すような結果となりました。

3:外資系企業を転職先に選んだ理由1位は、各年代とも「給与水準が高い」。

 外資系企業を転職先に選んだ人に理由を聞いたところ、20代から60代まで、どの年代でも「給与水準が高い」が第1位に、第2位は「自分の専門の仕事に専念できる」となりました。いわゆる総合職が多い日本企業とは異なる働き方を志向する傾向がうかがえました。


【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:「[en]転職コンサルタント」利用者 2,900名
調査期間: 2013年8月30日~2013年9月30日

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[エン・ジャパン]
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