「転職すべき人・現職にとどまるべき人」実態調査(転職コンサルタント対象) 

2019年09月05日

エン・ジャパンが運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』上で、サイトを利用している転職コンサルタントを対象に「転職すべき人・現職にとどまるべき人」についてアンケートを行ない、132名から回答を得ました。

調査結果概要


  • 転職コンサルタントの50%が「面談した3人に1人は現職にとどまるべき」と回答。
  • 現職にとどまるべき理由、「本人の希望と市場価値のギャップ」。転職すべき理由、「今後やりたいことと転職理由の整合性」。
  • 転職成功者が転職で叶えたこと、トップ3は「年収アップ」「仕事を通じた成長」「仕事を通じた達成感」。
  • 転職の是非を見極める方法、「課題を整理し、解決方法の検討」が有効的。

調査結果詳細


1:転職コンサルタントの50%が「面談した3人に1人は現職にとどまるべき」と回答。

転職支援のプロである転職コンサルタントに「面談を行なった方のうち、転職せずに現職にとどまるべきと思う方は何割ほどですか」と質問したところ、50%が「3割以上」と回答しました。2017年の同調査と比較すると、6ポイントアップしました。

2:現職にとどまるべき理由、「本人の希望と市場価値のギャップ」。転職すべき理由、「今後やりたいことと転職理由の整合性」。

現職にとどまるべき理由を伺ったところ、第1位は「本人の希望と、転職市場での市場価値にギャップがある」(77%)、第2位は「転職回数が多く、これ以上の転職には大きなリスクが伴う」(39%)、第3位は「キャリアップできない理由が会社にあると思っている」(34%)でした。

転職すべき理由も伺ったところ、第1位は「今後やりたいことと、転職理由に整合性がある」(59%)、第2位は同率で「現職企業に将来性がない」(53%)、「現職企業では、本人の希望が絶対に叶わない」(53%)でした。

3:転職成功者が転職で叶えたこと、トップ3は「年収アップ」「仕事を通じた成長」「仕事を通じた達成感」。

転職成功者が転職で叶えたことを伺ったところ、トップ3は「年収アップ」(62%)、「仕事を通じた成長」(48%)、「仕事を通じた達成感」(43%)でした。2017年の同調査と比較すると、「年収アップ」は10ポイントアップ(2019年:62%、2017年:52%)、「仕事を通じた成長」は9ポイントダウン(同:48%、57%)し、順位に変動がありました。もっともポイント差があったのは、「残業時間の短縮」(同:40%、26%)と「休日休暇の増加」(同:35%、21%)でした。

4:転職の是非を見極める方法、「課題を整理し、解決方法の検討」が有効的。

自身で転職の是非を見極める方法を伺ったところ、トップ3は「解決したい課題を整理し、解決方法を検討する」(59%)、「キャリアの棚卸しを行い、キャリアプランを見直す」(46%)、「コンサルタントにキャリア相談を持ちかける」(43%)でした。転職活動を始める前に、まずは自分の頭の中を整理したり、誰かに相談して方針を固めることが有効のようです。

調査概要


■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『ミドルの転職』を利用する転職コンサルタント
■有効回答数:132名
■調査期間: 2019年8月20日 ~ 8月26日

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[エン・ジャパン]
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